a 長文 10.1週 u
 1十二月(じゅうにがつ)三日(みっか)、大(だい)事件(じけん)が起き(お )ました。ぼくの下(した)の前歯(まえば)が抜け(ぬ )たのです。友達(ともだち)はみんな抜け(ぬ )ていたのに、ぼくだけ、まだ一本(ぽん)も抜け(ぬ )ていませんでした。 
 その歯(は)は、前(まえ)から少し(すこ )ぐらぐらしていました。2歯(は)が抜ける(ぬ  )前(まえ)の日(ひ)から、走っ(はし )た震動(しんどう)でぐらぐらしてしまうぐらい揺れ(ゆ )ていました。だから、ぼくだけ、朝(あさ)ごはんをおかゆにしてもらいました。おかゆはあまり食べ(た )た気(き)がしません。ぼくは何杯(なんばい)も食べ(た )ました。
 3朝(あさ)ごはんはなんとか食べ(た )られたけれど、心配(しんぱい)なのは給食(きゅうしょく)です。その日(ひ)の献立(こんだて)はきびなごフライでした。まるで歯医者(はいしゃ)さんに行っ(い )たときみたいに大きな(おお  )口(くち)を開(あ)け、慎重(しんちょう)に口(くち)に入れ(い )ました。そんなに気(き)をつけて食べ(た )たのに、ぐらぐらの歯(は)にがつんと当たっ(あ  )てしまいました。4とても痛かっ(いた  )たです。ぼくは、おなかがぺこぺこでしたが、それからは、もう歯(は)が気(き)になってあまり食べ(た )られませんでした。
 ぼくは、一回(かい)も給食(きゅうしょく)を残し(のこ )たことがありません。それなのに、今日(きょう)は残し(のこ )たので、友達(ともだち)が心配(しんぱい)してくれました。5大ちゃん(だい   )は、 
「自然(しぜん)に抜ける(ぬ  )まで待っ(ま )た方(ほう)がいいよ。」 
と言い(い )ました。てっちゃんは、 
「ぼくは、お兄ちゃん(にい   )とケンカしてたら腕(うで)がぶつかって抜け(ぬ )たよ。」 
と言い(い )ました。その話(はなし)を聞い(き )ていた女の子(おんな こ)たちも、自分(じぶん)が抜け(ぬ )たときのことを教え(おし )てくれました。6歯医者(はいしゃ)さんで抜い(ぬ )てもらった子(こ)もいました。ぼくがいちばんうらやましいなと思っ(おも )たのは、朝(あさ)起き(お )たら抜け(ぬ )ていたという話(はなし)です。どうしてかというと、寝(ね)ている間(あいだ)だったら痛く(いた )てもきっと気がつか(き   )ないなと思う(おも )からです。
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 7給食(きゅうしょく)のあとの掃除(そうじ)の時間(じかん)も、帰り(かえ )の会(かい)のときも、ぼくはいつもの元気(げんき)が出(で)ませんでした。きっと給食(きゅうしょく)を食べ(た )られなかったからだなあと思い(おも )ました。帰り(かえ )に大ちゃん(だい   )が 
「今日(きょう)、遊べる(あそ  )?」 
と声(こえ)をかけてきたけど、断っ(ことわ )てとぼとぼと家(いえ)に帰り(かえ )ました。 
 8家(いえ)に着く(つ )とお母さん( かあ  )が、 
「うわー、これぬいてあげようか。」 
と、ぼくの歯(は)を指(ゆび)でぐらぐら揺らし(ゆ  )ました。ぼくは、思わず(おも  )逃げ(に )たくなりました。
 晩(ばん)ご飯( はん)も、歯(は)が痛く(いた )て食べ(た )られませんでした。9思い切っ(おも き )て抜い(ぬ )てしまおうとも思っ(おも )たけれど、結局(けっきょく)そのままにしてお布団(ふとん)に入り(はい )ました。明日(あした)の朝(あさ)、起き(お )たら抜け(ぬ )ていたらいいなあと考え(かんが )ながら寝(ね)ました。 
 次(つぎ)の朝(あさ)、目(め)が覚める(さ  )と、なんと、枕(まくら)のとなりに歯(は)が落ち(お )ていました。
0「やったあ、抜け(ぬ )たよう!」 
ぼくはお母さん( かあ  )のところへ走り(はし )ました。思っ(おも )たとおり、寝(ね)ているときに抜け(ぬ )たので嬉しく(うれ  )てたまりません。痛く(いた )なかったので本当に(ほんとう )よかったです。

(言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい) ω)
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a 長文 10.2週 u
 急い(いそ )で食べる(た  )と、食べ物(た もの)がのどにつまり、せきこんでしまうことがあります。私(わたし)たちののどのおくは、二つの道(みち)にわかれています。ひとつは、鼻(はな)や口(くち)から入っ(はい )た空気(くうき)の通る(とお )道(みち)、もうひとつは、食べ物(た もの)の通る(とお )道(みち)です。空気(くうき)の通る(とお )道(みち)は気管(きかん)とよばれ、のどの前(まえ)の方(ほう)にあり、空気(くうき)はそこから肺(はい)へ送ら(おく )れます。食べ物(た もの)の通る(とお )道(みち)は、食道(しょくどう)と呼ば(よ )れ、後ろ(うし )のほうにあり、食べ(た )たものはそこから胃(い)に送ら(おく )れます。
 食べ物(た もの)が、のどのかべにあたると、空気(くうき)の通る(とお )道(みち)は反射(はんしゃ)的(てき)にふさがれて、食べ物(た もの)の通る(とお )道(みち)だけがあきます。まるで、手旗(てばた)信号(しんごう)で「赤(あか)上げ(あ )て。」「白(しろ)上げ(あ )て。」とやるように、「食べ物(た もの)だ。」「次(つぎ)は空気(くうき)だぞ。」と、弁(べん)を開き(ひら )ます。だから、急い(いそ )で食べる(た  )と、「赤(あか)上げ(あ )て、白(しろ)上げ(あ )て、赤(あか)上げ(あ )ないで、白(しろ)下げ(さ )ない。」などという命令(めいれい)になって、弁(べん)がまちがえてしまうことがあるのです。
 きちんとかんで、唾液(だえき)が十分(ふん)まざっている食べ物(た もの)は、食道(しょくどう)の動き(うご )によって胃(い)に送ら(おく )れます。しかし、大きい(おお  )ままのものや、よくかんでいない食べ物(た もの)は、二つの道(みち)のわかれるところにつまってしまうことがあります。歯(は)の生え(は )ていない赤ちゃん(あか   )やかむ力(ちから)の弱い(よわ )お年寄り(としよ )が、流動(りゅうどう)食(しょく)といって、水分(すいぶん)が多く(おお )柔らかい(やわ   )ものを食べる(た  )のはこのためです。
 食べ物(た もの)がのどにつまった時(とき)は、背中(せなか)をたたいてもらったり、それでも取れ(と )ない場合(ばあい)は指(ゆび)をつっこんで取っ(と )てもらったりします。空気(くうき)の通る(とお )道(みち)をあけてやるためです。いずれにしてもすばやい対処(たいしょ)が必要(ひつよう)となります。最近(さいきん)では、とっさに掃除(そうじ)機(き)を使っ(つか )て、おばあさんがのどにつまらせたおもちを吸い込ん(す こ )で取っ(と )た例(れい)もあるそうです。
 空気(くうき)と食べ物(た もの)の区別(くべつ)のように、体(からだ)が自然(しぜん)に動作(どうさ)する似(に)たような例(れい)として、イルカやクジラの鼻(はな)があります。イルカやクジラは水中(すいちゅう)に入る(はい )と、自然(しぜん)に鼻(はな)の穴(あな)が閉じる(と  )ので、水(みず)が入り(はい )ません。

 言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい)(φ)
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a 長文 10.3週 u
 1ミナちゃんは、まるくて小さな(ちい  )うえきばちにあさがおのたねをまきました。
 2うえきばちの土(つち)に、ゆびさきで五つの小さな(ちい  )あなをつくると、そのなかに一つぶずつたねをいれてそっと土(つち)をかけました。
 3おとうさんがいいました。
4「すこしだけ水(みず)をかけておきなさい。」

 5ミナちゃんが、じょうろですこしずつ水(みず)をかけると、たねまきはすっかりおわりました。
 6おとうさんが、手(て)についた土(つち)をポンポンと、おとをたてておとしながらいいました。
7「これでよし。」

 8ミナちゃんもまねをしてポンポンと、手(て)についた土(つち)をおとしながらいいました。
9「これでよし。」
 すると、ねこののぼるくんまでが、
「ニヤーッ。」
となきました。0
 
「大(おお)きいたねと小さな(ちい  )たね」東君平(ひがしくんぺい)
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a 長文 10.4週 u
 大きな(おお  )赤い(あか )ハサミを持っ(も )たアメリカザリガニは、子供(こども)たちに人気(にんき)があります。このアメリカザリガニは、名前(なまえ)のとおり元々(もともと)はアメリカで暮らす(く  )生き物(い もの)でした。昭和(しょうわ)の初め(はじ )ごろ、食用(しょくよう)ガエルだったウシガエルの餌(えさ)にするために、わざわざ海(うみ)の向こう(む  )のアメリカから買わ(か )れてきたのです。
「ウシガエルに食べ(た )られるなんてまっぴらだ。」
きっとそんな考え(かんが )をもったアメリカザリガニたちがいたのでしょう。カエルに食べ(た )られるぐらいならもう帰る(かえ )とばかりに、近く(ちか )の川(かわ)や池(いけ)に逃げ出し(に だ )、そこで子供(こども)を生み(う )、あっという間に(     ま )日本(にっぽん)中(じゅう)に広がり(ひろ  )ました。それだけ生きる(い  )力(ちから)が強い(つよ )生き物(い もの)だったのです。それもそのはず、アメリカザリガニはなんでもムシャムシャと食べ(た )てしまうし、少し(すこ )くらい汚れ(よご )た水(みず)の中(なか)でもへっちゃらなのです。もし、アメリカザリガニがグルメできれい好き(す )だったら、今ごろ(いま  )日本(にっぽん)には生息(せいそく)していなかったかもしれません。
 さて、立派(りっぱ)なハサミを持つ(も )アメリカザリガニは、他(た)の生き物(い もの)はもちろん、仲間(なかま)同士(どうし)でもよくケンカをします。そんな時(とき)に足(あし)やハサミが取れ(と )てしまうことがあります。さあ、大変(たいへん)です。でも、心配(しんぱい)はいりません。何(なん)度(ど)か脱皮(だっぴ)をしていくうちに足(あし)やハサミは元(もと)のように戻っ(もど )てしまいます。まるでしっぽを切ら(き )れたトカゲのようです。
 エビやカニの仲間(なかま)には、このように優れ(すぐ )た再生(さいせい)能力(のうりょく)を持つ(も )ものがあります。もちろん人間(にんげん)にも、ちょっとした怪我(けが)なら元(もと)のように直し(なお )てしまう力(ちから)が備わっ(そな  )ています。
 アメリカザリガニは、仲間(なかま)同士(どうし)でもケンカをしてしまいますから、たくさんつかまえたときは、全部(ぜんぶ)うちに持っ(も )て帰ら(かえ )ずに、川(かわ)へ返し(かえ )てあげましょう。

 言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい)(ω)
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a 長文 11.1週 u
 1十一月(じゅういちがつ)最後(さいご)の日曜日(にちようび)、万博(ばんぱく)公園(こうえん)でちびっこマラソン大会(たいかい)がありました。私(わたし)は、二年生(ねんせい)女子(じょし)の部(ぶ)に参加(さんか)しました。一年生(ねんせい)と二年生(ねんせい)は、一・五キロメートルを走り(はし )ます。
 万博(ばんぱく)公園(こうえん)に着い(つ )たら、すぐランニングを始め(はじ )ました。2さくらちゃんが、
「ああ、もうしんどい。いずみちゃん、まってえ。」
と、私(わたし)を呼び(よ )ました。私(わたし)も、転げる(ころ  )ように走っ(はし )て、大きな(おお  )長い(なが )橋(はし)を渡り(わた )ました。さくらちゃんの顔(かお)は、とても辛(つら)そうでした。その場(ば)で足踏み(あしぶ )をして待っ(ま )ていると、ようやく、さくらちゃんが追いつい(お   )てきました。3やっとゴールに着い(つ )たときには、まるでお風呂(ふろ)上がり(あ  )のように、体(からだ)がぽかぽか温かく(あたた  )なっていました。
 ランニングが終わる(お  )と、コーチが、
「おい、一年(ねん)、二年(ねん)こっちきて。」
といったので、小太郎(こたろう)くんと、私(わたし)と、さくらちゃんは、コーチのところに駆け寄り(か よ )ました。
4「ちょっとここを走っ(はし )てみて。」
と言わ(い )れたので、そのコースを三本(ぼん)走っ(はし )たあと、ちびっこマラソンのコースを教え(おし )てもらいました。思っ(おも )ていたより短い(みじか )ような気(き)がしました。
 一年生(ねんせい)が、最初(さいしょ)に走っ(はし )ていきました。5次(つぎ)は、自分(じぶん)たちが走る(はし )番(ばん)です。
「ようい。」
という声(こえ)が聞こえ(き  )たとき、急(きゅう)に胸(むね)がドキドキしてきました。喉(のど)もからからに渇い(かわ )てきました。
「どんっ!」
という合図(あいず)で、みんな一斉(いっせい)にバタバタと走り出し(はし だ )ました。
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 6ところが、後ろ(うし )のだれかが、いきなり私(わたし)の背中(せなか)をドーンと押し(お )てきました。その拍子(ひょうし)で、私(わたし)は、ばったりと転ん(ころ )でしまいました。私(わたし)の前(まえ)にいた子(こ)も、転び(ころ )ました。転ん(ころ )でしまった私(わたし)たちだけ取り残さ(と のこ )れ、みんなどんどん走っ(はし )ていきます。
7「くやしーい。」
と、心(こころ)の中(なか)で叫び(さけ )ながら立ちあがり(た    )、前(まえ)の子(こ)に、
「ごめんね。だいじょうぶ?」
と声(こえ)をかけました。相手(あいて)は、頷き(うなず )ました。最初(さいしょ)に押し(お )た人(ひと)が、謝ら(あやま )ないといけないのに、私(わたし)が謝っ(あやま )てしまいました。
 8押し(お )た子(こ)は知らんぷり(し    )なので腹(はら)が立ち(た )ました。頭(あたま)がカッカしたせいか、ものすごい勢い(いきお )で走っ(はし )て、十人(にん)か十二人(にん)くらい抜かし(ぬ  )ました。いつもよりずっと速い(はや )スピードだったはずです。まるで風(かぜ)のようだと思い(おも )ながら走り(はし )ました。
 9あっという間に(     ま )ゴールに着き(つ )ました。私(わたし)のタイムは、七分(ふん)三十秒(びょう)、順位(じゅんい)は、四十四位(い)でした。悔しかっ(くや   )たけれど、押さ(お )れた分(ぶん)を、少し(すこ )取り返し(と かえ )ました。もしも転ば(ころ )なかったら、今(いま)までの中(なか)で一番(いちばん)のタイムだったかもしれないなと思い(おも )ました。だから、四十四位(い)でも満足(まんぞく)でした。0

(原作(げんさく) ポメラニアン 編集(へんしゅう) 言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい))
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a 長文 11.2週 u
 画用紙(がようし)と色鉛筆(いろえんぴつ)を手渡さ(てわた )れ山(やま)の絵(え)をかくようにいわれたらほとんどの人(ひと)が緑色(みどりいろ)の山(やま)の絵(え)をかくでしょう。一面(めん)を緑色(みどりいろ)の木(き)でおおわれているのですから、たしかに山(やま)は緑色(みどりいろ)です。しかし、秋(あき)になるとまるですてきな衣装(いしょう)をまとったかのように、山(やま)は赤(あか)や黄色(きいろ)に色づい(いろ  )てきます。これを紅葉(こうよう)と言い(い )ます。紅葉(こうよう)が美しい(うつく  )ことで有名(ゆうめい)な山(やま)は、たくさんの人(ひと)でにぎわいます。紅葉狩り(もみじが )という言葉(ことば)を耳(みみ)にしたことがありませんか? 美しく(うつく  )色づい(いろ  )た木(き)や山(やま)を楽しむ(たの  )ということです。山(やま)に出かけ(で  )なくても公園(こうえん)や街路樹(がいろじゅ)の木(き)も美しく(うつく  )色づき(いろ  )ます。真っ赤(ま か)なもみじや黄色(きいろ)のいちょうなど、みなさんも見(み)たことがあるはずです。
 では、どうして秋(あき)になると木の葉(こ は)の色(いろ)が変わる(か  )のでしょう? これは冬(ふゆ)になって葉(は)を落とす(お  )ための用意(ようい)をしているからなのです。
 木(き)には、冬(ふゆ)に葉(は)の落ちる(お  )落葉樹(らくようじゅ)と冬(ふゆ)に葉(は)の落ち(お )ない常緑樹(じょうりょくじゅ)とがあります。冬(ふゆ)に葉(は)の落ちる(お  )木(き)は、夏(なつ)の日差し(ひざ )の強い(つよ )ときは光(ひかり)のエネルギーでたくさんの栄養(えいよう)を作り(つく )ます。しかし、冬(ふゆ)になって日差し(ひざ )が弱く(よわ )なると、栄養(えいよう)を作る(つく )よりも、乾燥(かんそう)や寒(さむ)さから身(み)を守る(まも )ために葉(は)を落とす(お  )のです。落葉樹(らくようじゅ)は、「冬(ふゆ)になったら、葉(は)を落とし(お  )たほうが楽(らく)よう。」と思っ(おも )ているのでしょう。
 葉(は)の緑色(みどりいろ)の部分(ぶぶん)は、光(ひかり)を栄養(えいよう)に変える(か  )ところです。落葉樹(らくようじゅ)は、葉(は)を落とす(お  )前(まえ)に、だんだんと緑色(みどりいろ)の部分(ぶぶん)を少なく(すく  )していきます。そのため、黄色(きいろ)や赤(あか)といった緑色(みどりいろ)以外(いがい)の成分(せいぶん)が顔(かお)を出し(だ )てくるのです。
 木の葉(こ は)が美しく(うつく  )変身(へんしん)するには、昼間(ひるま)の気温(きおん)と夜(よる)の気温(きおん)の差(さ)が大きい(おお  )ほうがよいそうです。また、空気(くうき)が澄ん(す )でいて葉(は)に十分(じゅうぶん)な日光(にっこう)が当たる(あ  )ことも大切(たいせつ)な条件(じょうけん)になります。

 言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい)(ω)
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a 長文 11.3週 u
 1はじめての花(はな)がさいてから、にがうりの花(はな)はつぎからつぎへとさきました。
 2ベランダには、花(はな)のみつをすいに、アシナガバチやハナアブがあつまってきました。
3「花(はな)がさいたことどうしてわかったのかな。」
 4おとうさんもミナちゃんも、うれしそうにみていました。
 5ミナちゃんのあさがおは、ゆっくりのびました。
6「でも、ほらもうこんなに大きく(おお  )なったの。」
 7ミナちゃんが、あさがおのよこにたつと、おへそのあたりまでせがのびていました。
8「もうじき、つぼみもつくだろう。よくお水(みず)もあげているようだから。」
 9おとうさんは、わすれずにお水(みず)をあげているミナちゃんをほめてくれました。0
 
 「大(おお)きいたねと小さな(ちい  )たね」東君平(ひがしくんぺい)
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a 長文 11.4週 u
 どこの水族館(すいぞくかん)でも人気(にんき)のショーといえば、イルカのショーでしょう。水(みず)の中(なか)を気持ちよ(きも  )さそうに泳い(およ )でいるイルカは、実は(じつ )魚(さかな)の仲間(なかま)ではありません。私(わたし)たち人間(にんげん)と同じ(おな )ほ乳類( にゅうるい)と呼ば(よ )れる生き物(い もの)なのです。私(わたし)たちは水(みず)の中(なか)で呼吸(こきゅう)をすることはできません。それと同じ(おな )ように、あれほど自由自在(じゆうじざい)に泳ぎ(およ )回れる(まわ  )イルカも、水(みず)の中(なか)では呼吸(こきゅう)ができません。イルカの頭(あたま)の上(うえ)には噴気孔(ふんきこう)と呼ば(よ )れる小さい(ちい  )穴(あな)が開い(ひら )ています。イルカは、私(わたし)たちの鼻(はな)の穴(あな)のように、この穴(あな)をつかって呼吸(こきゅう)をしているのです。
 イルカは、昼間(ひるま)起き(お )ているときには、一分間(いっぷんかん)におよそ六回(かい)、水(みず)から頭(あたま)を出し(だ )て呼吸(こきゅう)をします。そして、眠り(ねむ )につく夜(よる)は、昼間(ひるま)のほぼ半分(はんぶん)の二回(かい)から三回(かい)呼吸(こきゅう)をします。ですから、水面(すいめん)に近い(ちか )浅い(あさ )ところをゆっくりと泳ぎ(およ )ながら寝(ね)ているのです。
 けれども、餌(えさ)をとるために深く(ふか )もぐる必要(ひつよう)があるときなどは、十五分(ふん)くらいの間(あいだ)は息(いき)を止め(と )ていることもできます。
 生物(せいぶつ)は昔(むかし)、海(うみ)から誕生(たんじょう)しました。魚(さかな)のひれが足(あし)になり、地上(ちじょう)を歩き回る(ある まわ )生物(せいぶつ)になりました。イルカの先祖(せんぞ)も、大昔(おおむかし)は、地上(ちじょう)を歩い(ある )ていたのでしょう。それがなぜか「やっぱり海(うみ)にいるか。」と、再び(ふたた )海(うみ)に戻り(もど )、自分(じぶん)の手足(てあし)を泳ぐ(およ )のに適し(てき )たひれのような形(かたち)に変え(か )ていきました。海(うみ)に戻っ(もど )たイルカが今(いま)どんな気持ち(きも )でいるか、聞い(き )てみたい気(き)がします。

 言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい)(ω)
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a 長文 12.1週 u
 1夏休み(なつやす )に、野毛山(のげやま)動物(どうぶつ)園(えん)に行き(い )ました。桜木町(さくらぎちょう)の駅前(えきまえ)から、バスに乗り(の )ました。ずっと前(まえ)から動物(どうぶつ)園(えん)に行っ(い )てみたかったので、嬉しく(うれ  )てたまりません。どんな動物(どうぶつ)がいるのかなあ? ゴリラはいるかなあ? 本物(ほんもの)のゴリラやサルを見(み)てみたいなあ。2ぼくは、わくわくしながらバスに乗り(の )ました。
 動物(どうぶつ)園(えん)に着く(つ )と、入(い)り口(ぐち)でパンフレットをもらいました。パンフレットを見(み)てみると、ゴリラはいませんでした。ぼくは、ちょっとがっかりしました。でも、チンパンジーやマントヒヒがいます。
 3ぼくは、サルの仲間(なかま)が大好き(だいす )です。動き(うご )が人間(にんげん)のようでおもしろいからです。早く(はや )チンパンジーのところに行き(い )たかったけれど、最初(さいしょ)から順番(じゅんばん)に見(み)ていくことにしました。どうしてかというと全部(ぜんぶ)の動物(どうぶつ)を見(み)たかったからです。
 4レッサーパンダは、クーラーのついた部屋(へや)で寝(ね)ていました。ぼくの家(いえ)にはクーラーがないので、ぜいたくだなと思い(おも )ました。ライオンも、トラも、寝(ね)ていました。みんな暑く(あつ )て元気(げんき)がないのかなと思い(おも )ました。
 5ぼくがいちばんおもしろいと思っ(おも )たのは、ヨザルです。ヨザルは、赤い(あか )ライトのついた暗い(くら )部屋(へや)にいました。同じ(おな )ところを何(なん)回(かい)も何(なん)回(かい)もぐるぐる回っ(まわ )ています。時々(ときどき)木(き)の枝(えだ)に立ちどまっ(た    )て休憩(きゅうけい)し、ぼくたちの方(ほう)をじろじろと見(み)ます。6それからまた、同じ(おな )ところを何(なん)度(ど)も回り(まわ )ます。ぼくはそれに気がつい(き   )て、お母さん( かあ  )に教え(おし )ました。お母さん( かあ  )も、ヨザルを見(み)て、
「ほんとだ。ずっと同じ(おな )ことをしてるね!」
と笑いころげ(わら    )ていました。ぼくは、ヨザルが大好き(だいす )になりました。7お母さん( かあ  )も、ヨザルが気に入っ(き い )たみたいです。
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 そのあと、なかよし広場(ひろば)に行き(い )ました。モルモットやハツカネズミを手(て)の上(うえ)に乗せ(の )て遊べ(あそ )ます。ぼくは、茶色(ちゃいろ)のハツカネズミが気に入り(き い )ました。何匹(なんびき)も手(て)に乗せ(の )ました。かわいいなあと思い(おも )ました。8頭(あたま)の上(うえ)に乗せ(の )ている人(ひと)もいて、びっくりしました。
 お母さん( かあ  )が
「あそこ見(み)て、ラットがいるよ。」
と上(うえ)を向い(む )たので、ぼくも見(み)てみると、ラットが綱渡り(つなわた )をしていました。何匹(なんびき)も連なっ(つら  )てちょこちょこ走っ(はし )ているので、まるでラットの運動会(うんどうかい)みたいでした。
 9ぼくがどうしても本物(ほんもの)を見(み)てみたい動物(どうぶつ)は、ピグミーマーモセットです。算数(さんすう)の教科書(きょうかしょ)に写真(しゃしん)が載っ(の )ていました。バナナよりも小さい(ちい  )サルで、とてもかわいいです。お母さん( かあ  )が調べ(しら )てみたら、静岡(しずおか)県(けん)にある動物(どうぶつ)園(えん)にいることがわかりました。ぼくは、早く(はや )その動物(どうぶつ)園(えん)に行っ(い )てみたいです。0

(言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい) ω)
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a 長文 12.2週 u
 「地震(じしん)、雷(かみなり)、火事(かじ)、おやじ」は、昔(むかし)から怖い(こわ )ものの代表(だいひょう)としてあげられてますが、最後(さいご)の「おやじ」は、本来(ほんらい)は「大山風(おおやまじ)」と言っ(い )ていたもので、台風(たいふう)のときの強い(つよ )風(かぜ)を意味(いみ)していたそうです。自然(しぜん)には、人間(にんげん)の力(ちから)では太刀打ち(たちう )できない脅威(きょうい)が秘め(ひ )られています。ここでは、その中(なか)の雷(かみなり)に焦点(しょうてん)を当て(あ )てみましょう。 
 雷(かみなり)は、まず、雲(くも)ができるところから始まり(はじ  )ます。地面(じめん)や海面(かいめん)近く(ちか )の湿っ(しめ )た空気(くうき)は、水分(すいぶん)をたくさんふくみ、あたたまると上(うえ)にのぼっていきます。その空気(くうき)が上昇(じょうしょう)すると、温度(おんど)が下がり(さ  )、水分(すいぶん)が積乱雲(せきらんうん)となります。積乱雲(せきらんうん)の上(うえ)の方(ほう)では更に(さら )温度(おんど)が下がり(さ  )、水分(すいぶん)が氷(こおり)になります。その氷(こおり)が雲(くも)の中(なか)を落ち(お )ていくときに、上(うえ)に向かう(む  )空気(くうき)と激しく(はげ  )ぶつかり合っ(あ )てプラスとマイナスの静電気(せいでんき)が発生(はっせい)します。プラスの静電気(せいでんき)を帯び(お )た比較的(ひかくてき)軽い(かる )氷(こおり)の結晶(けっしょう)は雲の上(くも うえ)のほうに舞い(ま )上げ(あ )られ、マイナスの静電気(せいでんき)を帯び(お )た重い(おも )氷(こおり)の粒(つぶ)は雲(くも)の下(した)のほうにたまります。
 雲(くも)が大きく(おお  )なればなるほど電気(でんき)も強く(つよ )なり、雲(くも)の下(した)の方(ほう)にたまったマイナスの電気(でんき)は、地上(ちじょう)のプラスの電気(でんき)を目指し(めざ )て一目散(いちもくさん)に飛ん(と )でいきます。このとき、とても大きな(おお  )電流(でんりゅう)が一度に(いちど )流れる(なが  )ので、激しい(はげ  )光(ひかり)と大きな(おお  )音(おと)を出し(だ )ます。こういう形(かたち)の落雷(らくらい)は雷(かみなり)の九十パーセントを占め(し )ています。残り(のこ )の十パーセントの落雷(らくらい)は、雲の上(くも うえ)のほうにあるプラスの電気(でんき)が、地上(ちじょう)のマイナスの電気(でんき)目指し(めざ )て飛ん(と )でいく形(かたち)の雷(かみなり)です。雷(かみなり)にはこのほかに、雲(くも)から雲(くも)へ飛ん(と )でいくものもあります。
 雷(かみなり)のエネルギーは、雲(くも)の大き(おお )さなどによってもちがいがありますが、およそ五万(まん)アンペアにもなります。これは、六〇ワットの電球(でんきゅう)を八万(まん)個(こ)以上(いじょう)灯せ(とも )るエネルギーに相当(そうとう)します。わっとおどろくほどのエネルギーを一瞬(いっしゅん)のうちに放出(ほうしゅつ)しているのです。
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 昔(むかし)の人(ひと)は、雷(かみなり)を、雲(くも)の中(なか)にいる魔物(まもの)があばれているのだと思っ(おも )ていたそうです。雷(かみなり)が鳴り(な )始め(はじ )たら、外(そと)には出(で)ずに家(いえ)の中(なか)で魔物(まもの)の機嫌(きげん)がおさまるのを静か(しず )に待ち(ま )ましょう。
 言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい)(Λ)
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a 長文 12.3週 u
 1おとうさんがいいました。
「きょうの朝(あさ)ごはんはベランダでたべよう。」
 ミナちゃんもおかあさんも、だいさんせいしました。
 2おとうさんはだいどころで、にがうりりょうりをつくりました。にがうりをちいさくきざんで、ぶたにくととうふといっしょにいためました。

 3おかあさんは、あさがおの花(はな)をそっとさわってみました。
 ミナちゃんは、花(はな)がさいているうちに、えにっきにかきました。
4「うん、うまいうまい。」
 たねをまくときから、おとうさんはあさがおの花(はな)をみながら、じぶんでつくったにがうりのりょうりをたべたかったのです。
 5ミナちゃんがいいました。
「おとうさん、うれしいでしょう。」
 おとうさんは、へんじのかわりに、もういちど、
「うまいうまい。」
といいました。

6「それにしてもはやいものだ。」
 あさごはんがおわってから、おとうさんがいいました。
7「たねをまいてめがでて、はがでて花(はな)がさいてみがなった。そのあいだにミナちゃんもすこし大きく(おお  )なったね。」
「おとうさんもね。」
 ミナちゃんがいいました。

 8するとおとうさんは、
「いやちがう。おとうさんはそのあいだに、すこしとしよりになったのさ。」
といって、たのしそうに、
「ワッハッハハ。」
とわらいました。
 9ベランダにすずしいかぜが、さっとふきました。
「もう、なつもおしまいだね。」
 おとうさんがいいました。0
 
「大(おお)きいたねと小さな(ちい  )たね」東君平(ひがしくんぺい)
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a 長文 12.4週 u
 生き(い )ているものには、すべて寿命(じゅみょう)があります。しかし、生物(せいぶつ)の体(からだ)を作っ(つく )ている細胞(さいぼう)のレベルで考える(かんが  )と、実は(じつ )寿命(じゅみょう)がないのです。 
 例えば(たと  )、アメーバは、自分(じぶん)の体(からだ)を分裂(ぶんれつ)させながら増え(ふ )ていきます。栄養(えいよう)がいいと、自分(じぶん)の体(からだ)の一部(いちぶ)を分裂(ぶんれつ)させて、自分(じぶん)を増やし(ふ  )ていきます。
 このアメーバのような増え(ふ )方(かた)をしている生物(せいぶつ)は、たまたま一つの個体(こたい)が死ん(し )でも自分(じぶん)の分身(ぶんしん)は生き(い )ていますから、死ん(し )だことにはなりません。
 実は(じつ )人間(にんげん)にも、同じ(おな )ようなことが言え(い )ます。人間(にんげん)はアメーバのように分裂(ぶんれつ)して増える(ふ  )わけではありませんが、自分(じぶん)の細胞(さいぼう)の一部(いちぶ)を子供(こども)に伝え(つた )て生き(い )ています。だから、子供(こども)は、お父さん( とう  )やお母さん( かあ  )に似(に)ているのです。 
 このように細胞(さいぼう)は無限(むげん)に生き(い )続け(つづ )ていきますが、人間(にんげん)の個体(こたい)には寿命(じゅみょう)があります。どうして、このような寿命(じゅみょう)があるのかはわかりませんが、この理由(りゆう)は次(つぎ)のように考える(かんが  )ことができるかもしれません。
 例えば(たと  )、もし何百(なんびゃく)年間(ねんかん)も壊れ(こわ )ない自動車(じどうしゃ)があったらどうでしょう。古く(ふる )なって、いろいろ改良(かいりょう)したいところが出(で)てきても、いつまでもその古い(ふる )車(くるま)に乗り(の )続け(つづ )なければなりません。物(もの)は壊れる(こわ  )から、また新しい(あたら  )ものを作る(つく )ことができるのです。 
 プラスチックは、人間(にんげん)が人工(じんこう)的(てき)に作っ(つく )たものです。そのプラスチックの特徴(とくちょう)は、腐り(くさ )にくいことでしたが、その腐り(くさ )にくさのためにいつまでも自然(しぜん)の中(なか)に残り(のこ )環境(かんきょう)を汚染(おせん)するようになりました。壊れ(こわ )ないものばかりで世の中(よ なか)ができていると、新しい(あたら  )ものが登場(とうじょう)できなくなるのです。 
 生物(せいぶつ)も似(に)ています。寿命(じゅみょう)があるから、新しい(あたら  )生物(せいぶつ)が生まれ(う  )、その新しい(あたら  )生物(せいぶつ)が古い(ふる )生物(せいぶつ)のできなかったことをできるようにしていくのです。
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 アメーバと同じ(おな )ような生き物(い もの)にゾウリムシがいます。このゾウリムシは、栄養(えいよう)状態(じょうたい)のよいときに自分(じぶん)を分裂(ぶんれつ)させて増え(ふ )ていきます。しかし、七百(ひゃく)回(かい)ぐらい分裂(ぶんれつ)を繰り返す(く かえ )と、それ以上(いじょう)の分裂(ぶんれつ)はできなくなり、突然(とつぜん)すべてのゾウリムシが死ん(し )でしまいます。そうならないように、ゾウリムシはときどき別(べつ)のゾウリムシと結婚(けっこん)して、今(いま)までの自分(じぶん)とは違う(ちが )新しい(あたら  )子孫(しそん)を作り(つく )ます。と言っ(い )てももちろん、ゾウリムシがゲタムシやサンダルムシになるのではありません。ゾウリムシのまま新しい(あたら  )性質(せいしつ)を手(て)に入れる(い  )のです。
 寿命(じゅみょう)があるということは、新しい(あたら  )ものを生み出す(う だ )条件(じょうけん)だと言える(い  )のかもしれません。

 言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい)(Σ)
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