a 長文 10.3週 u
 ミナちゃんは、まるくて小さなちい  うえきばちにあさがおのたねをまきました。
 うえきばちのつちに、ゆびさきで五つの小さなちい  あなをつくると、そのなかに一つぶずつたねをいれてそっとつちをかけました。
 おとうさんがいいました。
「すこしだけみずをかけておきなさい。」

 ミナちゃんが、じょうろですこしずつみずをかけると、たねまきはすっかりおわりました。
 おとうさんが、についたつちをポンポンと、おとをたてておとしながらいいました。
「これでよし。」

 ミナちゃんもまねをしてポンポンと、についたつちをおとしながらいいました。
「これでよし。」
 すると、ねこののぼるくんまでが、
「ニヤーッ。」
となきました。
 
おおきいたねと小さなちい  たね」東君平ひがしくんぺい
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