1はじめての花がさいてから、にがうりの花はつぎからつぎへとさきました。
2ベランダには、花のみつをすいに、アシナガバチやハナアブがあつまってきました。
3「花がさいたことどうしてわかったのかな。」
4おとうさんもミナちゃんも、うれしそうにみていました。
5ミナちゃんのあさがおは、ゆっくりのびました。
6「でも、ほらもうこんなに大きくなったの。」
7ミナちゃんが、あさがおのよこにたつと、おへそのあたりまでせがのびていました。
8「もうじき、つぼみもつくだろう。よくお水もあげているようだから。」
9おとうさんは、わすれずにお水をあげているミナちゃんをほめてくれました。0
「大きいたねと小さなたね」東君平
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