長文 8.4週

1.　【１】ゾウは、たくさんのえさを食べ（た　）ます。一日（にち）に大人（おとな）三人（にん）分（ぶん）ぐらいの重（おも）さのえさを食べ（た　）ます。起き（お　）ているときは、ほとんど食べ（た　）ている時間（じかん）です。【２】えさは、草（くさ）やわらや木（き）の皮（かわ）です。動物（どうぶつ）園（えん）では、パンや野菜（やさい）やくだものも食べ（た　）ています。食べる（た　　）だけではなく水（みず）もたくさん飲み（の　）ます。【３】その量（りょう）は、牛乳パック（ぎゅうにゅう　　　）七十本（ぽん）くらいです。あの大きな（おお　　）体（からだ）を保つ（たも　）には、こんなにたくさんの食べ物（た　もの）や水（みず）が必要（ひつよう）なのです。
2.　【４】ゾウは、長い（なが　）鼻（はな）を上手（じょうず）に使っ（つか　）て生活（せいかつ）しています。鼻（はな）を丸め（まる　）て重い（おも　）ものを持っ（も　）たり、鼻（はな）の先（さき）で小さな（ちい　　）ものをつかんだりします。【５】鼻（はな）でつかんだ食べ物（た　もの）を口（くち）に入れ（い　）たり、鼻（はな）から水（みず）を吸い上げ（す　あ　）て飲ん（の　）だりします。
3.　【６】土（つち）や水（みず）を体（からだ）にかけるときは、一度（いちど）鼻（はな）のなかに吸いこん（す　　　）でからシャワーのように吹きだし（ふ　　　）ます。
4.　【７】ゾウとゾウのあいさつの仕方（しかた）は、人間（にんげん）が握手（あくしゅ）をするように、鼻（はな）と鼻（はな）とをからみ合わせ（あ　　）ます。
5.　ゾウは、記憶（きおく）力（りょく）もよく、自分（じぶん）に優しく（やさ　　）してくれた人（ひと）をよく覚え（おぼ　）ています。
6.　【８】また、ゾウは、人間（にんげん）には聞こえ（き　　）ない声（こえ）を使っ（つか　）て、仲間（なかま）どうし連絡（れんらく）をとることもあります。
7.　【９】動物（どうぶつ）園（えん）に行っ（い　）たときは、どうぞ（う）ゾウをよく見（み）てきてください。きっとゾウたちも「待っ（ま　）てるゾウ！」と言っ（い　）ていることでしょう。【０】

8.　言葉（ことば）の森（もり）長文（ちょうぶん）作成（さくせい）委員（いいん）会（かい）　Β