KotobanomoriNo.758

 

言葉の森新聞

 

2002年7月3週号

文責 中根克明(森川林)

  「山のたより」が新しくなりました

 7月3週号から「山のたより」のスタイルが新しくなりました。

 これまで、印刷用の「山のたより」とウェブ掲載用の「山のたより」は、画面が微妙なところで異なっていました。今回、これをウェブ用の画面に統一しました。印刷と同じ画面がウェブでも見られます。

「山のたより」

http://www.mori7.com/oka/iyama.php

  6月の試験はウォーミングアップという位置づけで

 6月1週の進級試験は、久しぶりの試みということもあり、いろいろと混乱があったようです。多かったのが、(1)試験ということを知らなかった^^;、(2)キーワードと字数が基準だということを理解していなかった、です。

 今回の進級試験は、年間の進級試験の第一弾で、最終的な進級試験は来年2月におこないます。ですから、今回進級しなかった人も、持ち越し点数が低くなっただけで、課題集は進級したものと同じ課題集で勉強していきます。

 次回、9月1週の試験は、事前の準備をして取り組んでいってください。

  認定証の一部にミス。賞状を再送します

 下記の38名の方の認定証にミスがありました。進級していたのに認定証が表示されていませんでした。

 項目表の★印の項目は、「書き出しの工夫」など評価に微妙な主観が入るため、進級試験の際は自動的に◎扱いで集計することにしています。しかし、手書きの作文の生徒の評価が自動的な◎扱いになっていなかったために、進級しているにもかかわらず認定証が表示されていませんでした。

 今回、ほかの賞状とともに、全員に認定証をあらためて印刷し直してお渡しします。

コードペンネーム曜日先生コードペンネーム曜日先生コードペンネーム曜日先生
ありろあやこ小4さといちこマーヤ小4ゆりいもの絢奈小5かも
あろう秀雄小5ゆういてせヤマネ小5ならいよあ昌尭小5みき
あわもナオ小4とといなあはせぽくん中1ふじいよふ水の鳥小3すぎ
いいめ正周小3ならいにとミニリュウ小3ならいらき小1じゅん
いおね瑞幾小4みきいぬむ大和小3ゆういらしヨッチー小4かも
いかほ小3こずいぬもビョーク小3こずいらの英明中1なら
いくいユータン小4こずいねむ小5すずいらふ正人小3かも
いけのトトロ中2とといねりポッター小4みきいりすかとちゃん小3つね
いさほ美絵中2さといのかくに小4とといりつちーち小1つね
いしれリッチ小3ならいのゆのぞみ小3ふじいりの千瑛小1なら
いそれミニまろ小5ならいへぬ元基小2みきいりゆまーたん小3こず
いたて理沙小3ゆえいほめ美栄小1じゅんけくミッキー中2なら
いたれ森のきのこ小3みかいみちMIZU小4ゆえ

  「山のたより」に賞状

 4月1週〜5月4週の作文評価をもとに、投票賞、字数賞、自習賞、作文賞、国語賞を決めています。

 合計点で賞状を出しているので、学期の途中から教室に入った生徒には、まだ賞状が出ていない場合があります。

 賞状の点数をもとにクラウン数を決めています。これまでのクラウン数の合計は、「山のたより」右上に表示されています。

 このクラウン数は、賞品と交換できます。賞品のカラー写真は、下記のページに掲載されています。

「賞品の店」

http://www.mori7.com/yama/syouhinn.php

  前学期までの賞状と今学期の途中ランキングを表示

 前学期までの賞状と、今学期の賞状の途中経過は、下記のページでごらんいただけます。

「賞品の苗と山」

http://www.mori7.com/yama/

 「山の便り」のページに入る前に、生徒コードとパスワードを入力する画面が出てきます。

 

 「山の便り」に入ったあと、生徒コードを入れます。

 クラウン数の累計は、右上に表示されています。

 賞状を見るときは、生徒コードとパスワードと入れます。

 現在のランキングを見るときも、生徒コードとパスワードを入れます。


 賞品の引き換え

(賞品の写真はホームページに掲載されています。http://www.mori7.net/yama/)

山のたよりに印刷されている自分のクラウン数を確認して、申し込んでください。

クラウン数の足りない人は、次の引き換えのときに、申し込んでくださいね。

あまったクラウンは、(または、使わなかったときは)次の賞品引き換えに使えます。

「賞品引き換え券」に全部記入して、先生宛に作文と一緒に送るか、言葉の森宛に

送ってください。港南台教室の先生に渡してもかまいません。

☆☆  賞品の数に限りがありますので、「第2希望」まで、記入してください。 ☆☆

申し込み締め切り   平成14年8月20日

賞品発送        平成14年9月末の予定

                             (10月からの教材と一緒に送ります)

                             

☆  複数賞品希望の場合は、全部に「第2希望」を書いてください。

☆  数に限りがありますので、第2希望になる場合があります。

    第2希望の記入がない場合は、こちらで選ばせていただきます。

 

……………………………………  き  り  と  り  せ  ん  ……………………………………

 

       賞品引き換え券 (全部、記入してくださいね)

 

★ 学  年

★ 生徒コード

★ 名前(本名)

 

    第1希望 (賞品番号と名前)         第2希望 (賞品番号と名前)

                            (第1希望の賞品がない場合は、第2希望の賞品になります)

★                          ★

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★                          ★

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☆  この引き換え券は、平成14年8月15日まで、つかえます。

 

 

  光る表現(幼長−小3) 2002年7月3週号

●崇彦さん(いまき/小1)の作文より(ポプリ先生/6.4週)

 ぼくは、はじめてがっこうのプールにはいりました。でもおみづがつめたかったので、ぶるぶるふるえてしまいました。おともだちもかちんこちんになっていました。でもおみずのせんのまんなかにみんないきました。そこで一かいもぐったら、もうさむくありませんでした。評:がっこうのプールのようすがよくわかりました。

●舞さん(いらき/小1)の作文より(メグ先生/6.4週)

 わたしのすきなにほんせんしゅは、なかやまとなかたひでとしとならざきとみやもとです。にほんはまけちゃいましたけど、がんばったなとおもいました。【評】まいちゃんのすきなせんしゅのなまえがくわしくかけたね。ワールドカップでは、にほんはよくがんばりましたよね。(^o^)丿

●舞さん(いらき/小1)の作文より(メグ先生/7.1週)

 「まいのへんなの。」とおとうとがいいました。やだとおもいました。でも、ままは「がらすみたいだね。」っていってくれました。【評】おとうとさんとおかあさんのかいわがかけたね。まいちゃんのつくったネックレスは、ガラスみたいにきらきらひかっていたのかな。

●千瑛さん(いりの/小1)の作文より(けいこ先生/7.1週)

 きのう、こうえんでだいすけくんとじてんしゃのりをしました。じてんしゃのりは、二人ともじょうずでした。かぜがせなかをおしてくれるのですらすらいけました。 評:かぜもいっしょにあそんでいたのだね。さわやかなかんじがよく出ているね。

●るーたんさん(いてふ/小2)の作文より(ポプリ先生/7.1週)

 「こういうふうにもつんだよ。よく切れるから気をつけてね。」と、言ってわたしに小刀をかして下さいました。わたしは、うれしくて、うれしくて、たまりません。ワクワク、ドキドキしました。評:うれしいようすがよくわかりますよ。

●マッキーさん(いなく/小2)の作文より(メグ先生/7.1週)

 その竹にかざったかざりは、まるでにじのように光かがやいていました。【評】たんざくにねがいごとを書いて竹にかざったのね。みんなのねがいがとどくといいね。

●ベッキーさん(いませ/小2)の作文より(けいこ先生/6.4週)

 (ねんどあそびで)ドラゴンみたいなへびができました。まるで、ドラゴンが生きているようです。「これはオルゴデミーラ。」と、まきたくんは名前をつけました。オルゴデミーラというのは、いちばん強いドラクエのボスキャラの名前です。ずっと前に、わたしがまきたくんにおしえたのです。わたしがおしえたな前をつけてくれて、うれしかったです。わたしは、またまきたくんとあそびたいと思いました。 評:ベッキーちゃんとまきたくんはとてもなかよしなのね。じぶんがおしえたことをおぼえてくれていたというのが、ベッキーさんのハートをふくらませたみたい。

●わか島津さん(いよね/小2)の作文より(メグ先生/7.1週)

 「れいじ、こっちにこい。プールたのしいか?」とうらやましそうな顔をしながらいいました。【評】長い会話と顔のようすが上手に書けたね。

●アリスさん(いるに/小2)の作文より(ポプリ先生/6.4週)

 そのたまごの数は、なんと60個でした。まるで石だたみのようにならんでいました。・・・先生が考えた「たまごタイム」というのができました。みんなで、じゅんばんでまわしていきます。わたしが、まわしてみると、なんかちょっとオモタカッタデス。そして、中には、ひよこが入っているようだったです。わたしは、もうゆめを、見ているようにすごくわくわくしてきました。評:たとえがじょうずだよ。えらいえらい。

●いちごさん(いすも/小3)の作文より(けいこ先生/7.1週)

 そんなお母さんでもけんかをします。けんかをするときはいつもとちがいます。私はふくをぬぎながら(あーあ、今日はお母さんとお風呂に入りたくないなぁ。)と心の中で思います。そうしていつまでもお母さんとお話をしないといやな気持ちになります。いつもならわらってお話をしているのに……。お風呂もさびしく広くかんじます。私はお母さんにせなかをむけて入ります。そういう時、私のお母さんは「ごめんね。」と一言いいます。そう言われたとたん、私はうれしくなって、「ママ、○○の方こそごめんね。」と言います。それで私と私のお母さんは、お風呂の中でぎゅっとだきあいます。それから体を洗うと、私と私のお母さんの悪い心が、せっけんのあわといっしょにはい水口の中に入っていくような気がします。 評:いつもは楽しいお風呂でも、ケンカをすると気まずくなるね。なかなおりできてよかったという気持ちが強く伝わるよ。お風呂で心まできれいになったね。

●昂生さん(いせぬ/小3)の作文より(メグ先生/7.2週)

 ぼくは生まれてはじめてゴールを入れました。まるできせきかと思いました。「よっしゃあ。はじめてゴールを入れたぞ。」【評】昂生くんのうれしい気持ちがつたわってくるよ。

 

●さくらんぼさん(いそら/小3)の作文より(めもま先生/7.1週)

 シャンプーを頭につけたら、まるで、アフロヘアーみたいでした。シャンプーの色は白なので、(ソフトクリームみたいだな)とも、思いました。(評)大きなソフトクリームでおいしそう!!ふわふわのアフロが目に浮かびそうです。

●理沙さん(いたて/小3)の作文より(ゆえ先生/6.4週)

 どのくらいたいへんだったかというと、手首がこって、ポキポキ鳴るほどたいへんでした。◆評◆とっても集中(しゅうちゅう)していたんですね!そんなにいっしょうけんめい書いたのだから、クラスの代表(だいひょう)になるのも、びっくりすることなかったと思いますよ!

●ピロコさん(いつち/小3)の作文より(メグ先生/7.2週)

 私は、ドリブルでシュートを入れようとしたけど、ボールはむなしくはずれてしまいました。私は、一回くらいはシュートをしてみたいと思います。【評】ピロコちゃんは背も高いからきっとシュートを決めることができると思いますよ。がんばってね!

●ミニリュウさん(いにと/小3)の作文より(けいこ先生/7.1週)

 もし、この世におふろがなかったら、気もちが悪くておふろで遊べなくて体もくさくなってしまいます。ぼくだったら、バケツにあたたかいおゆを入れておいて、庭でかくれてこっそりあびます。おふろがあるくらしは、本当に幸せだなと思いました。 評:こんなに暑いときに、おふろがなかったら……。すごくたいへんだね。「もし……だったら」をつかって、おふろの大切さをしっかり説明できた。

●そんごくうさん(いのに/小3)の作文より(けいこ先生/7.1週)

 世界の人々は、みんなおふろを楽しんでいます。おどろいたことに、ニ千年前にさかえていたポンペイいせきからも、多くのおふろのいせきがはっくつされています。日本でも外国でもおふろはあります。……おふろというのは、大切なものです。体のきたないあかなどのよごれもとれるし、体もすごくあたたまるので、おふろは、人間にとってすごく大切でさいこうなものです。 評:「大昔から、そして今でも」「日本でも、外国でも」おふろが大切だということを、しっかりせつめいできたね。

●ジェリーさん(いひな/小3)の作文より(はるな先生/6.4週)

 努力のかいがあり、二人は0.1グラムのラジウムを発見しました。このことで、マリーは有名になるのですが、新聞記者など一切気にせず、有名になるのをいやがりました。つい最近、私が図書館で読んだ有名な看護婦のフローレンス・ナイチンゲールという人もそうだったので、有名人は有名になりたくないのかなぁ)と思いました。(講評);キュリー夫人の伝記を読み、心の中で感じたことや、自分が主人公になったつもりで考えてみたことなどをとてもくわしくかきあらわせました。彼女たちは「有名になりたい」という思いよりも、人類に貢献(こうけん)する画期的な発明をしたい!とか、病気の人をなんとか救ってあげたい! という強い使命感で、いっぱいなのでしょうね。あなたの素朴な疑問がとてもすなおに書けました。

●ジェリーさん(いひな/小3)の作文より(はるな先生/7.1週)

 <<絵1544実>> <<絵1544実>> <<絵1544実>> <<絵1544実>> <<絵1544実>> <<絵1544実>> <<絵1544実>> わかあゆ祭りはあっという間に終わってしまいました。私は、なんだか淋しい思いで私のクラスに戻りました。クラスに戻ってくる時は、それまでの楽しい思い出が半分、もう終わってしまったという淋しい思いが半分という気持ちでした。(講評);楽しいイベントの最中は無我夢中でも、終わってしまうと急に淋しくなるものですよね。そのと

●俊貴さん(いほゆ/小3)の作文より(メグ先生/7.1週)

 ぼくは、じぶんの体を一人であらいます。とうめいのえきたいのせっけんをつかっています。まるでスライムのようでした。【評】「スライムのよう」というたとえがうまいね。

●水の鳥さん(いよふ/小3)の作文より(ひまわり先生/7.1週)

 (ひよ鳥の)たまごの大きさは、うずらたまごより少し大きめです。そしてところどころにはいいろのもようがついています。その親鳥は、たまごをあたためています。雨でも晴れでもじっとうごかないでがんばっています。それは、まるで凍っているようです。ぼくは、早くぶじにうまれてほしいなぁーと思っています。 【評】雨でも晴れでも動けない鳥のおかあさんはたいへんだね。水の鳥さんが親鳥を応援しているやさしい気持ちがよく分かるよ。

●まーたんさん(いりゆ/小3)の作文より(ポプリ先生/7.1週)

 私は、みんなにも、おふろが、どれだけ楽しいか、分かってほしいです。あわぶろは、まるで、雲みたいです。雲の上で、あそんでいるみたいだから、おもしろいです。評:まるで・・・です。というように、たとえがじょうずにいれられたね。

  光る表現(小4−小5) 2002年7月3週号

●ミニパンダさん(あもろ/小4)の作文より(はるな先生/7.1週)

 「ピッ」笛の合図でとびだしました。・・・・でも、なんとか15メートルか10メートルくらい泳げました。うれしくて声も出ませんでした。(講評);平泳ぎで連続して、泳ぐことができて実によかったですね! そのときのうれしい気持ちが、とてもうまくたとえられました。

●春まきくんさん(いせね/小4)の作文より(メグ先生/7.2週)

 「これからいいんかいをはじめます。」ぼくは心の中で思った。いいんかいなんていいんかいっ。【評】うまいダジャレ表現!

●アッキーさん(いそか/小4)の作文より(ももんが先生/6.2週)

 みんなは、シャワーのことを「きょうふのシャワー」とよんでいます。なぜかというと、すごく水が冷たいからです。あたりながら、まるで南の国から北極にとんだみたいと思いました。【評】ぶるぶるぶるっ! 寒さがとてもよくつたわってきました(^o^)。

●アッキーさん(いそか/小4)の作文より(ももんが先生/6.3週)

 私は、ことわざが大好きです。なぜかというと、意味がすぐわかって、短い文章で書けるからです。それと、ことわざを使って言っていると、大人になったような気分だからです。【評】アッキーさんのいうように、ことわざを使うと、短い文章で深い意味のことがらが表現できますね。大人になった気分というのも、よくわかりますよ(^o^)。こんな風に、新しく知った言葉は、どんどん使ってみるとおもしろいですね。言葉は知っているだけではなく、使ってみることによって、命が吹き込まれるような気がします。

●マーヤさん(いちこ/小4)の作文より(ゆり先生/7.1週)

 「あははっ」 妹のピンポン玉が、私の頭にあたりました。 その時は、私がお風呂で一番楽しんでいる時です。 

●ポッターさん(いねり/小4)の作文より(はるな先生/6.4週)

 アジサイの花は、大粒の雨に当たりながらも、ずっと立っていた。まるで、ろうかでバケツを2個も持っている叱られた生徒のように、ずっとこらえて立っていた。(講評);擬人法のたとえ方が、とても上手です。すごい!

●くにさん(いのか/小4)の作文より(ぱんだ先生/7.1週)

 僕とお父さんは顔と背たけだけではなくて、中身もよく似ていると思いました。なぜなら、ドッチボールも人生ゲームも虫取りも、みんな僕も好きだからです。僕は心の中でそう思い、お父さんをしばらくじっと見つめてしまいました。◆評:お父さんの子どもの頃の話を書いて、最後にこうまとめています。お父さんに対する親愛の気持ちがあふれています。

●スマイリーさん(いのめ/小4)の作文より(メグ先生/7.1週)

 私は、私とお母さんが全く一緒だとは思いません。どうしてかと言うと、この世に同じ人間などいないからです。それに、個性が光っているからみんな素晴らしいのだと思うからです。 【評】似ているところはたくさんあっても、お母さんにもスマイリーさんにもそれぞれにすばらしい個性があるものね。

●なっちゃんさん(いひく/小4)の作文より(ふじのみや先生/6.2週)

 時間わりが終わると、その日のつかれがでてきたようにつかれます。まるで仕事を終えたサラリーマンのようです。 【評】よくかんさつしているなぁ(^_^;)!

●チップさん(いまも/小4)の作文より(ぱんだ先生/6.3週)

 終わった時にはアセびっしょりでまるでサウナにいたような気分でした。外にでて、つめたい風にあたるとあせがながれていきました。本当にすごかったです。◆評:民族芸能の舞台をみんなで見た後の様子をこう書いています。舞台の熱気やいっしょになって味わった感動が伝わってくるような表現です。

●天才さん(いまゆ/小4)の作文より(メグ先生/7.1週)

 わたしはそれ(お父さんの好きだったおかし)をだがし屋さんで買って食べてみました。口に入れたしゅんかん、「わあ、おいしい。昔のおかしはこんなにおいしかったんだあ。」と心の中で思いました。【評】だがし屋さんで売っているおかしって、素朴(そぼく)な味がして妙においしく感じられますよね。

●MIZUさん(いみち/小4)の作文より(ゆえ先生/7.1週)

 ぼくは、紙飛行機とかをとばしたいので、いちめん草っぱらの公園ができてほしいです。でも、森があるので、秘密基地とかが作れていいです。◆評◆秘密基地のこと、秘密なのに先生にも教えてくれてありがとう!瑞くんの秘密基地には、どんなものがかくしてあるのかな?

●MIZUさん(いみち/小4)の作文より(ゆえ先生/7.2週)

 もし、電線をタヌキやキツネが伝ってきたら、パソコンの画面にタヌキやキツネのかおがでてくるとおもいます。◆評◆とっても楽しい文章です!画面にキツネやタヌキの顔が出てきたら、びっくりするけど、かわいくて思わずみつめてしまいそう。

 

●イルカさん(いゆり/小4)の作文より(みち先生/6.3週)

 2ひきともがんばってあっちこっち飛んでいます。まるで、黒いてっぽう玉のように速く飛んでいます。(中略)あまりひくく飛びすぎると自動車にひかれるので、高く飛んでいました。わたしはてっぽう玉のように速く空を飛ぶツバメがきらいになりました。そのツバメと会うだけでいやになりました。それはなぜかというとてっぽう玉がきらいだからです。空を高く飛べるなんていいなあ。わたしもきれいに飛んでみたいなあと、ツバメのことを感心しました。わたしも自由に空を飛びたいなあと思いました。<評>ツバメの飛ぶすがたをよく観察して、そうぞうをふくらませましたね。あのスピードにおどろきとあこがれの対照的(たいしょうてき)な表現が自分らしさを表わしています。

●ヨッチーさん(いらし/小4)の作文より(かすみ先生/6.3週)

 まるで、ドラえもんにでてくるのび太が、がけから落ちて、木にひっかかっているようでした。(評)まさにそうですね。じょうずにたとえを入れましたね。でも、わらっていられるのはアニメの世界だけ。これからは気をつけてね。

●みかんさん(いこい/小5)の作文より(ももんが先生/7.1週)

 「タローまた来たよ! 元気だった?」タローは、車で十分位の所にある、おばあちゃんの家で飼っているペットの犬だ。私が車からおりると、タローは、待ってたよ〜という感じでうれしそうにしっぽをふりながら、必ず私の顔をじっと見る。なぜか一しょにいるお母さんの方は見ない。だから私は、うれしくなってタローのところにすぐに行く。近くまで行くと、ぴょんぴょんはねて喜んでくれる。【評】みかんさんを見て、大喜びするタローの姿が、生き生きと描かれています。タローの動作をていねいに書き込んでいるので、どんな風にうれしそうなのかも、とても良く伝わってきますね。

●まいポンさん(いこに/小5)の作文より(ふじのみや先生/7.1週)

 忘れ物のたいさくは、忘れ物をさがす時の地図になるんだなとも思った。 【評】備えあれば憂いなし。地図にたとえたのがうまいね。

●きのこさん(いすこ/小5)の作文より(ゆうこ先生/7.1週)

 よく見ると毛の色がいろいろ変わるのが面白い。最初は白かったけれど茶色がかってきた。ミルクココアのようなおいしそうな色になっている。時にはミルクをたくさんこぼしたように白っぽくなったりする。【評】かわいいネコの毛色の変化が、おいしそうに表現されているね♪とても上手なたとえ表現になりました!

●萌さん(いたわ/小5)の作文より(ふじのみや先生/7.1週)

 朝、わたしがいそがしく学校へ行くしたくをしていると、うらの方からクークーという声がした。うらのドアをあけてみると、近所の犬のサクラだった。 【評】朝のひとときを、音と動きで表現できたね。二人(?)のようすが、目に見えるようです。

●サビオラさん(いはら/小5)の作文より(かすみ先生/7.1週)

 それは、まるで金の砂がいっぱい散らばっているようだった。(評)満天の星というのは迫力あるよね。広大な宇宙にくらべたら、人間の存在は小さいね。まさに「空虚」を感じさせられる瞬間(しゅんかん)だよね。

●にゃむさん(いひむ/小5)の作文より(ゆり先生/7.1週)

 「・・・。宿題おきわすれた〜。どうすよ〜。」私のわめき声を、母はききつけた。【評:何が起こったの!? と引きつけられるいい書き出しですね。】

●昌尭さん(いよあ/小5)の作文より(はるな先生/7.1週)

 夜行性のザリガニは、夜になると砂をジャリジャリと、音をたてて歩く。(講評);だじゃれの表現が、センスのあるユーモア感覚にあふれていて、すごくおもしろい!

  光る表現(小6−社) 2002年7月3週号

●博美さん(あちは/小6)の作文より(メグ先生/7.1週)

 人間にとってペットとは、心をやすらかにしてくれる動物だと思った。これからもハムスターや、ほかの動物を大切にしていきたい。「生みの親より育てに親」ということわざもあるように、かわいがって育てれば、人間を親だと思ってなついてくれる。 【評】ペットとは家族の一員だものね。

●博美さん(あちは/小6)の作文より(メグ先生/7.2週)

 「亀の甲より年の功」ということわざもあるように、昔からたいせつにされてきたものは、人間にとって、ねうちのあるものだ。【評】ことわざの引用がうまくできたね。

●すみすみさん(あない/小6)の作文より(スピカ先生/7.1週)

 プレゼントとは、人間にとって自分の気持ちを相手に伝えるために大事な物であり、思い出を鮮明にしてくれるパートナーだ。これからも、この良きパートナーを大切にしていきたい。 評:「プレゼント」というテーマについて、自分の考えをさらに一般化した形でしっかりまとめた結びの部分。これは自作名言にもなっているね。<<え249み>>

●えりさん(あなふ/小6)の作文より(ももんが先生/6.3週)

 そもそも、アメリカって、とってもすごい国……何もかも進んでる(技術も文化も)って感じだけど、本当になにもかも進んでたら、こまります。自然破壊まで進んでちゃ、だめです。(中略)もし私が、レッドデータアニマルならば、(そんな人間の都合で)保護されるのはいやだなァと思いました。【評】確かに、進むと良いもの、悪いものがありますね。うまい書き方です。しっかり自分の考えを述べることができました(^o^)。

●えりさん(あなふ/小6)の作文より(ももんが先生/7.1週)

 生き物→息物と解釈しよう。【評】人間の息と同じように、ウサギの息もやっぱり石灰水を白くにごらせたのを見て、気付いたことをこのようにまとめてくれました。ユーモアの効いた表現ですし、とても良い発見ですね。生き物は、みんな息をしています。大きくても小さくても、私たちと同じように、大切な命をもっているのですね(^o^)。

●寛和さん(あめね/小6)の作文より(メグ先生/7.1週)

 ペットのおかげで性格を変えることができた人もいる。【評】ペットがいるとやさしくなれるよね。

●茜さん(あろさ/小6)の作文より(ゆうこ先生/6.3週)

 「海行きたいね。」「川もよくない?」「百っかだいも!」この前、友達と早くも夏休みの時の話をしました。【評】会話文の楽しい作文の書き出しになりましたね!

●有貴さん(いおし/小6)の作文より(ふじのみや先生/6.4週)

 人にとって言葉とは、コミニケーションをとるだけではなく人々のからだの一部であり大切な道具なのだ。【評】からだの一部。そのとおりだね。さらに磨きをかけることで、かっこよくも美しくもなれますね。

●まもるさん(いそき/小6)の作文より(ゆり先生/7.1週)

 韓国といえば、焼肉とかビビンバとキムチだ。ぼくらは、サイシュウ島という島で(サッカーの)試合をする。ぼくは、コリアのチームとできるので、ほんとうにうれしいことだと思う。【評:サッカーで韓国に遠征試合に行くことを、よいテンポで書きはじめられました。】

●桃花さん(いてら/小6)の作文より(ぴのこ先生/6.4週)

 対トルコ戦では惜しくも敗北。悔し涙と雨がまじって、選手の屈辱さがにじみ出ていた。【評】桃花さん自身の悔しさも伝わってくるようだね。

●アーサーさん(いにち/小6)の作文より(ゆうこ先生/7.1週)

 ねている時、かわいいと思いながら見ていたらいきなり「クゥ〜ン。」「ギァッン。」「クンクンウ〜クン。」などとすさまじいねごとを言って足や手を動かしていた。どうやら何かと戦っていたらしい。このことをとおして犬がねごとを言うことを知り、とても勉強になった。【評】犬の寝言を聞く貴重な経験をしましたね。いろいろな声で鳴く(言う?)んだね!

●ブラピさん(いまや/小6)の作文より(メグ先生/7.1週)

 人間にとってペットとは、最初はペットだけど、だんだんペットから家族の一員になるものなのだ。【評】ペットのいる人ならこの感覚はよくわかるはず。 

●真樹さん(いよち/小6)の作文より(ゆえ先生/6.4週)

 日本が1点入れると皆は部屋を飛び出し、「ヤッター。日本ばんざーい!!」と叫んでいた。まるでフーリガンのようだった。◆評◆ワールドカップ、もりあがりましたね!真樹くんがみたのは、どこの国との対戦だったの

●真樹さん(いよち/小6)の作文より(ゆえ先生/7.1週)

 1泊2日の間、雨は降らず傘は結局使わなかったが、修学旅行だけでこんなに忘れ物をするだなんてちょっとショックだった。 ◆評◆真樹くんがひごろ、忘れ物をしないように気をつけていることが、書かれていなくてもよくわかる表現です。きっとこの経験で、これまで以上に注意深くなったんでしょうね♪

●チェリーさん(いりひ/小6)の作文より(ゆえ先生/6.3週)

 お化けにあったことがある。」と、いう人はほとんどいないだろう。でもあったこともないのに「こわい。」という人もいる。それはなぜだろう。◆評◆ほかの人が「なぜ?」と思わないですごしていることを考え付くなんて、すごい!この文章を読んだ人はみんな、「そういえば、なんで?」って思うでしょうね!文章のリズムもとってもいいです。

●さるっちさん(やあ/小6)の作文より(メグ先生/7.1週)

 「住めば都」と言うことわざがあるように、ペットにとって飼い主の家はとても住みごごちが良い場所と言える。人間にとってペットとは心を癒してくれる存在であり、寂しい時の、心の支えとなってくれるものだ。【評】先生が飼っていた犬も弟のような存在でした。

●にわとりさん(やえ/小6)の作文より(メグ先生/7.1週)

 ペットのことを本当にかわいそうと思えるのは人間と同じような存在だからなのだとわかった。【評】ペットは家族の一員のようなものですね。 

 

●シュシュさん(あさつ/中1)の作文より(メグ先生/7.1週)

 テストは良いところもあるが、やはり悪いところもある。それはテストの点数ばかり気にしてしまうことだ。テストは点数だけでなく、どこをどんな風に間違えたのかというところが大切なのだから、そこを気にしなければいけない。しかし、テストは上手く使えば自分がとても成長すると思う。「何事もしない者だけが失敗もしない」という名言がある。悪いテストを恐れずに色々な勉強法をためして成長することができたらよい。私もテストをうまく利用していけたらいいと思う。【評】テストは積極的に利用していかなければね。

●ナズナさん(あもせ/中1)の作文より(メグ先生/7.2週)

 先入観や第一印象に左右されず中身で判断すべきだ。日本は日本で自分の文化をよく理解し、他国の文化も理解してほしい。【評】これこそ本当の国際理解ですね。

●田鳥倉部さん(あゆと/中1)の作文より(メグ先生/7.1週)

 テストがあると、「自分がここまで勉強するぞ!!」という気持ちが湧く。それに向かってがんばろうとする意識が高まる。だからテストがあると勉強への目標が成り立つ。【評】テストに対する前向きな姿勢がいいね。

●宏一郎さん(いてほ/中1)の作文より(メグ先生/7.1週)

 僕はアメリカの学校に通っている。そこでは、テストをひとつの単元に行う。数学だとそれで特別に成績が良かったりしたら、来年からは、ひとつ上の学年の数学を始めることが出来る。それは、アドバンスmathとなる。もし、7thグレ−ド(七年生・中二)だったら7年生の数学ではなく、8年生の数学を受けることが出来る。そいうことで僕は「よしっ!とるぞ。」という感じになる。【評】テストに対する意気込みが伝わってきます。

●正人さん(いなり/中1)の作文より(ゆえ先生/6.3週)

 例えとは、自分が思っていることを相手により正確に伝えることだとわたしは、思う◆評◆他人とコミュニケーションをとるためには、例えをうまく使うことが大事ですね!

●瑞輝さん(いろり/中1)の作文より(みち先生/7.1週)

 出てきたと思ったらお母さんのもとに行きごはんを「ちょうだい、ちょううだい」とねだる。(中略)今は、8kgから6kgに減ってもまだぼちぼちやっている。メルは今10歳でボケ老人になってきている。前は少しドアを開けただけなのに突っ込んで頭をぶつけたりする。よくあるのがごはんを食べたかどうかも忘れている。ちょっと「なさけないなー」と思ったりもすけど、そういう所が結構楽しいおかげで話しが盛り上がるときもある。<評>やさしい目と心でメルをよく観ているいろり君らしさがにじみ出ています。数字が入りはっきりしました。

●ウルフさん(すふ/中1)の作文より(メグ先生/7.1週)

 テストで良い結果をとった人は良いが、悪くても次にどこをがんばればよいかわかる。【評】前向きな意見が書けたね。テストに一喜一憂するのではなくテストをうまく利用していくことが大切ですね。

●たごさくさん(あによ/中2)の作文より(ゆうこ先生/6.2週)

 木は現代のいそがしい人間にやすらぎを与えてくれるからである。昔から森林浴といって多くの人が心の傷をいやしたり、やすらぎを求めてフラッとたちよっている。その効果が、木でできたテーブルにもあるとぼくは思う。木でできたものを増やせば、それだけ森林に似た環境になるのだ。【評】

●ちえぞーさん(いうね/中2)の作文より(ゆうこ先生/6.3週)

 「科学=論理=難しい」と考えているが、それの大もとは全て、「偶然、ひらめき」なのである。もし、このデジタル化社会の後押しで、偶然が消されてしまったら……?ひらめかなくなったら……?全てデータで処理されてしまったら……?きっとこれ以上の科学や技術の進歩は望めないだろう。【評】ひらめきが認めれらにくい世の中にはなってほしくないですね。問題提起が具体的にできていますね!

●奈央さん(いしえ/中2)の作文より(メグ先生/7.1週)

 手助けはした方がよい時もあるし、しない方が良い時もある。このようなことを判断するのは結局、自分だ。自分の強い気持ちを一人一人が持っていなければいけない。そのためには、いろいろなことに怖がらず当っていくと良いと思う。 【評】手助けの有無にかかわらず、自分というものをしっかりもっていることが大切ですね。

●亮さん(いふめ/中2)の作文より(メグ先生/7.1週)

 「存在するものには、良いとか悪いものとか言う前にすべてそれなりの理由がある。」と言う名言がある。テストはやってその結果を見てそして結果が良かった人はそれだけで止めずにどんどんがんばっていき、悪かった人はもっと努力して次のために備える。テストはそういうためにあると僕は思う。【評】(嫌いなはずの)テストに対して実に前向きな意見が書けたね(笑)。

●聡さん(いへね/中2)の作文より(すず先生/6.3週)

  人に幸せや希望を与えてくれる動物も平和の生活ができるように、大きな愛情を持って動物に接し、自分の家族のように大切に守ろうとすべての人々に呼びかけたいと思う。評:動物を人間のパートナーと考えるアキ君の思い、みんなに伝えたいね。

●たぬきさん(のと/中2)の作文より(メグ先生/7.1週)

 確かに、テストは良いと感じる人と悪いと感じる人がいる。でも、一番大事なのはテストをどうやって自分に生かすかだと思う。【評】テストの良し悪しは、その利用の仕方によって決まるのかもしれないね。

●しっぽさん(ほし/中2)の作文より(メグ先生/7.1週)

 私はわからない問題を他人に訊かずに自分で考えてできたときの達成感が好きだ。他の人に頼って解いたよりも、自分だけの力で解けたときのほうが喜びは倍以上だと思う。【評】同感です。自力で解けたときの喜びは自信につながりますね。

●クラシックさん(しふ/中3)の作文より(メグ先生/7.1週)

 晩成型にも、早成型にも、長所があり、また短所がある。だから、どちらでなかったからと悲観する必要などない。(中略)どちらにしても、人生に、生きることに、たいした違いはありはしないだろう。【評】自分に合った生き方をすることが一番大切かもしれないね。

●ほり内さん(ぬり/中3)の作文より(メグ先生/7.1週)

 現代の社会は子供の成長をもっと長い目で見ていくべきだ。例えば今日とても有名になっている。ニュートンやエジソン、アインシュタイン、湯川秀樹などの科学者は親にのびのびとした育て方をされ、あのようなやわらかい脳の持ち主になったのではないのか。【評】「大器晩成」というものね。 

 

 

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