1996年10〜12月  第9週号 通算第503号          言葉の森 定価130円

言葉の森新聞

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第八週の長文の要約

 第八週は清書なので、要約の練習はしなくてよいのですが、自主的にやってみたという人は、次の要約例を参考にしてください。

8週「レオナルド・ダ・ビンチの」

 1、創造とは、すでにあるものを組み合わせたり変化させたりすることである

 2、しかし外見からは突然のひらめきのように見える

 3、だめでもよいからと試してみるのは、人間にしかできない

 4、このときの脳の働きは、すでにあるものを別の意味でとらえる作業である

似た話は、組み合わせの妙で、駄洒落などが書けそうですね。「ふとんがふっとんだ」のような冗談は人間しか言えないでしょ。

8週「日本人には、近代的自我が」

 1、昔は「もっと自己主張を」という考えがあったが、最近強すぎる自己主張は迷惑に思われはじめている

 2、現代は表面的にステロタイプ化した流行を個性と受け取っている人も多い

 3、個性的とは外に向かって主張することではなく内面を深めていくことだ

 4、他人の個性を認めると自分の個性も見えるようになってくる

 意見は、内面を深める個性の大切さ。ステロタイプの批判として考えると書きやすいでしょう。

図書の返却は12月10日までに

  今学期の貸出図書の返却は、12月10日までにお願いします。教室のデータベースで貸出・返却の管理をしているので、12月10日までに返却していない場合は、次の学期の貸出リストに載りません。

  また、返却したはずなのに(またはそれらしい本が自宅にないのに)、「山のたより」で貸出中の表示がされているという人は、自習用紙の「事務局へ」の欄に、その旨を書いておいてください。こちらのデータベースを訂正します。

次の学期から長文が読みやすくなります

  今学期の長文は、スキャナで読み取ったイメージをそのまま使用していたので、読みにくいところがかなりありましたが、次の学期は、すべてテキスト文書に変換しますので、かなり読みやすくなると思います。長文の音読は、読解力と表現力をつけるいちばん簡単で効果のある自習ですから、毎日がんばってやっていきましょう。

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