http://www.mori7.com/ 1999年12月4週号 通算第645号 mori7@mori7.com

言葉の森新聞

文責 中根克明(森川林)

  今週12.4週は清書です

 12.4週は、清書です。

 清書は、担当の先生の説明を参考にして、返却された作文の中から自分でいちばんよいと思うものを選び、作文用紙ではなく清書用紙に清書してください。

 新しく教室に入ったばかりの人は、返却されている作文がない場合もあります。また、返却されている作文の中に清書するようなものがない場合もあります。そのときは、清書用紙に直接自由な題名で作文を書いて送ってください。

 名前は、清書用紙の下の部分に書くようになりました。この部分は、インターネットに掲載したり印刷したりする際は表示されないようにしています。学校名は、小学生の場合だけ書いてください。学校名以外は、すべての生徒が書いてください

  12月23日(木)は休み宿題

 12月23日(木)は休みです。12.4週の清書は宿題になります。先生の説明を聞いてから書きたいという人は、別の日に教室に来るか教室に電話をしてください。

  年末年始の予定

 言葉の森では、12月28日(火)まで、通常の時間どおりに授業を行います。

 新年は、1月4日(火)から始まります。休みは、12月29日(水)〜1月3日(月)です。

  アンケート葉書から(その1)

 12月初めに実施したアンケート葉書を掲載します。ふだんの学習の中でお気づきの点がありましたら、自習用紙の「父母から先生へ」の欄にお書きください。

 これまでに実施したアンケートは、「父母の広場」(http://www.mori7.com/nohara/hubo.html)にも掲載しています。ご意見ご質問はこちらにお書きいただいても結構です。

アンケート991201:成績欄がよくわからない。教材を増やしてほしい。

 まだ始めたばかりなので、教室の運営の全体像がつかめずにとまどっています。言葉の森新聞の成績欄も、暗号や数字ばかりでどこを見ていいのかまだつかめません。

 お手紙や好評では大変ほめていただきありがたいと思っています。親の気持ちをよく理解していただいていると思います。欲を言えば、親にというよりも、子供にもっと語りかけていただけるとありがたいです。

 長文や短文など、どても有意義に思います。音読のための教材、暗唱のための教材も、もっと増やしてほしい。あるいは、以前の教材など提供していただけないでしょうか。

成績は同学年との比較で表示しています。

 アンケート991213にも関連した回答を載せています。

 成績の欄は、これからもう少しわかりやすくしていきたいと思います。

 右側のページは作文の項目ごとの評価で、項目は課題フォルダに●で示してあります。「よくできている」が◎、「半分ぐらいできている」が○、「まだできていない」が空欄です。

 ◎○などの隣にある数値は、学年の平均を100とした場合のその子の相対的な位置です。

 この数値の高いところはほめてあげるところで、低いところはこれからがんばってもらうところです。ですから、子供に字数を指示する場合も、その子がこれまでにどのくらいの字数を書いているかということと、それが学年平均と比べてどの程度のものかということを見ながら指示すると子供自身も納得して取り組むことができると思います。

 従来の作文指導は、ただ書かせてあとから評価するというかたちが多かったと思います。このやり方だと教える先生は楽ですが、子供はどこをどう努力していいのかわからず、得意な子はいつも得意ですが、苦手な子はいつも苦手のままということになりがちでした。

 先生が生徒にあらかじめどういうことを盛り込むのかということを指示して、その指示したことについてできているかどうかを評価するのであれば、子供は何を努力すればいいかがわかります。

 作文指導は、ほかの教科の勉強と比べて評価があいまいになりやすいので、できるだけ客観的になるように数値で表わすようにしています。

 「山のたより」の左側のページは、ランキングです。これは学年ごとのランキングで、同学年の生徒を前学期の成績順に24名ごとのグループに分けて表示しています。

 合計点のランキングなので、回数の少ない生徒はランクが下のほうになってしまいます。今後は平均点も加味していきたいと思います。

 当初、点数で表示すると勉強がせちがらくなるのではないかという懸念がありましたが、実際には子供たちは無邪気に「上がった、下がった」と喜んでいます。点数化する弊害よりも点数化してわかりやすくするプラス面のほうが多いようです。

 ランキングの名前の表示は、学年平均以上の場合はペンネームで、学年平均以下の場合は番号で表わしています。この番号は3ヶ月の学期ごとに変わります。

 長文や短文は繰り返し練習することに意義があるので、種類を増やしてしまうと、繰り返しの回数が少なくなってしまうと思います。しばらくは今の量で進めていきたいと思います。

 ただし、これまでの長文集や短文集は言葉の森のホームページに掲載していますので、自由にごらんになれます。長文集短文集は、毎年少しずつよりよいものに変えていきたいと思っています。

アンケート991202:学校の宿題で自習がなかなかできず。慣れたころに先生の交代が。長文は新鮮。

 学校の宿題で手いっぱいなようで言葉の森の自習ができず申し訳なく思っています。

 先生の慣れたころ、先生交代があります。同じ先生でなく、ときどき交代したほうがいいのでしょうか。

 お電話をいただくと、すぐに作文を書き始めます。文章を読むと素直な娘の気持ちがよくわかります。文章力はもう一歩というところもありますが、楽しそうに書いています。

 自宅でも多くの本にふれ、読書を楽しんでいます。家では本人の好きな本で軽いタッチのものが中心になります。テキストの中のお話は、いつも読むものと違い、新鮮な感じがあります。

家庭での勉強は、学校の宿題よりも優先させて。担当の先生の希望があればご相談を。

 言葉の森の自習もそうですが、家庭で毎日やることを決めている勉強は、学校の宿題よりも優先して取り組んでいくほうがいいと思います。というのは、学校の宿題は、担任の先生がその宿題を指示する間、せいぜい1年か2年の間だけのものですが、家庭で決めて取り組む勉強は何年でも続けられるからです。子供の勉強で大事なことは、同じことを長期間続けることです。こういうかたちの勉強をしていると、勉強以外の子供の生活も筋が一本通ってくるようです。

 勉強は、家庭第一、学校第二です。(決して言葉の森が第一というのではありません(^^ゞ。念のため)

 担当の先生は、今後、父母や子供の希望に合わせてというかたちにしていきたいと思っています。

 現在、作文のやりとりに郵便を使っている関係で、生徒と先生が近距離にあるほうが作品の返却が早くなるという事情があります。そのため、ときどき担当の先生を交代させていただいています。

 ただ生徒と先生の相性の問題もありますので、もし子供さんが前の先生がいいというようなことがありましたら、ご遠慮なくご相談ください。

アンケート991203:電話の直後に書くシステムはよい。先生の声のトーンが明るい。感想文はもう少し書きやすい教材で。

 電話で先生のアドバイスをもらった直後に書くシステムはいいと思います。親が間に入らないので、のびのび書けると思います。

 自習はなかなか時間がとれず進みません。自習の仕方のアドバイス(子供向けに)を新聞などでお願いします。

 声のトーンが明るい先生でうれしいと思います。

 一つを長い話を区切って、その中で感想文を書くのはむつかしいと思います。もう少し書きやすい教材にしてもらえないでしょうか。連続した話でなくてもいいような気がします。でも、国語の力はつくと思います。

明るさは大事。感想文は低中学年では難しい。

 先生の明るさというのは重要だと思います。特に子供は明るい先生が好きなようです。教室でも、雰囲気ができるだけ楽しくなるように心がけています。たまに子供を叱るときもありますが、そのあとは必ず楽しいお喋りをしてフォロウするようにしています。

 感想文がある程度じょうずに書けるようになるのは、4年生の後半からです。小学1〜3年生のうちは、どんなに力のある子でも感想文はうまく書けません。

 低中学年のうちはじょうずに書けなくてもいいですから、文章を読んで書くというかたちを覚えるために練習していると考えていってくださるといいと思います。

 これは、感想文のもとになる文章の難しさ易しさに関係なく、年齢的なもののようです。

 

アンケート991204:作文の中に自分の思ったことが書けてよかった。長文は難しいが家族の話題に。

 小学校で、一年生のころから、口よりも先に手が出てしまうと言われていました。普通の子より体格も大きく、力も強いのでちょっとしたことでも、相手にはすごく強く感じます。力が強いので自分を抑えるように、またその力は他人のためになることに使いなさいと、サムソンの話を例えにして幼少から言い聞かせていました。

 小三になっても、個別懇談で「口よりも先に手が出る」と注意され、どう対応すればよいのか困っていました。最近「自分の思っていることはだれにも言わない」と本人の口から聞き、会話(対話)のなかった今までの家族生活を反省しながらも、これから先どう対応すればよいのか困っていました。

 作文を続けているうちに文中に決意や思いを言い表しているのを見てうれしく思いました。思い切って作文を始めてみてよかったです。だんだん自分の思いを言い表すことができるようになり、一方的に先生に決めつけられたりしたときでも、状況を説明して、理解してもらえるようになる日が来るのを楽しみにしています。

 「担当の先生の電話が終わったあと、書いていてわからないことがあれば電話をしてください」と言われましたが、何回電話を慣らしても誰も出ないことが多くあきらめています。留守電に会員名を伝えておけば、手の空いた時点で連絡をしてくれるように改善してくれればいいと思います。

 本人と先生の間の電話のやりとりなので、どのように指導してくださっているのかこちらにはわかりませんが、作文がかけているので、今のところ特に要望はありません。

 長文読解(アインシュタイン)は、最初難しくてやっと読んでいましたが、内容について親が説明するとかなり興味を持ち始めました。

 同学年の他の人の作文より、こちらのほうが我が家の話題となっています。

電話機を通じるようにしました。長文を通じて親子の対話を。

 教室の電話が通じないことがあったようで申し訳ありませんでした。

 実は、教室の電話はISDNの合計6回線で、子機にPHSを使っています。導入当時、PHSをそういう使い方で使用する例はほとんどなく、したがってPHS自体のシステムに不安定な部分があったようです。(いつもすぐに新しいことを始めるのでトラブルが多いです。^^;)10月ごろに電話機の一部を交換した際に、着信しているのにベルが鳴らないという現象があり、そのため電話が通じない結果になったようです。電話機のベルが鳴るように元に戻しましたので、これからはすぐにつながると思います。

 長文をもとに家庭で対話をしているのはとてもいいことだと思います。小学校高学年からの長文は大人が読んでもおもしろいものが多いので、勉強を兼ねて親子の対話もはずむと思います。

アンケート991205:教室の見学をしたいが。

 教室での勉強の様子をたまに見学したいと思いますがどうでしょうか。

教室の見学は自由に。将来は会員限定のページで放映も。

 教室の見学はいつでもできます。予約は要りませんのでご自由においでください。

 将来は、曜日ごとの会員限定ページを作り、インターネットで教室のようすを放送することも考えています。(現在、ガーラ湯沢というスキー場では、ゲレンデのようすをインターネットで放映しています。これを見ると、いまの天候や混み具合が一目でわかります。試しにごらんください。ただし言葉の森とガーラ湯沢はなんの関係もありません。たまたま一昨年家族で行ったというだけです。http://www.gala.co.jp/)

アンケート991206:小5、6年の感想文に物語文の教材も

 感想文の題材が説明文ばかりなのであきてしまいます。小5、6年にも、物語文の教材があったらと思います。

説明文中心で、たまには物語文も。

 物語文はふだんの生活でも読むことが多いので、言葉の森の教材は、意識的に説明文を中心にしています。

 ただ説明文ばかりでは変化に乏しいことも確かにありますので、今後は、エッセイや物語文の一部なども取り入れていきたいと思います。

 

アンケート991207:電話を楽しみに待っている。感想文が苦手。

 教材の選び方がすばらしいと思います。

 子供も大変喜んで電話を楽しみに待っています。できればずっとこのまま長く担当していただきたく思います。

 自習用の漢字が以前のように課題フォルダに入っていませんが、一週間ずっと同じ漢字を練習するのでしょうか。

 感想文が苦手のように思います。

漢字集は年一回。低中学年では感想文は苦手が普通。

 漢字集とことわざ集名言集は、以前は課題フォルダに毎学期とじこむようにしていましたが、毎学期では無駄が多いので、カラー刷りにして年間一回だけ渡すように変えました。

 しかし、A3が一枚のプリントですのでなくなってしまうことも多いようです。手元にカラー(緑色)の漢字集がない場合は担当の先生か事務局にご連絡くださればお送りします。

 感想文は、小学校低中学年のうちはじょうずに書けないのが普通です。書き方の練習をするために書いているということで見てあげてください。

アンケート991208:先生からの電話が楽しみに。自習はこなすのが大変。

 今ひとつシステムが理解できていません。

 お声から想像して、若くてとてもかわいい先生だろうなと子供と話しております。いつもぐずぐずしているのに、木曜日はさっさとまるで恋人(?)からの電話を待っているようで、とても喜んでいます。

 内容も、親ではできない指導で大変驚いています。

 いろいろな教材ですばらしいと思います。ただ学校の宿題など忙しい中で、ほかのお子さんは自習などすべてこなせているのでしょうか。うちの子には大変きついです。

「学習の手引」をわかりやすく。毎日の勉強の最初に長文短文と、最後に読書を。

 システムがわかりにくいところは確かにあります。

 今後は、「学習の手引」に図や写真を入れて、もっとわかりやすく説明していきたいと思います。

 自習は、長文音読5分、短文暗唱5分、漢字書き取り5分、読書30〜50分という目安で考えています。

 漢字の書き取りは学校でも塾でもやることですし、学年が上がってからでもいつでもできることなので、忙しいときはできなくてもかまいません。大事なのは、長文音読と短文暗唱と読書50ページ以上です。これは、学校の宿題が忙しくても毎日欠かさずに続けてくださるほうがいいと思います。

 自習の仕方としては、毎日の勉強のスタートに長文と短文の勉強をして、それから学校や塾の宿題に取り組み、最後に読書をするというかたちがやりやすいと思います。

アンケート991209:ていねいな指導で人間味のあるやりとりに感謝

 大変ていねいなご指導をいただいているようで、お時間も費やしてくださっています。子供にとって単に作文の向上だけでなく、思春期の不安定なところをサポートしてくださるような人間味のあるやりとりをしていただいているのだと思います。

 今後ともよろしくお願い申し上げます。

いろいろな学年を見ていると、子供にアドバイスできることも。

 担当の先生はいろいろな学年の子を見ているので、その子の将来との関連でいま何が大事かということをアドバイスしてあげられることもあります。特に年配の先生は(だれとは言いませんが^^)意識的に勉強以外の話もするようにしているようです。

 今の子供は、兄弟も少なく、地域での異年齢の子との接触も少ないので、こういう他者からのアドバイスは参考になることも多いようです。

 将来はインターネットを利用して、子供たちどうしが互いに教え合う機会も作っていきたいと思います。

アンケート991210:電話の声が小さくて聞き取りにくいことが。

 とてもいい先生なのですが、先生からの電話の声が小さいので聞き取りにくいことがあるようです。

聞き取りにくい場合はご相談を。

 教室の電話も、電話機どうしの相性のせいだと思いますが、受け取る際の電話機の種類によって聞き取りにくいことがあるようです。

 聞き取りにくい場合はすぐに対応しますので、ご相談ください。

 アンケート葉書の紹介は、次号に続きます。