KotobanomoriNo.682

言葉の森新聞

2000年10月1週号

文責中根克明(森川林)

  今週の「山のたより」には賞状が載っています

 今週の「山のたより」には、7−9月の賞状が載っています。

 賞状の点数は、学期始めの2週間分は得点に入れずに、3週目から得点の集計に入れるようにしています。これは、最初の2週間は書き方がまだよくわからない生徒がいることを考慮したためです。

 しかし、投票点と自習点に関しては7.1週から得点に入れるようにしています。

  賞状の点数は賞品と交換できます

 賞状の点数は、これまでの点数と合算して、「山のたより」右上に表示されています。

 これは、賞品と交換できます。賞品との交換は後日「言葉の森新聞」で連絡します。

  ヒントは解説集に載せています

 毎週の課題のヒントの主なものは、課題フォルダの中の解説集に載せています。

 また、追加のヒントやほかの生徒の作文は、ホームページの「ヒントの池」で見ることができます。

◆ヒントの池<http://www.mori7.com/mine/ike/iike.html>

  10月からの教材の説明

 新しい学期の教材が届いたら、これまでの古い教材はかたづけておいてください。

 自習用紙の説明

 自習は、毎日やっていきましょう。

 自習用紙の上の方には国語問題の解答欄があります。国語問題の問題と解答は、毎週の「山のたより」に載っています。

 教室や先生へのご質問ご連絡は、「先生へ」の欄にお書きください。

 自習用紙は、封筒を兼ねています。作文用紙を自習用紙にはさみ、先生の住所ラベルを貼り、まわりをセロテープなどでとめて、80円切手を貼り、ポストに投函してください。

 インターネットから送信する場合、自習用紙は送らなくていいです。インターネットの自習の記録の欄に日数を入れておいてください。

 (ファクスによる送信は廃止しました)

 作文用紙の説明

 作文用紙の上の欄にある生徒コード・週・曜日・先生の名前などは、必ず書いておいてください。

 清書用紙の説明

 清書用紙は、毎月第4週の清書のときに使います。作文用紙と似ていますのでまちがえないようにしてください。

 清書もホームページから送信することができます。

 貸出図書

 貸出図書は、10月から廃止しました。今後、貸出図書のかわりに推薦図書の情報を提供していきます。

 小学校低中学年のうちに、読書の基礎力をつけていきましょう。

(1)本は何度も繰り返して読むものです。好きな本を繰り返し読むことが読書力をつけます。

(2)学年のわりに易しい本読みすぎると読解力が低下します。ちょっと難しいと思うぐらいの本を読むようにしていきましょう。

(3)逆に学年のわりに難しいものを与えるすぎると読書量が少なくなります。バランスをとって読みましょう。

(4)小学校中学年までは、漢字や計算の勉強よりも読書を中心にしたほうが、高学年になってからの力がつきます。

(5)子供が自分で読むのを渋る場合は、お母さんが読んで聞かせてあげてください。読み聞かせも読書と同じ効果があります。また、内容がおもしろければ子供は自然に自分で読むようになります。

 課題フォルダの説明

 (1)おもて表紙の項目表

 項目表の●印の項目ができるように勉強していきましょう。

 ●印の項目が十分にできる人は、◎印の項目も勉強していきましょう。

 (2)うら表紙の作文課題集

 課題集は、授業のはじまる前までに見ておき、何を書くか決めておきましょう。小学1、2年生は自由な題名が中心です。小学3、4年生は、決められた題名が中心です。授業の前までに、書くことを準備しておきましょう。その週に何を書くのか決めていないまま電話に出たり、感想文の長文を読んでいないまま先生の説明を聞いたりしてもいい作文は書けません。感想文のもとになる長文は、あらかじめ何度か読んでおいてください。小学5、6年生の課題(特に感想文の課題)は、難しいものが多いので、書きにくい場合はほかの題名で書いてもかまいません。しかし、やさしいものをたくさん書くよりも、難しいものを少し書く方が力がつきますから、無理のない範囲でできるだけ作文課題集の●印の課題に取り組んでいきましょう。

 (3)先生の住所ラベル

 通信で自宅で勉強している生徒には、先生の住所ラベルが入っています。自習用紙にこの住所ラベルを貼って郵送してください。

 (4)予定表

 予定表には、6ヶ月の予定が載っています。

 授業のない日は、言葉の森新聞などでもお伝えしますが、予定表をよく見て確かめておいてください

 (5)長文集

 長文集は、全部で8ページあります。毎日1ページ、声を出して読みましょう。小学生の場合は、できるだけお母さんやお父さんのいる前で声を出して読むようにしましょう。声を出して読むということは、内容を理解するためだけに読むのではなく、言葉と言葉のつながり方や文のリズムを味わいながら読むということです。最後まで読み終えたら、また、最初から戻って読んでください。長文は、自分の好きなものを繰り返し読んでいくとよいと思います。ただし、感想文の課題がある週は、その感想文のもとになる長文をよく読んできてください。

 読みにくい漢字には、末尾に読み方を書いています。漢字はできるだけふりがなをふらずに読めるようにしておいた方が読む力がつきます。読めない漢字をお母さんやお父さんに聞いたときは、その漢字にふりがなをつけずに漢字のまま読めるようにしておきましょう。

 長文の音読は、表現力と読解力を育てます。特に、高校生以上で、文章を書くのが遅い人、長く書けない人、語彙が乏しい人、国語の読解が苦手な人などは、長文を繰り返し音読していきましょう。国語の読解が苦手な人は、長文の音読と合わせて、現代文の問題集の問題文を復読する練習もしていきましょう。

 (6)短文集

 短文集は、4ページになっています。順番にやっていきましょう。

 短文筆写は暗唱できるようにしましょう。お母さんの方で暗唱できるかどうか見てあげてください。初めのうちは暗唱ということに慣れないので時間がかかると思いますので、無理のないようにゲーム的な感覚で勉強してください。

 短文の暗唱・筆写は、表現力と記憶力を育てます。

 (7)解説集

 課題のうち主なものに解説をつけています。追加の解説は、ホームページの「ヒントの池」でごらんください。

 (8)漢字集

 漢字集は、年に1回カラー刷りのものを配布します。なくしてしまった人はご連絡くださればお送りします。漢字集には、小学生の場合、その学年で習う漢字を載せています。

 「あいうえお」などのひらがなは、文字の書き方を練習するためのものです。

 漢字集や短文集の文字は、教科書体というフォントで印刷しています。この文字のとおりに書くようにすると、文字の練習にもなります。

 (9)ことわざ集・名言集

 小5以上の生徒には、年に1回カラー刷りのことわざ集・名言集を渡しています。なくしてしまった人はご連絡くださればお送りします。

 

 

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