KotobanomoriNo.687

言葉の森新聞

2000年11月2週号

文責 中根克明(森川林)

 パソコンで作文を書いたり送ったりする人が増えてきました。すでに「インターネットからの作文の送り方」というプリントを入会時にお渡ししていますが、一部改定したところがありますので、最新版を掲載します。今回は「作文の書き方」「作文の送り方」。次回は「絵の入れ方」です。

  パソコンでの作文の書き方

●作文を書く前に、日本語入力ソフトの設定(MS−IME97)をする

 日本語入力システムには、ATOKやMS−IMEなどがあります。MS−IME97は、もともとの状態ではいろいろと不便なところがあります。設定を変えましょう。

 「マイコンピュータ」→「コントロールパネル」→「キーボード」を開き、「言語」インデクスから「プロパティ」を見ます。

 MS−IMEのプロパティを見ると、「スペース」の設定が、「半角スペース」になっています。この半角スペースは、電子メールやインターネットの掲示板では無視されて、スペースのない状態で表示されます。これを「全角スペース」に直して、「適用」→「OK」で閉じておきましょう。

●入力は「かな入力」よりも「ローマ字入力」で。

 小学校低学年のうちからワープロで遊んでいると、つい打ちやすい「かな入力」で打ってしまいます。「かな入力」を先に覚えてしまうと、「ローマ字入力」を覚えにくくなります。中学生になると、日本語も英語も両方打つようになりますから、最初から「ローマ字入力」で打つようにしていきましょう。

 また、指を置く位置を確実に決めておき、キーボードを見ないで打てるようにしておきましょう。(ホームポジションは「左の人差し指=F」「右の人差し指=J」です。

●ワープロソフトの設定(ワード)

 ワープロソフトには、一太郎やワードがあります。ワードは、もともとの設定では、スペースが表示されなかったり、改行をすると自動的に1字分下げてしまったりするなど不便なところがあります。

 スペースを表示するためには、「ツール」→「オプション」→「表示」から「編集記号の表示」の「すべて」にチェックを入れて「OK」を押します。これで、全角スペースが「□」のような記号で、半角スペースが「・」のような記号で表示されます。(これはもちろん印刷には出ません)

 自動的にスペースを空けないようにするためには、「ツール」→「オートコレクト」→「入力オートフォーマット」で、「字下げ」や「箇条書き」についているチェックをはずしておきます。これで、スペースは手動で入れられるようになります。スペースが自動で入るままにしていると、ワードで作った文書をメールで送ったり掲示板にはりつけたりするときに、ワードの画面の上では表示されている1字分の字下げが、メールや掲示板では表示されません。

 ワードで文字の大きさを変えたい場合は、「書式」→「フォント」→「サイズ」で選ぶことができます。

 文字を大きくしたために、画面の右の方に文字が隠れてしまうような場合は、「ファイル」→「ページ設定」→「余白」で左右の余白の幅を変えることができます。

●作文を書いている途中に間違って全部消してしまったら

 作文を書いている途中にまちがって書いたものを全部消してしまうことがあります。このときは、すぐに、「編集」→「元に戻す」を選びましょう。何十回でも前の状態に戻ることができます。ただし、画面を一度閉じてしまうと、元には戻りません。また、急な停電でパソコンの電源が切れてしまったときなども、電源を入れ直してワードを開くと、書いている途中の文章がある程度まで修復されて戻ることが多いようです。

●作文を書いたら、それを適当な名前で保存します

 教室では、例えば生徒コードは「なね」の人は、「なね19990513.doc」のように、生徒コードと年月日を組み合わせたファイル名で保存しています。あとで探しやすい名前にして保存しておきましょう。

●作文をコピーします

 「編集」→「すべて選択」を選ぶと、画面全体が黒く反転します。この状態で、「編集」→「コピー」を選びます。これで、黒く反転された部分が、パソコンの中に一時的にコピーされます。このコピーされた文章を、インターネットの掲示板にはりつけます。コピーが終わったら、ワードは画面の右上の「×」を押して閉じていいです。

●ショートカットキーで簡単にやると

 「編集」→「コピー」などの操作をマウスを使ってやるのは、毎日やっていると意外にわずらわしくなるものです。ショートカットキーを使うと、一連の操作がキーボードの上だけでできます。ショートカットキーを使うとき、初心者にありがちなミスは、例えば、「Alt」(オルト)を押しながら「E」を押してそのあと「L」を押すというような動作をするときに、「E」をギューッと押してしまうので、「E」を2回押した扱いになってしまうことです。キーは、カチッと軽くすばやく押しましょう。

 以下は、ワードを使った場合のショートカットキーです。

●「ファイル」→「名前をつけて保存」……「Alt」を押しながら「F」。それから「A」。

●「編集」→「すべてを選択」……「Alt」を押しながら「E」。それから「L」。

●「編集」→「コピー」……「Alt」を押しながら「E」。それから「C」。(「Ctrl」+「C」でもできます)

●「ファイル」→「終了」……「Alt」を押しながら「F」。それから「X」。

  パソコンでの作文の送り方

 言葉の森には、「質問の広場」「みんなの広場」など、いろいろな掲示板があります。また、生徒それぞれに「○○さんのうち」という掲示板があります。作文を送る掲示板は「○○の丘」です。

●「○○の丘」が作文を送るところ

 ワープロで書いた作文をコピーしたあと、自分の学年の丘に行きます。

 「○○の丘」の「○○」には、課題フォルダの裏の作文課題集に書いてある「○○の山」の「○○」と同じ名前が入ります。そこから作文を送信してください。

●生徒コードなどを記入する

 生徒コードは、課題フォルダの裏表紙の左下に書いてあります。ローマ字の小文字で入れてください。「あち」や「しと」などの生徒コードは、ローマ字で「ati」や「sito」としています。「achi」「shito」「ATI」「SITO」では正しい生徒コードになりませんから注意してください。また、たまに全角のローマ字を入れてしまう人がいます。半角のローマ字は、abcdefghijk……、全角のローマ字は、abcdefghijk……です。

 生徒コードを入れる欄から次の先生コードを入れる欄に移動するときは、タブかマウスで移動します。リターンキーで移動しようとすると送信ボタンを押したことと同じになってしまいます。リターンキーを押して送信してしまい、エラー表示が出た場合は、ブラウザの戻るボタンで戻れば送信前の画面に戻ります。

 先生のコードは、課題フォルダの裏表紙に書いてあります。同じように選択してください。

 課題の月と週も選択してください。

 自分の名前と題名を入れるときは、ローマ字からひらがなに切り替えます。パソコンによって操作の仕方は違いますが、「Alt(オルト)」キーを押しながら「半角/全角」というキーを押して、ローマ字からひらがなに切り替えることが多いと思います。(NECでは「CTRL」を押しながら「XFER」)。名前はできるだけ本名でなくペンネームで書くようにしてください。

●コピーした作文を貼り付ける。

 本文の欄の中でマウスを右クリックすると、「貼り付け」という文字が出てきます。ここで、貼り付けを選ぶと、先にコピーしておいた自分の作文が画面にはりつけられます。「貼り付け」という文字が出ないときは、作文のコピーがまだできていないということです。もう一度書いた作文を開き、「編集」→「すべて選択」で黒く反転させ、「編集」→「コピー」でコピーしてから、インターネットの本文の欄に「貼り付け」をしてください。

●「送る」ボタンを押す

 このあと、「送る」というボタンを1回だけ押すと、数秒で送信が完了します。(このとき、ダブルクリックをすると、2回押したことになってしまいます)

 時間帯によっては、混んでいる場合があり、「送る」ボタンを押してもなかなか画面が変わらないときがあります。そのときでも、「送る」ボタンは何度も押さないようにしてください。押した数だけ送信したことになってしまいます。

 送ったあと、エラーの画面が出た場合は、ブラウザの「戻る」で戻って、入力した内容でまちがえたところを直してからもう一度送ってください。

●目標の字数と項目を見て

 目標の字数(図の場合は、500字)を超えると、音楽のプレゼントがあります。

 また、構成・題材・表現・主題の項目は、赤い文字で印刷されている言葉が入ると、◎がつきます。(ただし、これは機械が自動的にしている評価ですから、正式の評価は担当の先生がします)

  ワードの文字カウントの仕方

 ワープロソフトには、いろいろ便利な機能があります。パソコンのソフトは何でも見よう見まねで使えるようになるものですが、やはり本を読んで勉強した方が便利に使えるようです。

 自分がいま書いている文字がどのくらいか調べたいとき、「ツール」→「文字カウント」で、字数を調べることができます。選択した範囲だけの文字数を調べることもできます。(ショートカットは「Alt」+T→W)

 教室で作文を書いている子供たちは、「今日は○○字まで書こう」とときどき「Alt」+T→Wを使いながら「お、今295字だ」などとやっています。

  ワードの要約の仕方

 ワードには、文章を要約する機能があります。「ツール」→「要約の作成」で、元の文章を適当な割合に要約してくれます。長い文章の内容を斜め読みしたいというときは便利です。ときどき、長文の要約にこの要約機能を使う人がいます(笑)。これは自分の勉強にならないからダメです。しかし、全体の流れを一目でつかみたいときには便利かもしれません。

 やり方は、ホームページの「課題の岩」に行き、その長文をなぞって黒く反転させ「コピー」をします。そのあと、ワードを開き新規作成の画面に「貼り付け」をします。そうすると、ワードに長文がずらっと貼り付けられますから、それから要約機能を使います。

 要約機能を使わずに、長文を見ながら、画面の上のほうに自分なりに要約を書いていくというやり方で要約していくのが便利でしかも勉強にもなると思います。

 

  光る表現(小1−小3) 2000年11月2週号

●梨那さん(いあに/小1)の作文より(スピカ先生/10.3週)

 (そろばんで)一年で十級はまだいません。先生は「すごいね。まだ一年では十級はいないんだよ。」といってくれて、わたしはうれしかったです。でももっとじょうずになっておにいさんをぬきたいです。それがわたしの一ばんのもくひょうです。 評:すごいもくひょうをもっているんだね! かいわとおもったこともかけていて、とてもいいよ。また進級したらおしえてね。

●隆大さん(いえみ/小1)の作文より(ゆり先生/10.4週)

 そこでだしまきずしの、だしまきとかつずしとおさしみとなすびとにしんのにつけとうにどうふをたべました。中でも一番おいしかったのは、だしまきずしのだしまきでした。<評>たくさんたべたんだね〜!きっととてもおいしくて、ぜんぶよくおぼえていたんだろうね。「一番〜」の言い方がじょうずにつかえました。

●ミニパンダさん(あもろ/小2)の作文より(ミルクティ先生/10.3週)

 『シッポはどこだ?』おたまじゃくしは、長いシッポがあります。そうしてだんだんシッポがみじかくなります。そのかっこうは、まるでわすれものをしているようです。もし、わたしがおたまじゃくしだったらシッポをさがしちゃうかもしれません。…略…わたしはおたまじゃくしは好きだけどカエルはあまり好きではありません。本当だよ。<評>「あっ、シッポをおとしちゃったぞ」と言って、池の中をさがし回っているおたまじゃくしが、思いうかんだよ。(=^^=) ☆先生もカエルより、おたまじゃくしのほうが好きです! ●〜 ●〜

●フリちゃんさん(あらり/小2)の作文より(さかな先生/10.3週)

 まるで、どうぶつえんのライオンのようです。★評:ドロケーで、みんなでにぎやかに追いかけ合っているようすが目にうかびましたよ。

●あやこさん(ありろ/小2)の作文より(洋子先生/10.3週)

 ———略———佐久間君の近くにいると、心の中でいつも「佐久間君ほんとうにだいじょうぶかな。」とおもっています。もしもわたしだったら、じゅうどうは、ぜったいにやめます。評:近くの席のおともだちが柔道をやっていて胸の骨をおり、いたいたしいすがたで通学しているのをみてのことです。しんぱいしているようすがとてもよくわかりますね。

●祐治さん(いあと/小2)の作文より(さかな先生/10.3週)

 (ねているうちにプラモデルを作っておいてくれたので)お父さんはまるで小人のくつやさんのようだと思いました。★評:朝起きてびっくりした気持ちがよく表れているね。とても上手にたとえを使ったね。

●りゃりゃさん(いいに/小2)の作文より(洋子先生/10.4週)

 それで、お父さんに見せたときは、「すごいね。もうのれるよ。あとすこしだね。」といってくれました。わたしは、もっともっと練習して、空中のりやタイヤのりやなんでもできるぐらいにしたいです。こんどは、一りん車のプロみたいにすいすい乗れるようにがんばって練習したいです。もし、もっとうまくのれるようになったらお父さんやお母さんやお兄ちゃんにも見てもらいたいです。評:お父さんにはげましていただいて、がぜんやるきがでてきたようですね。よかったね! (^o^)がんばりやさんの理子ちゃんのことだからきっと上手に乗れるようになりますね。がんばってれんしゅうしてみんなをびっくりさせてあげましょう!

●しょうさん(いくし/小2)の作文より(メグ先生/10.3週)

  おなかでトラップすると、おなかがたいこになったようなきがします。評:コーチが手の上にのせているボールをおなかでトラップするれんしゅうをしているんだね。トラップするときのおなかを「たいこ」にたとえたところがおもしろいね。

●ラブリーさん(あにせ/小3)の作文より(ミルクティ先生/11.1週)

 簡単だと思っていたボーリングが、けっこうむずかしかったのだ! でも、2ゲーム目にいったとき、1本〜5本ぐらい倒れてきたのです。(奇跡!)まるで生まれたての赤ちゃんがしゃべったようです。<評>だんだんボーリングがじょうずになってきたようすを、赤ちゃんが話し始めるようすにたとえたところが、個性的でおもしろいね。(#^.^#)

●ちび豆さん(あのわ/小3)の作文より(けいこ先生/10.3週)

 もしぼくのがっこうに、アルバートがきたらだいかんげいです。 評:時代も国もちがう、長文の主人公について、「自分の学校に来たら……」と考えるおもしろさ、これが読書の楽しみなんだね。

●アーサーさん(あひわ/小3)の作文より(みち先生/10.2週)

 ブルーアイズの目はかまきりのようにするどくて、サファイアのようにかがやいています。評:カードの中から今にもとび出してきそうですね。サファイヤのかがやきにたとえたのが印象的です。

●諒さん(あろつ/小3)の作文より(森川林先生/10.3週)

 「頭の体そうみたいなもの」というたとえは、いいたとえだと思います。なぜかと言うと算数は、答えがあうといい気持ちになるからです。評:勉強でもスポーツでも、自分の考えたとおりにうまくいったときというのは、気持ちいいものね。「なぜかというと」という説明がうまい。

●央和さん(いきあ/小3)の作文より(ふじのみや先生/10.4週)

 ぼくが学校に行くとき、目でぼくのことを見おくってくれるのがとてもうれしいです。☆言葉が話せないかわりに、目で見おくる犬のレオ君。どんな気持ちなんでしょうね。

●一休さんさん(わら/小3)の作文より(けいこ先生/11.1週)

 まず、お母さんに見本をみせてもらいました。まるで、鉄人アイアンシェフみたいでした。僕は、「へーん、これぐらいできるもん!!」といって、最初に油を、「どば〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」とかけてしまって、お母さんはあわてて、ティシュでふきました。ぼくは、しらーとしていました。(失敗はだれでもあることさ・・・。)次は、ハムを二、三枚フライパンに乗せて、ハムエッグの命の卵をわることです。ここはいつも緊張します。「ぱか!!」やっちゃいました。変形卵ロボットができてしまいました。ぼくは、「まっいいか、いつもよりよかったし。」と思いました。卵とハムがくっついてまるで三両の列車みたいでした。簡単だと思っていたのに、けっこうできないものです。さっそく食べてみました。自分で作ったハムエッグはとてもおいしかったです。もともと大好物なのですから、味にはかわりはないでしょうが、自分で作れるようになったのは、すごい進歩だと思いました。 評:簡単そうなハムエッグも意外とむずかしいんだね。音の表現やたとえを上手に使って、説明ができている。 

 

  光る表現(小4−小5) 2000年11月2週号

●Yutaさん(あみひ/小4)の作文より(洋子先生/10.4週)

 次は、二つめの秋です。四年生で育てているヘチマの実の色が緑の大きいものになっていたのです。ぼくは、二週間ぐらいで五十センチメ−トルもおおきくなるなんてびっくりぎょうてん、腰がぬけそうでう。評:二週間で五十センチものびるとは、こしが抜けそうなくらいおどろいたのですね。せいちょうのはやさにびっくりですね!ヘチナ水をとったりこれからが楽しみですね。自然の移り変わりにも目をむけてどんどん深まる秋を楽しんで、さらに君らしい秋を探してみましょう!

●勇之さん(あよか/小4)の作文より(ミルクティ先生/10.2週)

 『ゆるしてあげたこと』ぼくのクラスで、少しぶつかったりしただけでも、すぐに、ちょっかいを出したりする子がいるのですが、そういう子などの場合は、ゆるすと、かえって悪乗りしてしまうことがあるので、ゆるさない方がいいと思います。 …略… ゆるしたりゆるさなかったりというのは、信用などと同じで時と場合などに応じて、使い分けることが大切だと思います。もし、使い方をまちがえたりすると、人のうらみをかったりもします。そういう事で考えても、やはり、使い分けるのは大切だと思います。<評>簡単にゆるせないことの体験談を入れて、結論は「時と場合に応じて使い分けることが大切だ」という一味違った、考えの深い意見が書けたね。

●茜さん(あろさ/小4)の作文より(ももんが先生/10.3週)

 「わあっ、ハムスターの赤ちゃんだ。かわいー。」三つごのハムスターの赤ちゃんが、かたまってねていました。その中の一ぴきが、こっちに来て、はなをぴくぴくさせました。まるで「あれー。人間だー。」と言っているようです。お母さんが「かわいいね...。ねえかおうか。」と言ってくれたので、わたしは、とびはねたくなりました。だって、いつもは、わたしが「かってかってー。」と言っても「ダメー。」と言うだけだったのに、お母さんの方から「かおうか。」と言ってくれたのです。【評:かわいいハムスターとの出会い、じょうずに書けました。なんだか、ハムスターと心が通じ合ったみたいですね。「とびはねたくなる」くらいうれしい茜ちゃんの気持ちも、よーく伝わってきます。】

●穂香さん(すよ/小4)の作文より(きょうこ先生/11.1週)

 「私は、好きな食べ物が人によって違うんだなぁと思った。けれど、本当に野菜が嫌いな人と、好きな人の差はすごい違うと思った。給食の時にほぼ毎日サラダが出るけど野菜が嫌いな人がけっこういるのでいっぱいあまります。..お肉ばかり食べて野菜を食べなかったら病気にかかりやすくなると思います。私は、サラダを食べて元気元気!今日も私はサラダを食べて元気もりもり100%!」本当だね。野菜の好き嫌いってとっても多いかもしれないね! でも、野菜嫌いのお友達も、元気100%のほのかちゃんの作文を読めば、野菜が食べたくなってしまいそうだね。とっても楽しく書けました☆

●まささん(あうこ/小5)の作文より(ゆり先生/10.3週)

 あとで、地下のいんさつしているところをみにいきました。きかいが、まるで風のように、まわっていました。こうして、新聞がどうやって作られているのかが、くっきりとわかりました。<評>「風のよう」というたとえ、よく考えたね。大きないんさつ機が、きっと風のような音をたててまわっていたんだね。「くっきっりとわかりました」という文も、正浩くんらしくていいよ。

●けろっぴさん(あちえ/小5)の作文より(ミルクティ先生/10.3週)

 「日本ははるかに手仕事に恵まれている。」というのが本当なら日本は世界で指折りの手仕事国のはずだ。しかし、アジアの他の国々(中国・タイ・大韓民国等の国々)もきっと手仕事がまだ盛んだと思う。特に、中国は陶磁器の生産が盛んだ。…略…社会の先生が教えてくれたが手仕事のきれいな物とは江戸時代からでてきたそうだ。…略…ぼくは、その時、日本はやはり手仕事の国なんだなぁ、と思った。<評>手仕事というテーマで、アジアの他の国や、江戸時代の日本のことへも目を向けたところがいいですね。作文に空間的、時間的な広がりが生まれましたよ。

●星の王子さん(あねく/小5)の作文より(森川林先生/10.1週)

 父も「今の子供は、外で遊ぶのが少なくなっている。だから、今の子供は、力が弱くなっているんだ。ぼくらの頃は、魚とり、メンコ、栗ひろい…・・みたいに外で遊ぶ遊びが多かったね。」と言っていた。評:お父さんに実際に話を聞いてみたところがいいね。こういう長い会話が入ると、雰囲気がよく伝わってくる。

●ナズナさん(あもせ/小5)の作文より(かつみ先生/11.1週)

 「わたしぐらいかなあ、トマトとバナナが好きな人って・・・。」  評:書き出しの表現。本文の内容をコンパクトにまとめてあるところ、そして会話分ではじまっているところがいいです。こういう後の文章に大きく影響してくる書き出しがこれからも書けるといいね。

●俊輔さん(あやゆ/小5)の作文より(かつみ先生/11.1週)

 「おい、にげてないでとれよ。」男子の声が響く。しかしボール取れない女子は取らないで逃げている。新幹線のような速いボールがどんどんこっちに向かってくる。僕はそれを取る。そしてなげて相手に当てる。評:躍動感にあふれた表現だね。

●泰佑さん(あるい/小5)の作文より(メグ先生/10.3週)

  ぼくは、手仕事が大切だからといって、機械仕事をへらさないで、手仕事をふやした方がいいと思います。その中でも、伝とう工業を生かして、どんどん多くしていくのがいいと思いました。評:機械仕事の良さを認識した上で、手仕事を増やした方がいいと言っているところに好感が持てるよ。手仕事についても、具体的に考えることができたね。

 

  光る表現(小6−中1) 2000年11月2週号

●ゆみっちさん(あにわ/小6)の作文より(とこのん先生/10.1週)

 名前がつけられたものは、この地球上に存在しているという証であり、親に愛されているということでもあるのだ。だから、名前があるということに感謝しなくてはならないのだ。  評:ご両親は、限りない愛情を持って我が子に名前をつけられたことでしょう。その名前にこんなふうに誇りと愛着も持ってつきあっているということ、とってもすばらしいことですね。

●晃章さん(あらか/小6)の作文より(メグ先生/10.3週)

  自分は運が悪いと思う人はただ、自分のおこないが悪いだけで、自分がしたことに悲しむのと同じである。「笑う門には福が来る」というように、毎日暗く生活しないで、明るく元気に生活するのが本当の幸運だと思う。評:「運」というものについて、晃章君の意見をしっかりまとめることができたね。人の運は、日々の行いや生活の仕方によって左右されるものなのでしょうね。

●佐保さん(あるま/小6)の作文より(ふじのみや先生/10.2週)

 私はこのような野生の生物の行動におどろいてしまう。人間はお金さえあれば、どんな食べ物だって買える。それに、好ききらいだってできる。けれど、野生の生物たちは、そうはいかない。食べ物があれば、すぐに仲間を呼び、たちまちにして、たくさんの仲間が集まってくる。そして、腹ごしらえをしようと食いつく。もちろん好ききらいなどしているひまはないのだ。 評:カキの木に集まる鳥たち。その一生けんめいな姿にはこんな気持ちがあるんだね。

●寛子さん(こた/小6)の作文より(とこのん先生/11.1週)

 この倉の中をこの前見せてもらったことがある。倉のなかには私の小さい頃の着物や靴、ベビーカーなどがたくさん入っていて、倉の中に入るだけで、とても懐かしくなれる所である。  評:古いものが持つ温かみ、思い出の品々を大切に保管してあるご家族の愛情を、肌で感じ取っていることがよく表れていますね。

●キティさん(さあ/小6)の作文より(ゆり先生/10.3週)

 亀石は南西のほうをむいている。それが南にむくと、あたりがどろぬまになるといういいつたえがあるそうだ。(略)もし、私が明日香の地元の人だったら、その伝説を信じないわけにはいかないだろう。だって、亀石には、どこか不思議な力がかくされているように感じたからだ。<評>千年以上も前からある亀石。実際に見て感じた不思議な力のことを、聞いた話をつかってうまく書けていますね。

●たまごさん(せろ/小6)の作文より(さかな先生/10.2週)

 「先んずれば人を制す」と言うが、その時期をうまく計るのはむずかしい。人間と動物とは、共存しながら競争している仲間だ。★評:人間と動物の関係を鋭い見方で描いているね。

●たぬきさん(のと/小6)の作文より(ゆり先生/11.1週)

 いつか、地域の人にこま回しなどを教えてもらえるような体験コーナーなどもつくって欲しい。そしたらけんだま、こまなど昔のおっもしろいもので遊べる。それに地域の人と仲良しになり一石二ちょうだ。<評>こまやけん玉などは昔のおもちゃだけど、なかなか奥が深い(?)ものね。地域の人といっしょに遊べたらきっと楽しいだろうね。いいところに目をつけていますね。「一石二鳥」の言葉もうまく使えています。

●マサさん(あうて/中1)の作文より(さかな先生/10.3週)

 どんな道具も同じように、使う人間の心や姿勢が大事だ。★評:まさに言い得て妙。いろんな場面が考えられそうだね。

●コナンさん(あろあ/中1)の作文より(ミルクティ先生/10.3週)

 ロケットや電車などは大事だし、この世の中、機械がないと生きていけないという時代なので、やはり機械は大事だ。しかし、便利というだけで、何でもかんでも(機械で)行ってしまうのは、やはりよくないと思う。私の結論は、人間ができる所ぎりぎりまでは責任を持ち、それでも不可能な所は機械にまかせるというような努力をすればよいと思う。<評>反対意見への理解を書いて、機械の必要性を認めつつも、自分の意見(機械まかせではなく、やれることは人間の力でやることが大事だ)を強く主張できたね。

 

  光る表現(中2−社) 2000年11月2週号

●健太さん(あうぬ/中2)の作文より(スピカ先生/10.3週)

 (そろばんで)一年で十級はまだいません。先生は「すごいね。まだ一年では十級はいないんだよ。」といってくれて、わたしはうれしかったです。でももっとじょうずになっておにいさんをぬきたいです。それがわたしの一ばんのもくひょうです。 評:すごいもくひょうをもっているんだね! かいわとおもったこともかけていて、とてもいいよ。また進級したらおしえてね。

●たこ星人さん(こむ/中3)の作文より(きょうこ先生/11.1週)

 「多分昔は中根先生のいえは皆の作文でいっぱいだっただろうが今は多分10枚くらいのフロッピーがちょこんと置いてあるだけに違いない。こういうふうにデジタルは物事を速く、軽くこなすことができる。」分かりやすい! アナログ=山づみの作文用紙。デジタル=ちょこんと置かれたフロッピー。量ではかればそのコンパクトさは一目瞭然だね☆

●Lisaさん(あいす/高1)の作文より(スピカ先生/11.1週)

 政府は、国民が従うものではなく、国民が反抗することによって成長していくものなのだ。 評:そのとおり。自作名言になっているね。かっこいい。"☆"

●Folderさん(あすの/高1)の作文より(森川林先生/10.1週)

  映画の主人公と私の幸せについての共通点は夢があり、夢を叶えられる可能性があるということであると思う。評:「幸せ」「夢」という抽象的なものを自分なりに消化して考えているところが高校生らしい。

●ひまわりさん(あなつ/高1)の作文より(とこのん先生/10.3週)

 私は最近では、人は死んだら何処へいってどうなるのか、これを考えることがある。これはものすごく不思議で、この答えをしってるものはいない。だからこそ考える意味もあるようなきがする。評:現実の肉体は、死んだらどうなるのかはっきり分かっている。でも人は精神世界における「死後」をよく想像します。古代から現代、そして未来へと続く永遠の「想像の世界」といえそう。すべてが科学で証明できるのではなく、内的世界の存在が人間が生きてゆく上では不可欠なものだ、ということが伝わってくる一節です。

●眠雨さん(うき/高1)の作文より(ミルクティ先生/10.3週)

 (非科学的な物語を大切にする)そのための方法としては第一に、あまり幼いうちから世界の「真実」を教えないことが薦められる。教育制度も普及した現代の日本では、物語を生み出すのはまだ科学に然程ふれていない幼い心である。科学的な観点から見れば馬鹿げた空想が、しかし我々に最も足りていない。無知ゆえにかれは、時に劇的な物語を生みだす。そんな素晴らしい才能を、老いてから思い返せもしないほど、早くに埋もれさせては勿体無い。徐々に本人のうちで実感として何か世界の『不思議』に対する科学的な探査欲求が生まれたときに、それは伝えられるのがいいだろう。 …略… 最近では、猫が何故魚を好むと言われるのかを先日考えた。だが驚いたことに、私は日本文化の魚との接触性や猫の動物的な習性の点からそれにアプローチしていた。猫は魚の滑やかな美しさに嫉妬しているとか、そうした物語は思い浮かばなかった。どちらが面白い話を書けそうかと言えば、当然の如く後者であるのに。一応文系の人間を自称する私にも、科学はそれほどに浸透していたのだった。<評>小さいうちから科学的真実を知ることで逆に失ってしまう想像力や物語を作る力…自分の体験も入れて印象的に語れましたね。

●舞さん(あおき/高2)の作文より(とこのん先生/10.3週)

 お金があって奉仕することよりもお金がなくて奉仕をするほうが重要だと聖書にも書かれている。その通り、それこそ意義のあることなのだ。そして、お金のある人は尚更の奉仕が必要なのである。だからこそ、福祉のために献身的に働き、そして働く人をより評価する必要もある。我々は、もうすこし豊かになった経済面の反面、なにが失われていったのか、考える必要がある。なにかを得れば、かならず何かを失ってしまうものだから。評:資本主義経済の恩恵を確実に受けながら、「奉仕」の真なる意義を見失わないことはとても難しいけれど、人間の本質を辿って、人への感謝と放恣の喜びそして奉仕する人への尊敬を決して忘れてはいけないということを肝に命じなければ、社会は健全に機能しないんだよね。

●弥生さん(いきか/社)の作文より(森川林先生/10.3週)

 言語が違えばうまく表現できない言葉があるのは当然で、それをできるだけ元の意味を損なわないように表現するためには、外国語力ではなく、結局は自分の母語の能力がどれだけあるかが重要になってくる。評」:オリジナルな名言になっているよ。

 

 

 

—————————————————————————————

■オンラインマガジンの登録と削除は下記のページで■

http://www.mori7.com/morion/imorion.html

■これまでの言葉の森新聞は下記のページで■

http://www.mori7.com/mori/komori/indexmori.html

■ホームページ■

http://www.mori7.com/

■メール■

nane@mori7.com