言葉の森新聞2021年11月1週号 通算第1681号
文責 中根克明(森川林)

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■■11月3日(水)は「休み宿題」

 カレンダーに記載してあるとおり、11月3日(水)は祭日のため「休み宿題」となります。
 先生からの電話はありませんが、自宅でその週の課題を書いて作文を提出してください。他の日に教室に電話をして、その週の説明を聞いてから書くこともできます。
 休み宿題のときに、電話の説明を聞かずに自分で作文を書く人は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考にしてください。
「授業の渚」http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」http://www.mori7.com/mine/ike.php


■■小6と中1のほぼ全員、読解検定の点数がアップ、平均18点プラス
●動画:https://youtu.be/yTK9bMv4rAY

 10月の読解検定を受けた、国語読解クラスに参加している小6と中1の生徒の点数を集計してみました。

 すると、中1では全員、小6でもほぼ全員の点数が、9月の読解検定よりも上がっていました。
 単に点数が上がったのではなく、平均点との差が上がっていたので、偏差値が上がっていたのと同じです。

 受検した生徒の中には、小6と中1の生徒で、それぞれ100点を取った人もいました。

 10月の読解検定の小6の平均点は57点、中1の平均点は51点でした。
 こういう難度の高いテストで100点を取るのはかなり難しいです。

 ところで、読解検定は100点を取るのが目標の試験です。
 理詰めに解けば100点を取れるはずだという前提で試験を受けるから、力がつきます。

 だから、国語読解クラスでは、読解検定の分析を生徒自身がするようにしています。
 先生の解説を聞くだけでは、わかった気がするだけになってしまうからです。

 しかし、その学年の読解検定が難しすぎるという人もいると思います。
 そういうときは、受検する学年を下げて試験を受けてください。
 そして、理詰めに解けば100点を取れるという感覚を身につけていくといいと思います。


■■「詩のあん唱コンクール」参加者募集
●動画:https://youtu.be/I4ifFBQJarA

 全国学校図書館協議会が主催する「詩のあん唱コンクール」が、参加者を募集しています。
https://www.j-sla.or.jp/contest/solasido2.html

 テーマは、「お気に入りの詩」となっていますが、詩でなくてもかまいません。
 180秒までの動画ですから、1200字程度の文章になると思います。

 暗唱検定の1ヶ月分にちょっと足したぐらいですから、暗唱に慣れている人はすぐできると思います。
 自分の気に入った新しい文章(詩)でもいいし、これまでに覚えたものでもいいので、どしどし応募してください。

★ただし、団体応募ではありませんので、個人として応募してください。
★同じものが重ならない方がいいと思うので、自分の暗唱する文章が決まりましたら、質問感想掲示板に入れておいてください。(もちろん、同じものが重なってもかまいません。)
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=123

 動画の作り方がわからない人は、教室までお聞きください。

 暗唱は、できれば明るい顔で、表情豊かに、ある程度は手振りも交えながら行うようにするといいです。
 普段の暗唱練習の成果を生かすということでがんばって参加してください。


■■全国学力テスト、及び、公中検模試の申込受付中(11月15日締め切り)
■■全国学力テスト

 全国学力テスト1月(育伸社)のお申し込みを受け付けています。

 オンラインの受検なので、自宅で参加することができます。
 学力の客観的な位置をつかむことで、教科ごとの早めの対策を立てることができます。

 試験科目は、小1~小3は国語・算数、小4~小6は国語・算数・理科・社会、中1~中3は国語・数学・英語・理科・社会です。
 詳しくは、お申込みページをごらんください。

●お申込みページ
https://www.mori7.net/gakute/#g

●対象
 言葉の森の小1~中3の生徒

●試験日
 12.3週(12/15-12/21)(自宅で受検できます)

●料金
 3,300円(受講料と合わせて自動振替させていただきます)

■■公中検模試

 公中検模試12月(日本教材出版)のお申込みを受け付けています。

 オンラインの受検なので、自宅で参加することができます。
 学力の客観的な位置をつかむことで、教科ごとの早めの対策を立てることができます。

●お申し込みページ
 https://www.mori7.net/gakute/

●対象:
 言葉の森の小6の生徒

●試験日:
 11月27日~12月5日(自宅で受検できます)

●料金:
 5,500円(受講料と合わせて自動振替させていただきます)


■■AIでできないもの
●動画:https://youtu.be/ztnDNCQfDUs

 AI(人工知能)という言葉をそのまま受け取ると、やがてAIが人間を超えるのではないかと思ってしまう人がいます。

 一方、AIにでできないことというと、感受性とか想像力とかいう定義の不明確な言葉で考えようとする人もいます。

 このどちらも、AIと人間の本質的な違いを理解していません。

 人間とAIが異なる最も大きな点は、人間は、生きるための欲望を持っているところです。

 よりよく生きたいという欲望を持っているからこそ、何も問題のないように見えるところに問題を発見する問題意識を持ち、何もないところに新しい未知のものを創造しようとする創造意欲が出てくるのです。


 では、思考力とは何かというと、低い思考力は、AがBでBがCならAはCであるというような論理の道筋を追う力です。
 高い思考力は、相異なるものの同一性と、同一であるものの異質性を見つける力です。
 この高い思考力は、主に言葉によって支えられています。
 また、数学は、数や図形という「言葉」を使って考える思考力です。


 共感力は何かというと、自分と他者との一体感です。
 その共感力は、あらゆるものを愛する力と、幸福に生きる力と結びついています。


 これからの教育で大事なことは、知識を詰め込み再現する力を育てることではなく、創造力、思考力、共感力を育てることです。

 そのために何が重要かというのは、人によって様々な考えがあると思いますが、私は、読書と対話と熱中できる遊びと自然だと思います。
(読書は、楽しい読書と難しい読書の両方が必要です。)













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