森の編集室(削除修正追加 / /▼ダウンロード /▲アップロード
削除 修正 追加
枝:0=件名、1=先端タイトル、2=章◆、3=節●、4=題名■、5=小見出し▼、51=小見出し▼、52=小見出し●、
6=本文、61=改行、7=テーブル、8=絵図、9=終端タイトル

言葉の森新聞2003年6月2週号 枝 0 / 節 1.001 / ID 印刷設定:左余白12 右余白8 上下余白8
  ■1.受験用作文小論文特別指導
  ■2.受験生のための国語学習法
  ■3.受験生のための作文・小論文学習法
  ■4.図書の広場が新しくなりました
  ■5.エディタを使おう
 
言葉の森新聞 2003年6月2週号 通算第799号
文責 中根克明(森川林)

枝 1 / 節 1.002 / ID
1.受験用作文小論文特別指導 枝 4 / 節 1.004 / ID 4730
 言葉の森を受講している生徒で、受験の教科に作文小論文がある場合、通常の作文指導を受験用の特別指導に切り替える選択ができます。
期間:受験日の属する月の6ヶ月前から切り替え可能(2月に試験がある場合は8月1週から特別指導に切り替えられます)
費用:通常の受講料プラス月額1500円
内容:過去問に合わせた課題で指導(生徒の方で希望する過去問などの問題と、言葉の森で用意する志望校の傾向に合わせた問題とを組み合わせて指導します)
 受験用作文小論文特別指導を希望される方は、担当の先生又は言葉の森(0120-22-3987)までご連絡ください。
枝 6 / 節 1.005 / ID 4731
作者コード:
2.受験生のための国語学習法 枝 4 / 節 1.006 / ID 4732
 国語の力をつけるポイントは、国語の入試問題に出てくるようなレベルの文章を繰り返し読んでいくことです。
 どの参考書や問題集よりも優れている教材は、実際の最近の入試問題です。
 繰り返し読むということが大切ですから、設問を解く必要はありません。空欄は飛ばして読んでいきます。解説などももちろん読みません。ただひたすら問題文を読書がわりに読んでいきます。もちろん黙読です。
 難しい語彙の文章を読んでいると、脳が疲労するせいかすぐに眠くなります。そういう場合は、無理をせずに時々休みながら読み続けるようにしてください。
 「せっかくだから問題も解こう」というのは、単なる無駄な寄り道になるだけです。問題を解いたり解説を読んだりして力がつくのは、問題にパターン性がある数学などの問題のときだけです。
 繰り返しの回数は4回以上です。4冊の問題集を1回だけ読むよりも、1冊の問題集を4回読むほうがずっと効果があります。なぜ4回以上かというと、それはこれまでの経験からです。英語の単語を覚えるような勉強でも、3回目まではうろ覚え状態ですが、4回目から急速に記憶に定着し、5回目でほぼ完全に定着します。暇な人は実験してみてください。
 おすすめの問題集を紹介します。
 小学校高学年用……中学入学試験問題集(国語編) みくに出版
 中学生用……全国版高校入試問題と解答国語 旺文社
 高校生用……全国大学入試問題正解国語(国公立大編) 旺文社
 いずれも「図書の広場」にリンクがあります。
http://www.mori7.com/tosyo/
枝 6 / 節 1.007 / ID 4733
作者コード:
3.受験生のための作文・小論文学習法 枝 4 / 節 1.008 / ID 4734
 文章を上達させるコツは、自分が書きたいと思っているジャンルの文章を繰り返し読み、自分のものにすることです。
 受験生の場合は、試験で小説を書くのではなく論文を書くのですから、読む文章を課題集の中の長文のような論説文的なものにする必要があります。
 そのための自習の方法は、長文暗唱です。
 長文を3文、又は150〜200字抜き出して、20回音読します。音読しているうちに暗唱できるようになりますから、暗唱できるようになったら元の文章を見ないで10回暗唱します。
 1日目に最初の文章(Aとします)を暗唱します。
 2日目に次の文章(Bとします)を暗唱します。
 3日目に、AとBの文章を続けて暗唱します。
 4日目に、3番目の文章(Cとします)を暗唱します。
 5日目に、4番目の文章(Dとします)を暗唱します。
 6日目に、CとDの文章を続けて暗唱します。
 7日目に、ABCDの文章(600〜800字)を続けて暗唱します。
 つまり、1週間で、自分が小論文の試験で書くぐらいの長さの文章を暗唱してしまいます。
枝 6 / 節 1.009 / ID 4735
作者コード:
■印刷用の言葉の森新聞はここまでです。続きはウェブでごらんください。題名は下記のとおり。
「図書の広場が新しくなりました」「エディタを使おう」
枝 6 / 節 1.011 / ID 4736
作者コード:
 
枝 61 / 節 1.012 / ID 4737
4.図書の広場が新しくなりました 枝 4 / 節 1.013 / ID 4738
http://www.mori7.com/tosyo/
 図書の広場が新しくなりました。
 これまでは、図書一覧表を掲載しているだけでしたが、今度は、アマゾン(インターネットの書店)で販売している図書と個々にリンクを張ることにしました。
 これによって、その本の在庫状況が一目でわかります。また、希望する方はそのままアマゾンでその図書を注文できます。
 アマゾンで図書を購入する際の利点は三つあります。一つは、在庫がすぐにわかるということです。もう一つは、特定の分野ごとの図書が売れている順番に並んでいるので選択の参考になるということです。そしてもう一つは、「その本を買った人はこの本も買っています」と関連図書を表示されることです。「商売がうまいなあ」と思いますが(笑)、実際にそういう関連図書が表示されるとかなり便利です。
 アマゾン利用の欠点は、1500円未満の注文だと送料がかかるということと、送られるのに最低1日はかかるということです。しかし、注文を1500円以上にまとめることはすぐにできますし、書店で本を探し回ることに比べれば送られる日数は相殺しておつりが来る方が多いと思います。
 図書の広場の本とアマゾンと本とのリンクは手作業で行っていますが、ウェブ上ですぐに修正できるようにしているので、在庫状況の変化にはすぐに対応できるようになっています。
枝 6 / 節 1.014 / ID 4739
作者コード:
5.エディタを使おう 枝 4 / 節 1.015 / ID 4740
 言葉の森の教室では、作文を書くときに、ワープロソフトではなくエディタソフトを使っています。その理由は、
(1)ワープロソフトは高い。(エディタは無料や廉価のものがインターネットで配布されている)
(2)ワープロソフトはデフォルトで余計な機能がついているので使いにくい。
(3)ワープソフトは動作が重い。
 ワードで例をあげると(デフォルトでの設定の場合)、
(A)テキストファイルが保存できない。
(B)テキストファイルを開くことができない。
(C)書き出しのスペースを空けることができない。(見た目は空いているが見た目だけ)
(D)スペースや改行の記号が表示されない。
(E)英語の1文字目を勝手に大文字にする。
 ワープロソフトが役に立つのは、表を作るというような高機能性を生かす作業をするときだけです。
 では、どういうエディタソフトがいいかというと……。
 まず、メモ帳はだめです。メモ帳は、低機能すぎるからです。メモ帳で作業をしていて間違ってデータを消してしまうと、アンドゥ機能がないので元に戻りません。
 定番と言われているものは、ウィンドウズの場合は「秀丸(有料)」「TeraPad(無料)」で、マックの場合は「Jedit(有料)」です。
 下記のリンク先で、各種エディタをダウンロードできるサイトが紹介されています。
http://www.kent-web.com/pubc/editor.htm
 サイトが見つからない場合は、インターネットで検索をして探してください。
 私は主に秀丸を使っていますが、教室で生徒が使っているのはTeraPadです。そこで、TeraPadの設定のポイントを説明します。
 まずTeraPadのページに行きます。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~t-susumu/toclip/
 サイトが見つからない場合は、インターネットで検索をして探してください。
 ここで、TeraPadの本体と、TeraPad用ツールの中のWideStrCounter(文字数をカウントするツール)をダウンロードします。
 ダウンロードしたあとの解凍とインストールはご自分でやってください。下記のリンク先に、解凍の仕方の説明があります。
http://yosu.kiy.jp/text/kaitou.html
 TeraPadの本体TeraPad.exeは、C:ProgramuFilesTeraPadにインストールされます。WideStrCounterを解凍したあとのファイルWsc.exeも同じところに入れるとわかりやすいです。
 TeraPad.exeを起動します。「ツール」→「ツールの設定」で「ツール」タグで「追加」。「名前」には「w文字数カウント」などと入れておきます(適当でいいですが、最初に半角アルファベットのwを入れておくと、ショートカットキーの「Alt+T→W」で文字数カウントが呼び出せます。これはワードのショートカットの呼び出し方と同じなので便利(笑))。次に「実行ファイル」にWsc.exeを選びます。「コマンドラインパラメータ」には、「%f /c」(パーセント・エフ・半角スペース・スラッシュ・シー)と入力。これで「OK」です。
 次に、ウィンドウズの幅を最大に設定しておきます(しなくてもいいけど、この方が便利なので)。「ツール」→「ツールの設定」で「ウィンドウ/漢字コード」のタグ。「状態」を「最大化」にして「OK」。
 次に、「表示」タグ。チェックを入れるといいのは「改行マーク」「TABマーク」「全角空白マーク」「半角空白マーク」。チェックをはずしておいた方が見やすいのは「EOFマーク」。「フォント設定」で文字の大きさが変えられますが、デフォルトのままでもいいです。
 次に文字の折り返しの設定。その前にTeraPadの画面を最大のサイズにしておきます。「基本」タグで「指定の行数で折り返し」にチェック。「現在の幅を取得」をクリック。これで「OK」。
 次に、「行番号/ルーラー」タグ。プログラムを書く人には必須です。そうでない人には不要です。「行番号を表示する」にチェックを入れ、「標準モード時は非表示」のチェックをはずします。「論理行で行番号を表示する」にチェックを入れます。スクリプトのエラーがあったときに、この行番号が表示されるのでバグを見つけやすいということです。
 以上で設定は終わりです。ワードなどのワープロソフトと違って機能が絞られているので、設定もわかりやすくなっています。
枝 6 / 節 1.016 / ID 4741
作者コード:
枝 9 / 節 2 / ID 4741
 
ホーム