4月の森リンベスト5の小3以下の課題の部で、ババーン君が1位になりました。ババーン君は小4ですが、3月から始めたので、まだ1学年下の課題で取り組んでいます。ふだんは手書きで書いていて、清書のときだけパソコンで書き直したのだと思います。
字数は627字、点数は強力語彙65点、重量語彙62点、素材語彙78点で、総合点は70点でした。70点というのは、小4の部でも1位となる点数でした。
その作品を紹介します。
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普通の登校は歩きが多いだろう。また、都会のほうへ行くにつれて地下鉄や電車で学校へ登校する人も多くなる。
でも、歩き、地下鉄、電車のほかにもバスがある。この登校の方法少なくもないと思うが、多くもないと思う。
ぼくの場合はバスだ。
歩いての登校の人は、
「・・バスってさあ、歩かなくてもいいからいいよな〜」
って平気な顔してそんな事を言えるけど、もし自分のバスに乗り遅れたとしたら、全身の血の気がぬけて、その場にくずれてしまいそうな気がする。電車も同じく、乗り遅れたら終わりだ。
ぼくの地域名は荒川口という小さな地域で、学校までは歩いて1時間20分、自転車で30分くらいのきょりだ。
と中の道はくねくねと曲がっていて、周りは山、川、時々田畑で、隣村(笑)からは、少し家が建っている。
最初、つまり1〜3年生の頃のバスは新潟交通のバスに行きも帰りも乗っていたが、今は町のバスだ。この話で今一番気になっているのが、色だ。
ぼくと同じバスに乗る人には分かると思うが、色が古くさいのだ。
外側の色は、白とねずみ色のみ!!それに比べて他のバスはどうだろう。他のバスは、きれいな色や、絵がたくさん書いてある。ぼくは、
「これじゃあく別じゃないか!」
と思ってかわいそうに思えた。
もしもぼくがしゃべれるバスだったら、(それじゃあトーマスじゃぁないか)
「もっとはでな色にして!!」
と、一日中叫んでいるかもしれない。
気に入った作文
@:のんのんさん
題も内容も楽しいよ〜(〜〜)
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(最後の3行は、ほかの人の作文に対する感想です)
これは、「学校へ行く道」という題名課題で書いた作文だと思います。この題名は説明文的な内容になることが多く、長く書くのはなかなか難しいものです。それを627字まで書いたのは、説明の途中に自分の思ったことを入れて内容をふくらませることができたからです。また、そのことによって、素材語彙も豊富になっています。「しゃべれるバスだったら、(それじゃあトーマスじゃあないか)」などというところは、思わず笑ってしまいました。
楽しくのびのびと書いていることが感じられ、読む方も楽しくなってくる作文です。
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枝 6 / 節 5 / ID 5958 作者コード:
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