かれこれ十数年前、先生がまだ仕事をはじめたばかりのころ、「記憶(きおく)よりキロク」と会社のせんぱいから教わったことがあります。そのころはピンときませんでしたが、最近そのとおりだと気づきました。
むかしのことを振り返ると、部分的に思い浮かぶ一瞬一瞬(いっしゅんいっしゅん)はあるけれど、正確に言葉にはできません。もしその場にいた相手がその事を忘れていたら、本当にそんなことがあったのかどうかもあやしいなぁ、などと考えて見ます。ちょっとむなしくなります。(^^;
最近、先生も、インターネット上で「ブログ」という日記をつけはじめました。なかなか楽しいです。俳優(はいゆう)さんでもない限り、フィルムに一瞬一瞬(いっしゅんいっしゅん)の自分の姿を残したりすることはできません。だからこそ、自分の生きたキロクを残そうと、今、日記(ブログ)をつけることが、流行なのだと思います。みなさんが書いている作文も、あとからふりかえると、きっと、大切な宝物になることでしょう!
|
|
枝 6 / 節 12 / ID 6887 作者コード:tune
|