●総合 90 点 

字  数 1242 字 思考語彙 68 点  (25 個)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0-
00-02-04-06-08-10-12-14-16-18-20-22-24-26-28-30-
知識語彙 102 点  (118 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1-
00-09-18-27-36-45-54-63-72-81-90-99-08-17-26-35-44-
 表現語彙 90 点  (154 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1--1--1--2--2--2--2-
00-15-30-45-60-75-90-05-20-35-50-65-80-95-10-25-40-55-

点数はほかの人の点数との関連で毎日少しずつ変わります。
棒グラフは全作品の分布で、濃い部分は当作品の位置です。 をクリックすると、最新のデータをもとに再計算されます。

【総評】 点数はそれぞれの級の合格ラインの目安です。 20080901 改訂
12級11級10級9級8級7級6級5級4級3級準2級2級準1級1級
総合52点~59点~62点~64点~69点~72点~74点~78点~81点~86点~88点~90点~91点~92点~
相当学年小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3大社大社
合格率95%95%90%90%85%85%80%70%60%50%40%30%20%10%
思考語彙34点~35点~36点~37点~40点~43点~50点~52点~55点~62点~65点~67点~70点~73点~
知識語彙40点~41点~42点~43点~47点~49点~52点~56点~60点~65点~70点~78点~85点~90点~
表現語彙46点~48点~50点~52点~56点~57点~58点~62点~65点~71点~73点~80点~86点~91点~
思考語彙:意見や説明を書く力/知識語彙:難しい言葉や漢字を使う力/表現語彙:多様な実例や表現を書く力
 
  
思考語彙68






































































90
知識語彙102
△上の三角形の高さは思考語彙
▽下の三角形の深さは知識語彙
三角形の横の長さは表現語彙
○円の大きさは字数
(円はひし型の後ろに隠れている場合があります)。
【文体】
 ◎文の流れがリズミカルです。
 △もう少し文章の中心をしぼっていきましょう。
 △文の長さの平均がやや長めです。
【語彙バランス】
 抽象度の高い言葉が多く、やや重い文章になっています。(-5点)

△三角形の高さは思考語彙、▽逆三角形の深さは知識語彙、
△▽の底辺は表現語彙、○円の幅は字数。

【文リズム】  (一文中の文節的語彙群の数) ~6個 7~10個 11~14個 15~18個 19個~

181111080608050605091419150814171307111415060403080907


【文の長さのグラフ】 -20字短い文 21-40字やや短い文 41-50字中ぐらいの文 51-70字やや長い文 71字-長い文
74 ある。
56 ある。
57 ある。
35 いる。
34 ある。
38 たい。
26 とだ。
22 ある。
31 たい。
46 いた。
63 した。
83 った。
65 った。
41 れた。
58 とだ。
65 驚く。
60 うだ。
30 いう。
53 思う。
49 した。
58 のだ。
25 事だ。
28 ない。
22 ない。
43 ある。
44 のだ。
33 たい。
83
74
65
65
63
60
58
58
57
56
53
49
46
44
43
41
38
35
34
33
31
30
28
26
25
22
22

【最長の文】 (最長の文は、文章全体の特徴を表しています)
しかし、私は今できることにベストを尽くさねばならないと思い返し、それからは先生やクラスメイトに、教室移動や部活動、宿題のことなど、何でも自主的に質問するようになった。 (83字)
 

【本文】
1200字以上の本文は後半1200字のみ表示しています。>> 全文表示にする
の価値体系を身につけることである。例えば「スミマセン」という表現は不思議だと感じられることがあるが、これは「お礼」と「お詫び」の両方の表現である。なぜなら、相手から何か好意あることをしてもらうことは有難いと同時に、負担をかけたという意味で申し訳ないからである。このような「無意識」な言語の働きは、いろいろな意味で言語に負っている。たとえば、日本には「これはつまらないものですが」という言い方がある。謙虚なことはいいことだが、私はもっと自分に自信を持った生き方をしていきたい。
そのためには、第一に、失敗や批判を恐れないことだ。謙虚さの背後には、批判を恐れる気持ちがある。何事に対しても、私は全力で頑張ったと言えるようにしていきたい。インターナショナルスクールの初日、分からないことがいっぱいだった私は無数の失敗を恐れていた。もし英語が通じなかったらどうしようと考えたり、仮に質問をして答えが返ってきても、理解できないかもしれないと不安になったりした。しかし、私は今できることにベストを尽くさねばならないと思い返し、それからは先生やクラスメイトに、教室移動や部活動、宿題のことなど、何でも自主的に質問するようになった。少しだけ勇気を出して、一歩踏み出せば、まるで見える景色が変わったかのように恐れることがなくなり世界が広くなるということが分かった。また、海外では謙虚さではなく、積極性が求められるということを改めて思い知らされた。
第二の方法としては、積極的に海外の人と交流する中で、日本の文化の狭い枠にとらわれない考え方を身につけていくことだ。江戸時代、仲間と共に漁に出て遭難したことによって、偶然アメリカに渡ったジョン万次郎は、初めて世界地図を目にして日本の小ささに驚く。彼は、英語だけではなく、航海術、民主主義、そして男女平等など、その頃の日本人には考えられないようなことまで学んだそうだ。彼は首席になるほど、アメリカで熱心に勉学に励んだのだという(驚)。ジョン万次郎は、積極的にアメリカの考え方を学んだことで、広い視野で物事を考えられるようになったのだと思う。実際、彼はアメリカでの経験を活かし、通訳や翻訳、造船指揮などを通して日米の架け橋になって活躍した。例えば、勝海舟や福沢諭吉など、歴史的に重要な人物も乗っていた「咸臨丸」に乗り、通訳や技術指導員として働いていたのだ。
確かに、それぞれの文化の個性を守ることは大事だ。しかし、それが無自覚に行われているのであってはならない。「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう」という名言がある。つまり、日本の文化の中で生きていると、自然に日本的な考えが当たり前だと思ってしまうのだ。私は、日本の文化にとらわれずに自分が考えるとおりに生きていきたい。

原文   森リン ベスト5