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身近な動物の中にも姿を見ることが稀になった物が少なくない。日本在来のメダカは外来種に追われて都心の河川では滅多に見られない。絶滅が確実視されるまで放置した後で救済努力を傾注するという事には矛盾を感じる。しかしカマキリの激減が確認されたロスより環境が悪いその東京でも毎年カマキリの卵が見られ、減りそうにない数である。<<構成>>
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| 前聞いた話だが日本に元々いたトキの学名はNipponia nipponで中国にいたトキの学名はIbis sinensisだ(しかし、後で同種と分かる。)。だから日本産と中国産の違いだ。佐渡島の新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターで飼育されたトキで『トキが生き返った』といわれてもあまりうれしくない。
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香川の祖母の家にいって外食したときの話だがその外食していた店の下のほうにある川にメダカがいたのを見た。最初はただの黒い物にしか見えなかったがメダカだとわかった。店の下のほうにある川にメダカかいることを父に伝えたのに父は、ここに長い間住んでいたのにもかかわらず、「そんなところにメダカなんかいるわけがないよ。いても数が少なくて滅多に見られないよ」といった。おそらく父にとって香川という田舎でもあまり見ることのできなかったメダカなのだろう。そんな貴重な存在が少しばかり汚れた川に住んでいるわけがないという予想だったのだろう。(本当にメダカが住んでいた。しかも大量に。)
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祖母の家の近くには蛇(ヤマカカシ)がたくさんいてよく振り回して父は遊んでいたといっていた。学校も鎌倉の鶴岡八幡宮の山の近くにいて『動物注意』の看板をつけたいほどよく出没する。(笑)前も蛇らしき物が出没してきて排水溝の中に入ったので排水溝が運良く開通した。(笑)都心で蛇が出てきて通行の邪魔になると滅多にないことなので蛇が出没するとニュースになったりするが、そのようなことが香川や鎌倉などの田舎で起こってもニュースどころか自慢話で終わる。(笑)
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人間にとって自然を時代と共になくなっていくものとおもっている人が一部いるが、僕はそういう一人一人の意識がこの自然を壊していくものだと思う。
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