価値観の考え方
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皆さんは同調圧力という言葉を知っているだろうか。同調圧力とは少数の意見のものに多数の意見に合わせるように暗黙のうちに強制する圧力のことをいい、いい意味でも悪い意味でも思いやりの文化を持つ日本人にとってよく問題となるものだ。さて、この同調圧力という言葉があるように人間はいたるところに様々な価値観を生み出す。ときにはそれでわかり合い、ときにはそれで争う。その価値観は時代によっても変わる。わかりやすい例で言えば、昔は男女で生活や必修科目が変わったりしていたが、いまは特に男女で差がなくなってきた。これは世間の価値観だが、人間が十人十色なように、個人個人が価値観を持っている。では今日はその価値観について考えていこうと思う。
まず考えを二分化する。今回は自分の価値観を貫くべきか世間の価値観に合わせるべきかの二極にしようと思う。
次にそれぞれのコンテンツについて詳しく見ていこうと思う。まず自分の価値観を貫くことについて考える。これに関してはたくさんの名言があるのでその中のいくつかを紹介しながら解説していく。まず付和雷同という四字熟語を紹介する。付和雷同とはすぐに他人の意見に流され自分の意見がはっきりとしていないときに使う言葉である。この言葉が示すように自分の価値観をしっかりと持つことは大切だ。他にも論語に出てくる言葉で「君子は和して同ぜず。小人は同じて和せず」といった言葉もある。しかし自分の考えに自信が持てない人もいるだろう。そんな人はこの名言を知ってほしい。ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊さんの「100人のうち99人がこうだといっても一人のほうが正しいときもある」。
では2つ目の世間の価値観に合わせるほうを見ていく。例えば蝶にも天然記念物に指定されていたり絶滅が危惧されているため採集禁止になっている種類がある。ちなみに関係ない話にはなるが僕の推し蝶であるコノハチョウという蝶は沖縄県や石垣島では天然記念物に指定されているため採集をした場合、「文化財保護法」や「各地方自治体の文化財保護条例」に引っ掛かり、5年以下の懲役もしくは禁固または30万円以下の罰金となってしまう沖縄県には特に天然記念物に指定されている生物が多いから種類もわからないものはむやみに触らない方が良い。さて、話を戻そう。このように他人の価値観に合わせないと大変なことになることもある。
ここまで2つの意見を対比してみてきた。どちらも大切なことだ。自分らしい捉え方でものごとをとらえることも、他人の価値観に則って慎重に対処することも大切だ。しかしもっと大切なことがあると思う。それは見出した価値観をどうつなげるかである。その価値観で終わってしまえば。考えることしかできない頭の固い人間になってしまう。
考えるだけでなく行動する、それができれば日本の同調圧力も解消されているのではないかと思うば彼である