高3 らたよ(ratayo)
2025年12月1日
私にとって医師という職業は、単なる仕事ではなく、自分の生き方そのものと深く結びついた使命である。現代社会では、多くの人が受験や就職といったハードルを越えることに注力し、職業をどのように自分の人生に位置づけるかを深く考える機会が少ないとされている。しかし、私は医師という職業を単なる生計を立てる手段ではなく、社会への貢献の一環として捉えている。
特に私が目指すのは、地域医療に貢献することである。都市部の大病院とは異なり、地域医療の現場では医師不足や高齢化といった課題が深刻であり、住民の健康を支えるためには幅広い知識と柔軟な対応力が求められる。そこで必要なのは、単に病気を診るだけではなく、地域住民の生活そのものを支える視点を持ち、患者一人ひとりと真摯に向き合う姿勢である。私は医師として、地域の人々が安心して暮らせるよう、信頼される存在になりたいと考えている。
また、「ゼロからものを組み立てて考え、行動し、何が不足か振り返ることのできる人」が求められているという点は、医師にも当てはまる。医療は日々進化し、地域ごとに異なる課題があるため、常に学び続け、最善の医療を提供する姿勢が不可欠だ。私はこのような姿勢を持ち、地域医療に貢献できる医師を目指す。そして、単に医療を提供するだけでなく、住民との信頼関係を築き、健康な地域社会の実現に寄与したいと強く願っている。