月ができた原因に
   小5 あやゆき(ayayuki)  2025年3月3日

 月ができた原因については進化論で有名なダーウィンの息子のジョージ・ダーウィンという人が考え出した説が学会で認められていた。しかし、こんな説は今ではすっかり消えてなくなってしまった。こういうことは天文学、あるいは地学などに限らず、いろいろな科学の領域で起こってもふしぎはないわけだ。そしてそこから新しい学説が発展し、それをもとにしてまたすぐれた技術が誕生するといったことがこれからも続いていくはずだ。そして、そこから、思いがけない科学の進歩も生まれるということになると、なんともすばらしいことであるに違いない。

 父に聞いた。父が子どもの時は友達と遊ぶときの連らくは家に帰る前の約束かまたは、家にある電話機での連らく方法だった。父が大学生のころから、けいたい電話やPHSといういけいたい電話が広がりはじめていたが、それ以前は、家や会社や公しゅう電話での連らく方法しかなかった。もしも、予定が変わって行けなくなっってしまった時でも連らく方法がないため待っている人も、ある程度時間がたったら、その約束はキャンセルされたと判断され次の行動をとるようなおおらかな時代だった。でもうらを返せば、約束の重要さが大きいということでもあった。だから、父は今でも行くことができない事には、約束しないようにしている。それに比べて今の世の中は情報伝達の技術が発達して、いつでも連らくできるので、便利だと思うが約束がかろんじているのではないのかと思っている。石橋をたたいてわたるではないが父の約束は非常に重要だなと思う。

 わたしは、よく漢字のかきとりをしていると母とけんかになる。わたしが、漢字を書く時の書き順が母と思っているものとちがうらしい。ほとんどは、わたしの書いているほうが正しく、母に漢字ドリルを見せて、わつぃの正しさを証明し母がだまって終わる。どうやら、母の時代と今では漢字の書きじゅんがちがうようだ。例えば、馬、必、上という字だ。なぜ、昔と今では書き順が変わったのだろうか。調べてみると、昭和に文部省から筆順指導のの手引きという正しい書き順をさだめたものが

出版されていたが、世の中には広まっていなかった。そのため、昔ながらの書道の書き順で覚えていたり、地いきによって書き順がちがっていたりした。しかし、平成になると広まり、学校の先生が手びきどおりに教えるようになったらしい。つまり、本当は昔から書き順は変わっていなかったのだ。この話を母に伝えると、ハトが豆鉄ぽうを食ったような顔をしていた。自分が完全に正しいと思いこんでいたようだ。

 わたしは、昔の考えや習慣を思いこまずに、新しい考えもとり入れていかなけばならないと分かった。そして、自分の自由な発想やひらめきが大切だということも分かった。だから、これからは、今の考え方も調べて理解していこうと思った。