自分の好き(すき)給食(きゅうしょく)の話から始まり、保育園(ほいくえん)の思い出やお母さんの給食(きゅうしょく)の話へと広がっていく構成(こうせい)がとても自然(しぜん)で、読んでいて楽しかったです。特に(とくに)、自分の体験(たいけん)だけでなく、お母さんの昔の話を交えることで、給食(きゅうしょく)歴史(れきし)地域(ちいき)ごとの違い(ちがい)に気づいている点が素晴らしい(すばらしい)ですね。

 まず、「まるで、お母さんのようだなと思いました」というたとえがとても温かみがあって良い(よい)ですね。毎日おいしい給食(きゅうしょく)を作ってくれる給食(きゅうしょく)員さんへの感謝(かんしゃ)の気持ちが伝わっ(つたわっ)てきます。また、牛乳(ぎゅうにゅう)の話では、(びん)と紙パックのメリット・デメリットを考えることで、自分なりに物事を深く考えていることが分かります。「調べてみると全国の八(わり)牛乳パック(ぎゅうにゅうぱっく)」という調べた話を入れたことで、作文に説得(せっとく)力が増し(まし)ています。

 また、動作や情景(じょうけい)が見える表現(ひょうげん)も上手に使われています。例えば(たとえば)、お母さんが「ビンは重いし、落とすとすぐ割れる(われる)から少し不便(ふべん)かな。」と懐かし(なつかし)そうに言った場面は、お母さんの表情(ひょうじょう)浮かん(うかん)できますね。讃岐(さぬき)うどんの話も、実際(じっさい)にお母さんの体験(たいけん)を聞いたことで「自分でもやってみたい」と思う気持ちが伝わっ(つたわっ)てきます。

 最後(さいご)の「ご飯(ごはん)(つぶ)残さ(のこさ)ず食べ終わると、食器(しょっき)入れの中に綺麗(きれい)食器(しょっき)戻し(もどし)ました。」という結び(むすび)も気持ちの良い(よい)文章ですね。実際(じっさい)の行動で締めくくる(しめくくる)ことで、給食(きゅうしょく)への感謝(かんしゃ)の気持ちがしっかり表れています。

項目(こうもく)評価(ひょうか):
-内容(ないよう)豊か(ゆたか)さ:★★★★☆
-表現(ひょうげん)工夫(くふう):★★★★☆
-構成(こうせい)明瞭(めいりょう)さ:★★★★☆
-読みやすさ:★★★★★

内容(ないよう)◎ 構成(こうせい)◎ 題材(だいざい)◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎
 


■思考語彙 22種
食べると,あたたまるから,ません,を考える,と思う,なので,と思う,。どうして,いうと,なければ,ないから,ないので,なければ,ないから,落とすと,割れるから,みると,と思う,と思う,で思う,残さざる,終わると,

■知識語彙 22種
不便,世界,以外,全国,子供,学校,小学校,当番,料理,時代,栄養,毎日,牛乳,給食,綺麗,自分,行事,讃岐,豊富,食器,香川,鶏肉,

■表現語彙 77種
うどん,お母さん,こと,ご飯,さん,そう,たくさん,びっくり,よう,アレンジ,ガーリック,クリームチーズ,ストロー,デメリット,トースト,バラエティー,パック,パン,ビン,メニュー,メリット,一つ,不便,世界,中,人,今,他,以外,入れ,全国,八,割,口,員,変,子供,学校,小学校,当番,後,心,手,料理,日,昔,時,時代,栄養,様々,次,毎日,汁,牛乳,牛乳パック,瓶,男の子,皿,県,私,粒,紙,給食,綺麗,自分,行事,袋,話,讃岐,豊富,鉢,頃,食,食器,香川,鶏肉,麺,

■経験語彙 27種
あたたまる,いける,くれる,つける,でる,とぶ,とる,乾かす,住む,作る,使う,入る,入れる,出る,切る,割れる,吹き出す,戻す,残す,洗う,煮込む,笑わせる,終わる,考える,落とす,調べる,食べる,

 

私の好きな給食
   小4 ゆい(akakiyu)  2025年3月2日

    私の好きな給食

 私が好きな給食は揚げパンやチャーハン、ゆで野菜サラダなどです。他にも、美味しい給食はたくさんあります。私はよく給食中に面白いネタをいい、みんなを笑わせています。

 保育園の頃、毎週金曜日に世界の料理としょうして、様々な国の料理を出してもらいました。フランスの「プールオポ」や、「スペイン料理のセビーチェ」など、たくさん世界の料理がでました。特に私の好きな世界の料理は、「プールオポ」です。どうしてかというと、様々な野菜や、鶏肉なども煮込んでいて栄養豊富で、食べるととても心があたたまるからです。ですが、小学校で行事食以外は世界の料理はあまり出ませんが、クリームチーズトーストや、ガーリックトーストなど様々なアレンジパンがあり、バラエティーにとんだメニューがたくさんあります。毎日美味しい給食を考えてくれる給食員さんはまるで、お母さんのようだなと思いました。

 お母さんは昔、瓶の牛乳で、男の子が変なことをして笑わせて、牛乳を吹き出しそうになっていたそうです。昔の牛乳はビンなので羨ましいなと思いました。どうしてかというと、今の時代は牛乳も紙パックで、紙パックを給食当番が洗った後に乾かして、その次の日に、他の人の紙パックを手で切らなければいけないからです。しかも、ストローも使っていないので他の人が口をつけている牛乳パックを切らなければいけないからです。でも、お母さんが、

「ビンは重いし、落とすとすぐ割れるから少し不便かな。」

と、懐かしそうに言っていました。調べてみると、今学校の全国八割が牛乳パックになっているそうです。私はビンも、紙パックもデメリットとメリットがあるのだなと思いました。

 もう一つお母さんの話があります。お母さんは子供の頃、香川県に住んでいた時に、学校の給食で讃岐うどんがでたそうです。特にお母さんがびっくりしたと言っていたのは、うどんが袋に入っていることだとお母さんが言っていました。汁をうどん鉢に入れてから、うどんの入っている袋をとって、自分で入れるそうです。私の学校は、汁を入れてから麺が入っている大きいお皿から麺をとって入れます。私もお母さんのように、自分でうどんの麺を入れてみたいなと思いました。

 美味しい給食を毎日作ってくれる給食員さんがいてくれてありがたいなと心の中で思いました。私はご飯粒を残さず食べ終わると、食器入れの中に綺麗に食器を戻しました。