進化のスピード
小4 わかば(akahime)
2025年3月4日
ヒトとイエバエの対比を読んで、一番きょうみがわいたところが二つあります。一つ目は、ヒトとハエの進化のスピードが大いに異なるということです。なぜなら、考えることもでき、二足歩行で歩く珍しい動物ともいえる人間は、少し進んでいるのかと思っていたからです。言葉と火を使って生きていく生き物は人間のみだと先生に教えてもらいました。今はハエよりヒトの方が強いとなっているけれど、未来は真逆になっているかもしれません。ハエが二足歩行出歩き、人間の三倍ほどになっている可能性だって、ぜったい無いとは言えません。ハエの方がえらくなって、人間をしはいする何てことは今の時代では考えられません。でも、人間で行ったら何百万年もかかる進化を百年くらいですませてしまうハエです。ありえないとは言い切れません。 私がきょうみがわいたことの二つ目は、ハエは助走も加速もせずピタリと止まったり、いきなりすごいスピードで飛ぶことができるということです。私たち人間にはできることではありません。これもハエの一つの進化だと思います。
「助走!」
私のたんにんは体育の先生です。今回のじゅぎょうではリレーをしています。私は走るスピードは少し遅いくらいで、走るのがせいしん的にも苦手です。その理由は、わきばらがいたくなって、心ぞうがばくはつしそうになるからです。このまま足をひっぱってはいけないと思い、チームメイトのなおふみにインタビューしました。
「速く走るコツってある?」
すると、なおふみが少し考えてから、
「助走が大事。よし、助走の練習をするぞ。」
と答えてくれました。三時間ほどある練習時間の半分を助走練習につぎ込みました。その結果、一回だけ私より足が速い子を追い抜かすことができました。走り終えたとき、チームのみんなに
「今の走り良かったよ。」
と言ってもらえて、とってもうれしかったです。その試合は、アンカーのなおふみや、その前の子たちがひっぱって、ぐんぐん差をつけ、私たちのあっ勝でした。この試合こそ、私の努力がむくわれたと言えます。まるで助走とは、マンガの主人公のひっさつわざのように、よく考えられているな、と感じました。助ける、という文字通りだとも思いました。そして、よく考えてあるといえばゴールもそうです。リレーは一周してゴールテープをかけぬけると勝ちになります。そして、そこから大体の選手は走った後、ヨロヨロと速度を落としながら進みます。それは、きっと全力しっそうした後に、ピタリ止まるのが不可能だからだと思います。もしリレーが一周せず、カベで止まるきょうぎだったらどうなるか考えてみました。すると、カベに近づくとスピードを落として、最後まで全力でかけぬけることができないという結果になると思います。ヒトはハエほどの進化はしていないけれど、頭を使うことで、最後までハエと同じように走る(飛ぶ)ことができるのかもしれないと感じました。
『小学館の図鑑 人間 ―いのちの歴史―』という図鑑で祖先のサルからヒトへどう進化したのか調べてみました。すると、四千万年位前から進化をとげて、私たちが生まれてきたということが分かりました。たくさんの種類のヒトがいたのですが、ホモ・サピエンスという人種が生き残ったそうです。ホモサピエンスは他のヒトよりのうが大きかったので、生き残ったそうです。それを受け、私たちの成長や変化はおそいけれど、それでも困らないようにできているんだなと感じました。
私たち人間は、性質の変化が少ないので、頭でおぎなっています。だから、もっと勉強をして、頭を成長させたいと心の中で思いました。
「OK。今の良かったよ!」