ハエの運動能力は人間にとって驚異的
   小4 あきひろ(asiguru)  2025年3月4日

 子どもは、今日の日本人の平均的子どもの数は、二・二人すなわち、二人か三人、ハエは二百〜三百の卵を産みます。この寿命と子どもの数で考えると、イエバエは一年間に、ものすごい数にふえることになります。ある計算では、一対のハエの子孫が、半年で億の百倍以上いじょうの数になるといわれます。 ある薬品に対して、抵抗性のある個体がいたとしましょう。ほかの個体には抵抗性がないと、薬品にであった場合、死んでしまうでしょう。ところが、抵抗性をもっている個体は生きのこります。これが子孫をのこしていくと、子どもたちはみな、抵抗性を持つものになります。しかも一生が短いから、この間に抵抗性のないものが死に絶え、抵抗性のあるものが生きのこり、ハエの群がすべて、抵抗性のある個体に入れかわる結果になります。 ところで、ハエのすばらしさはスピードの調節のみごとさです。そうとうな速さで飛んできたハエは、そのまま速さを変えに、ぴたりと壁にとまります。もし、これをヒトにあてはめると、百メートル、全力疾走してきたヒトが、壁かべの前で速度をゆるめず、ぴたりと止まることになるでしょう。ヒトには、とてもこんなことはできません。一番すごいのは、ハエは速さを変えず壁に止まれることです。

 3年前、体育で陸上競技の授業で50m走を走っていました。ぼくは、ハエのように助走なしで止められるか人体実験を行いました。この時ぼくは、時が止まりました。全力疾走してからすぐ止まろうとすると人間は質量が大きいため、一瞬で止まるにはとてつもない減速力が必要になります。例えば、時速30km(約8.3m/s)で走っている人が0秒で止まるとすると、無限大に近い減速Gがかかります。これだけの力がかかると、筋肉や骨は耐えられず、内部の臓器も衝撃で損傷します。

ハエは体が軽く、飛んでいるときも空気抵抗の影響を大きく受けるため、すぐに減速でき人間はこのようにすぐ止まることはできないのです。結果は止まろうとし、転びそうになったとき友達が支えてくれ死に至ることを防げました。

 人間がハエになったらどうなると考えたときすぐに答えが浮かびます。ハエのようにすぐに減速できます。ですがいいことばかりではありません。食事の変化 固形物を食べられず、唾液で溶かしてから吸う必要がある。 人間の食べ物をそのまま食べることは難しく、主に腐敗した有機物を好むことになります。社会的影響 人間社会からの孤立 当然ながら、元の人間関係は維持できず、会話も不可能。 家族や友人から害虫として駆除される危険がある。 本能との葛藤 腐ったものを好むようになったり、人間の食べ物への執着を失う可能性がある。 人間の倫理観とは異なる行動を取るようになり、自己の変化に戸惑う。 結論人間がイエバエになると、知性を保ったとしても生存が極めて困難になり、寿命も短く、精神的にも追い詰められる可能性が高い。もし完全にイエバエの脳と行動に適応してしまえば、元の自分のことを忘れてしまうかもしれない。どちらにせよ、人間としての生活には戻れないため、「人間でなくなる」という事実をどう受け入れるかが最大の課題となるでしょう。 ハエになってオリンピックに出ようと思っていたのに、人間社会から孤立すると聞いて夢が崩れ落ちました。

 ぼくは、この長文読んでこの感想文を書いて人間の運動能力はスピード・反応速度・方向転換はハエが圧倒的に優れていて持久力・筋力は人間の方が優れていて人間がハエの能力を持ったら、超人的な運動能力を得られるが、代わりに短命になりそうだと心の中で思いました。