人生の鍵とは?
中2 あえさみ(aesami)
2025年4月2日
「不思議」と言えば、「私」という人間がこの世に存在しているというほどの不思議なことはないのではないだろうか。魂というのは、直接にちゃんと定義するなどと言うことはできない。たましいなどほんとうにあるのか、実のところはわからない。しかし、それが本当にあると思ってみると、急に途方もなく恐ろしくなったり、面白くなったり、人生を何倍か豊かに味わうことが出来るのはじじつである。われわれはいろいろな「ふしぎ」についての物語を知っておくことが役立つのではなかろうか。
確かに指導したり、指示したりする「大人」のような存在は大切だ。組織にはまとめる存在が必ず必要になっていく。なぜなら、団体で行動する際、出した意見が異なる場合があるからだ。私たちが何か挑戦するとき、そばで支えてくれる人がいると心強いと人間は思う。私は広報・福祉委員会に所属している。委員長、副委員長、書記この三役を中心として話し合う。委員長は何をいまは話しているのかはっきりさせて、無駄な話をしないでスムーズに進めてくれる。副委員長は、委員長の補佐をし、話し合いの進行が滞らないように気を配ってくれる。さらに書記は、話し合いの内容をきちんと記録し、後でみんなが見返せるように整理してくれる。このように三役がしっかりと役割を果たすことで、委員会が円滑進むことを実感した。指導や指示をする存在がいなければ、何も決まらなければ、誰も成長しないと思う。指導者たちの存在は、ただ指示を出すだけではなく、組織全体の雰囲気をつくり、参加者一人一人が自分に自信をもって、意見を伝えられる土台を築く場所を作ることがたいせつなのだと感じた。上に立ってくれる存在がいるからこそ他のひとが幸せになれるとかんじた。
しかし責任感よりも自分が本当は何をしたいのかが大切という意見もある。責任感に押しつぶされて、自分が本当に望んでいる道に進めないことは好ましくない。大谷翔平選手は高校時代から「メジャーリーグで活躍する」という強い夢を持っていて、日本プロ野球を経て夢を実現させた。彼は最初まわりから「まずは日本で活躍してから」「二刀流は無理だ」とも言われたが、自分の本当にしたいことを貫いていまの自分がいると語った。このことから、私たちは責任感や周囲の期待に流されることなく、心に秘めた願いを追求する意義を学べる。たとえ反対があったとしても、自分の信じる道を進むことで、大きな成功や自己実現につながる可能性があるのだと感じた。夢を追いかける貪欲なこころと、自分の気持ち正直になることで、自分自身の成長につながるのだろう。
他人が求める自分と、自分自身が望む自分との間で揺れる中、本当に大切なのは、自分にとって価値や優先事項を客観的に見極めるちからである。周囲からの期待や評価に左右されることなく、自分の内面と向き合い続け、今何をすべきかしっかりと認識することで、真の事故実現が可能になる。自分自身の意思と信念が私を強くするのだと思った。そこが豊かで意味のある人生を創造する鍵である。