自然を維持し続けるためには
小6 あえほあ(aehoa)
2025年4月2日
それぞれの目的を気持ちよく、楽しく達成させてくれるのが里山の景観であり、それを構成する野生生物を中心とした自然です。今、美しく維持されている里山は、必要なてまひまをすべて里山の人びとの善意に負っています。それは金銭的な補助でもあるでしょうが、人手が不足している里山で下草下がりなどの世話をするボランティア活動であってもいいと思います。
わたしは、奄美大島に家族で旅行したときにナイトツアーに行ったことがある。いろんな昆虫や動物、爬虫類について話をしてくれた。今回はアマミノクロウサギについてはなす。まず、アマミノクロウサギとは日本の奄美大島と徳之島の固有種で、絶滅危惧種。南西諸島の奄美大島と徳之島に棲息する、耳は短くて、ウサギ跳びもしない、体は真っ黒の夜行性のうさぎである。ちなみにふつうのうさぎは鳴かないがアマミノクロウサギは鳴き声がある。
鳴き声は「ピュイー」と一声鳴く。それでも、アマミノクロウサギは絶滅危惧種だ。なぜ、絶滅危惧種になったかというとアマミノクロウサギは、ユーラシア大陸に残った祖先は天敵に食べられ絶滅してしまったが、奄美群島には天敵となる生物がおらず生き残こった。しかし、人間の森林開発やアマミノクロウサギを捕食する猛毒を持つハブというヘビの駆除を目的で持ち込まれたフィリピンマングースにハブではなくアマミノクロウサギを捕食され激減してしまったのだ。ちなみにマングースとは食肉目マングース科に属する小型哺乳類で、アフリカから南アジア、東南アジアに広く生息している。初めて画像を見た時、カワウソと間違えるくらい体は細長く、足は短めで、鼻先がとがり、耳は丸い形をしている。かわいい顔をしているが見た目に騙されてはいけない。なぜなら、マングースは肉食の哺乳類で鋭い牙があるのだ。わたしは、最近よくよく考えたらハブも生きるために毒を持っていると考えるとかわいそうだなと思ってしまう。
次にニュースによく出てくるクマについて調べてみた。最近冬眠から覚めたクマが街にきて食べ物をあさったりすることがよくある。わたしは、なぜクマが町の食べ物をあさるのか考えてみた。その理由はやはり人間が木を伐採して木の実が食べられなくなったのかなと思った。お母さんに聞いてみたら、「クマってやっぱりナワバリ意識しているからナワバリ作れなかったら、そこから追い出されて結局、町に降りてきちゃうのかな」と言っていた。調べてみると熊が山から下りてくる理由は、冬眠前の秋に多く、これらの時期の餌不足が原因とされる。特に母離れしたばかりの子グマは、オス同士の闘争をさけたり、人の怖さをまだ知らないために人里や街に下りてくることが多いらしい。また、里山が荒れて耕作放棄地が増えると灌木や草が生い茂り、クマの生息域が拡大し、居住地近くに出没するクマの目撃情報も 増えるという事が調べて分かった。わたしは、結局食べ物不足が理由なのかなと思った 。
自然との共存とは、人間と共に生きる植物であり、動物も共に生きる生きものであり、一つ何かが状態が変わるとその生活のバランスが崩れてしまうのだ。