あえほあさん、今回の作文についての講評をいたします。
まず、作文の構成がとても良くできています。
特に、具体的な例を挙げながら、自然環境(かんきょう)の問題を浮き彫り(うきぼり)にしている点が印象的でした。
アマミノクロウサギやクマに関する詳しい(くわしい)説明があり、絶滅(ぜつめつ)危惧(きぐ)種や人間活動が野生動物に与える(あたえる)影響(えいきょう)について理解を深めることができます。

また、家族での経験や母親からの話を引用することで、文章に深みを与え(あたえ)ています。
このように、自分の経験だけでなく家族の話を取り入れることで、読者にとって親しみやすく、説得力のある内容になっています。

さらに、絶滅(ぜつめつ)危惧(きぐ)種についての説明や、人間と自然の共存(きょうぞん)についての考察は、非常に考えさせられるものがありました。
自然環境(かんきょう)とのバランスが崩れる(くずれる)ことの影響(えいきょう)を、具体的な事例を交えて説明しているのは大変素晴らしいです。

全体を通して、自然との関わり方について深く考察しており、読む人に多くの気づきを与える(あたえる)内容となっています。
これからも、多角的な視点(してん)から物事を考える力をさらに伸ばし(のばし)ていってください。

項目(こうもく)評価】
-前の話聞いた話がよく書けています。
-一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。
-書き出しの結びがよく書けています。
 

森リン評価 自然を維持し続けるためには ha 04月2週 あえほあ
字数/基準字数:
1299字/600字
思考点:58点
知識点:88点
表現点:97点
経験点:87点
総合点:81点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙18種21個86%58点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙68種94個72%88点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙139種189個74%97点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙42種63個67%87点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1299字
 58点
 88点
 97点
 87点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 18種 21個 (種類率86%) 72点
、なぜ,。しかし,。なぜ,いうと,いるから,おらざる,か考える,でしょう,と思う,と考える,ないため,みると,よく考える,増えると,変わると,多いらしい,生きるため,考えると,

■知識語彙 68種 94個 (種類率72%) 85点
一声,下草,不足,世話,人手,人里,人間,今回,伐採,共存,冬眠,出没,動物,南西諸島,危惧,原因,同士,哺乳類,固有,夜行,大島,大陸,天敵,奄美,家族,小型,居住,徳之島,情報,意識,拡大,捕食,放棄,旅行,日本,昆虫,時期,最近,森林,棲息,植物,活動,激減,爬虫類,状態,猛毒,理由,生息,生活,生物,画像,目撃,目的,祖先,結局,絶滅,群島,耕作,肉食,自然,補助,里山,金銭,開発,闘争,食肉,駆除,鼻先,

■表現語彙 139種 189個 (種類率74%) 91点
うさぎ,お母さん,かわいそう,こと,これら,さ,そこ,それ,とき,ないため,ふつう,わたし,アジア,アフリカ,ウサギ,オス,カワウソ,クマ,ツアー,ナイト,ニュース,ハブ,バランス,フィリピン,ヘビ,ボランティア,ユーラシア,一つ,一声,下がり,下草,不足,世話,事,人,人手,人里,人間,今回,伐採,体,何,共存,冬眠,出没,前,動物,南,南西諸島,危惧,原因,同士,哺乳類,固有,地,域,夜行,大島,大陸,天敵,奄美,子グマ,家族,小型,居住,山,形,徳之島,性,情報,意識,拡大,捕食,放棄,旅行,日本,昆虫,時,時期,最近,木,木の実,東南アジア,森林,棲息,植物,母,毒,活動,激減,熊,爬虫類,牙,状態,猛毒,理由,生きもの,生きるため,生息,生活,生物,町,画像,的,目,目撃,目的,真っ黒,短め,祖先,秋,科,種,結局,絶滅,群島,耕作,耳,肉食,自然,草,街,補助,見た目,話,足,近く,里山,金銭,開発,闘争,離れ,顔,食べ物,食肉,餌,駆除,鳴き声,鼻先,

■経験語彙 42種 63個 (種類率67%) 82点
あさる,いける,おる,か考える,くれる,こる,さける,しまう,ちゃう,とがる,と思う,と考える,なす,よく考える,られる,れる,下りる,作れる,出る,分かる,増える,変わる,属する,崩れる,持ち込む,持つ,残る,生い茂る,生きる,生き残る,知る,聞く,荒れる,覚める,調べる,跳ぶ,追い出す,間違える,降りる,食べる,騙す,鳴く,

■総合点 85点

■均衡点 3点
 

自然を維持し続けるためには
   小6 あえほあ(aehoa)  2025年4月2日

 それぞれの目的を気持ちよく、楽しく達成させてくれるのが里山の景観であり、それを構成する野生生物を中心とした自然です。今、美しく維持されている里山は、必要なてまひまをすべて里山の人びとの善意に負っています。それは金銭的な補助でもあるでしょうが、人手が不足している里山で下草下がりなどの世話をするボランティア活動であってもいいと思います。

 わたしは、奄美大島に家族で旅行したときにナイトツアーに行ったことがある。いろんな昆虫や動物、爬虫類について話をしてくれた。今回はアマミノクロウサギについてはなす。まず、アマミノクロウサギとは日本の奄美大島と徳之島の固有種で、絶滅危惧種。南西諸島の奄美大島と徳之島に棲息する、耳は短くて、ウサギ跳びもしない、体は真っ黒の夜行性のうさぎである。ちなみにふつうのうさぎは鳴かないがアマミノクロウサギは鳴き声がある。

鳴き声は「ピュイー」と一声鳴く。それでも、アマミノクロウサギは絶滅危惧種だ。なぜ、絶滅危惧種になったかというとアマミノクロウサギは、ユーラシア大陸に残った祖先は天敵に食べられ絶滅してしまったが、奄美群島には天敵となる生物がおらず生き残こった。しかし、人間の森林開発やアマミノクロウサギを捕食する猛毒を持つハブというヘビの駆除を目的で持ち込まれたフィリピンマングースにハブではなくアマミノクロウサギを捕食され激減してしまったのだ。ちなみにマングースとは食肉目マングース科に属する小型哺乳類で、アフリカから南アジア、東南アジアに広く生息している。初めて画像を見た時、カワウソと間違えるくらい体は細長く、足は短めで、鼻先がとがり、耳は丸い形をしている。かわいい顔をしているが見た目に騙されてはいけない。なぜなら、マングースは肉食の哺乳類で鋭い牙があるのだ。わたしは、最近よくよく考えたらハブも生きるために毒を持っていると考えるとかわいそうだなと思ってしまう。

 次にニュースによく出てくるクマについて調べてみた。最近冬眠から覚めたクマが街にきて食べ物をあさったりすることがよくある。わたしは、なぜクマが町の食べ物をあさるのか考えてみた。その理由はやはり人間が木を伐採して木の実が食べられなくなったのかなと思った。お母さんに聞いてみたら、「クマってやっぱりナワバリ意識しているからナワバリ作れなかったら、そこから追い出されて結局、町に降りてきちゃうのかな」と言っていた。調べてみると熊が山から下りてくる理由は、冬眠前の秋に多く、これらの時期の餌不足が原因とされる。特に母離れしたばかりの子グマは、オス同士の闘争をさけたり、人の怖さをまだ知らないために人里や街に下りてくることが多いらしい。また、里山が荒れて耕作放棄地が増えると灌木や草が生い茂り、クマの生息域が拡大し、居住地近くに出没するクマの目撃情報も 増えるという事が調べて分かった。わたしは、結局食べ物不足が理由なのかなと思った 。

 自然との共存とは、人間と共に生きる植物であり、動物も共に生きる生きものであり、一つ何かが状態が変わるとその生活のバランスが崩れてしまうのだ。