心に残る宝
   小5 あきひろ(asiguru)  2025年4月2日

 小学生の頃、渡良瀬川で流され命の危機を感じた星野富弘さんは、無理に元の岸に戻ろうとせず流れに身を任せることで浅瀬にたどり着き、助かった経験を持った。後に体育教師になり墜落事故いあって首の骨を折ってしまって首から下が動けなくなったとき、渡良瀬川での体験を思い出し、「戻らなくてもいい、今できる最善をすればいい」と考えるようになる。この気づきにより、闘病への苦しみが和らぎ、生きる力を得た。聖書の一節と東山魁夷画伯の体験もその考えを支えた。

 体操のキャンプがありました。そのキャンプ場には、「一歩間違えたら恐怖のダイビング場」と言う名前が付いたダイビング場がありました。このダイビング場は名前にもついている通り一歩間違えると川底が2mもの深さのある所があります。ぼくは、そこのダイビング場に行くために前日に行くための用意をしていました。そして一番乗りにダイビング場に着き先生がきた時に挨拶しながら飛び降りたからか川底2mのところに落ちてしまいました。落ちたときの最初に思ったことは「先生に迷惑かけちゃう」だったのですが川の中にいるうちに先生に迷惑かけちゃうと言う気持ちからこの川気持ちいと思っておよそ30秒川の中にいたら先生に「明宏すごない」と怒る気持ち抑えて褒めてくれました。最初は、怖かったけど川のおかげで気持ちを切り替えることができました。

 追い詰められた時気持ちの切り替えの大切さを教えます。

・感情に飲み込まれないために ピンチの時には、「もうだめだ」という気持ち支配されがちです。でも、それに流されると冷静な判断ができなくなります。気持ちを切り替えることで心の視界が広がり、違う解決方法や支えに気づく余裕が生まれます。

・「失敗=終わり」ではないという視点 例えばプロのスポーツでも失敗やスランプを径験します。でもその度に立ち上がられる人こそが結果を出している。切り替えができる人は、「これは学びのチャンスだ」と捉えられるのです。

・周囲への影響ポジティブにする あなたが気持ちを立て直すことで、周りの人も安心したり、励まされたりします。特にリーダーの立場にある人は、気持ちに切り替えがそのまま「チームの空気」にもつながります。

切り替えるためにしたらいいこと

・深呼吸して一度目を閉じる

・「今できることは何か」と自分に問いかける

・「誰かに話す」『書き出す』ことで感情を整理する

 ぼくは、自己否定はしてはいけないと考えたのでミスやトラブルが起きた瞬間に「まぁしょうがない 次どうする?」などと思える頭の柔らかさが必要ということが分かった。「川の音 恐れもいつか うたになる 岸 明宏 切り替えの俳句」(→ 怖かった体験が心に残る宝になる)