あかぬりさん、作文の提出ありがとうございます。

まず、作文の序章で脳死というテーマを取り上げ、技術進歩と人間の関係性を深く掘り下げ(ほりさげ)ている点は非常に印象的でした。複雑な科学的・哲学(てつがく)的テーマを高校1年生の視点から考察しており、その試みは評価に値します。また、技術の進歩に対する人間の理解の必要性を訴える(うったえる)内容は、読者に対して強いメッセージを投げかけるものとなっています。

具体的な例として、スマートフォンや自転車の仕組みを挙げ、日常的な技術に対する理解を深めることの重要性を説いている点も良かったです。このような身近な例を用いることで、読者がテーマに対して親しみやすく、理解しやすくなっています。

さらに、作文中には「現代のテクノロジーはもはや人間の道具におさまる範囲(はんい)を超え(こえ)て進んでいる」という表現が見られ、技術の進歩がもたらす社会的・個人的影響(えいきょう)を巧み(たくみ)に表現しています。これは名言がよく書けています。

最後に、問題解決のための具体的な方法を提案している点も評価します。理解を深めることと先を見越し(みこし)た行動の重要性を説く部分は、方法がよく書けています。

全体として、社会的な問題についての深い理解と、それに対する具体的な解決策を提示しているため、非常に考えさせられる作文でした。これからもさまざまなテーマに挑戦(ちょうせん)し、自分の思考を深めていってください。

【項目(こうもく)評価】
-方法がよく書けています。
-名言がよく書けています。

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森リン評価　すべての人々によって　wa 04月1週　あかぬり

字数/基準字数： 1201字/600字 思考点：85点 知識点：82点 表現点：86点 経験点：85点 総合点：84点

●語彙学年表 　 小1 小2 小3 小4 小5 小6 中1 中2 中3 高1 高2 高3 　　 思考点 知識点 表現点 経験点 総合点

1200字換算： 　 思考点：点 知識点：点 表現点：点 経験点：点 総合点：点

●換算語彙学年表 　 小1 小2 小3 小4 小5 小6 中1 中2 中3 高1 高2 高3 　　 思考点 知識点 表現点 経験点 総合点

●語彙の説明

語彙	種類	個数	種類率	点数	説明
思考語彙	25種	37個	68%	85点	考える言葉です。 理由、方法、原因などの説明の語彙。 多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙	61種	97個	63%	82点	難しい言葉です。 社会的な例や調べた例の語彙。 多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙	119種	190個	63%	86点	豊かな言葉です。 話題の幅が広い語彙。 多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙	44種	61個	72%	85点	詳しい言葉です。 身近な例や経験した例の語彙。 多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60％以上が目標。70％以上の場合は多様な語彙が使われています。

1201字		85点		82点		86点		85点
字数		思考語彙		知識語彙		表現語彙		経験語彙

　

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■思考語彙　25種 37個 （種類率68%） 90点
　確か,　第,、いわば,、なぜ,。しかし,。たとえば,。だから,いくべき,いこう,うるべき,かかわらざる,しまうため,しよう,するため,するべき,だろう,と思う,と思える,なければ,をなぜ,を考える,人々によって,今こそ,再生可能,踏むと,

■知識語彙　61種 97個 （種類率63%） 80点
一般,不思議,不気味,世界,主人,人格,人間,停止,全身,再生,再生可能,協定,問題,地球,大丈夫,大切,大統領,専門,尊敬,就任,廃止,心臓,急激,意味,感動,技術,操作,政策,方法,映像,本当,機能,欺瞞,活動,物体,状況,現代,現時点,理解,生命,生活,発現,発達,節約,範囲,簡単,純粋,脳死,自分,自動車,自転車,興味,行動,資源,身体,進歩,道具,鉄道,関係,離脱,飛行機,

■表現語彙　119種 190個 （種類率63%） 82点
　確か,いっさい,いっしょ,いつか,こと,これ,しまうため,すべて,するため,そう,それ,それら,たくさん,たち,つくり,とき,ふだん,ふつう,ほか,まま,もの,よう,ん,アメリカ,エネルギー,ストロー,タイヤ,テクノロジー,トランプ,パリ,プラスチック,ペダル,一,一般,不思議,不気味,世界,中,主人,乗り物,二,人,人々,人格,人間,今,仕組み,使い,停止,僕,先,全身,再生,再生可能,前,動き,協定,問題,地球,大丈夫,大切,大統領,専門,尊敬,就任,廃止,後ろ,心臓,急激,意味,感動,我々,技術,操作,政策,方法,映像,本当,様々,機能,欺瞞,死,氏,活動,流,物体,状況,現代,現時点,理解,生命,生活,発現,発達,的,節約,範囲,簡単,純粋,紙,脳,脳死,自分,自動車,自転車,興味,血,行動,誰,資源,身体,逆,進歩,過ぎ,道具,鉄道,関係,離脱,飛行機,

■経験語彙　44種 61個 （種類率72%） 85点
うる,おさまる,おちいる,かかわる,しまう,すごす,せる,つく,できる,とだえる,と思う,と思える,なくなる,まくる,ゆく,られる,れる,わかる,を考える,作る,使う,出る,受けとめる,回る,変える,失う,始める,持つ,探す,探る,横たわる,欠く,比べる,立ち向かえる,続く,続ける,触れる,調べる,起こる,超える,踏む,進む,驚く,高まる,

■総合点　90点

■均衡点　6点

　

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すべての人々によって
　ふつう死は、心臓が停止して血流がとだえ、それに続く全身の生命活動の停止として起こる。ところが脳が先に機能停止におちいることがある。脳死である。脳の機能を失ったこの身体は、もはや人格としての発現をいっさい欠いて、いわば誰でもない身体として横たわっている。現代のテクノロジーはもはや人間の道具におさまる範囲を超えて進んでいる。人間はテクノロジーの主人ではなく、テクノロジーが変えてゆく世界の中で、いつのまにか自分もいっしょに変えられているのだ。だから、人間はこの「不気味」な状況を欺瞞なしに受けとめ、ありうるべき関係を探ってゆくほかはない。

　技術の急激な進歩を人々が本当の意味で理解するべきだ。

　第一の方法は、一般の人々も専門的なものによく触れていくことだ。現代、様々な技術が発達している。その技術の仕組みなどを理解している人は少ないと思う。たとえばスマホ。ふだん何気なく使っているが、なぜあんなうすい物体に映像が出たり、操作できたりするんだろうと純粋に不思議になってくる。そして、すごすぎやろ今の技術、と思えてくる。また乗り物などでは、自転車ぐらいまでは何とかわかる。しかし、なぜペダルを前に踏むとタイヤが回るのに、後ろに踏んだら回らないのだろうかという、調べなければわからないこともある。自転車はほかの乗り物と比べ、簡単なつくりの乗り物だが、僕は自転車を作った人を本当に尊敬する。そんなことを考えていて、感動もした。今は、自転車を超えて、自動車や鉄道、飛行機など、現時点では僕が理解できそうもない乗り物がたくさんある。それでも、それらに興味を持って理解しようとするだけでも、人々が新しい問題に立ち向かえるようになると思う。

　第二の方法は、先を見て行動することを大切にすることだ。今、世界では資源の使い過ぎが問題になっている。このままでは、いつかは必ずなくなってしまうため、世界で資源を節約して、再生可能エネルギーを使っていこうという動きが高まりつつあった。しかし、アメリカで、トランプ氏が大統領に就任し、真逆のことをし始める。パリ協定から離脱し、資源を使いまくったり、紙ストローが使われるようになっていたにもかかわらず、紙ストローをなぜか廃止し、プラスチックストローだけにしたりといった政策を続けている。僕は、これには「えっ！」と驚いた。地球は本当にこのままで大丈夫なのかといわれてきたのに、これでは、本当に大丈夫ではなくなるだろう。今こそ、自分たちにできることを探し、行動するときだと思う。

　確かに、技術の進歩は生活をよりよくするため、技術について仕組みなどを深く理解しようとすることは少ないと思う。しかし、技術は人を超えるものではなく、ついていくべきものである。だから我々は、技術の進歩を本当に理解して興味を持って、すべての人々によって技術を進歩させていくべきだ。