里山を歩いていると
小6 あやゆき(ayayuki)
2025年4月2日
それぞれの目的を気持ちよく楽しく達成させてくれるのが里山の景観であり、それを構成する野生生物を中心とした自然だ。今、美しく維持されている里山は、必要てまひまをすべて山里の人びとの善意に負っている。また、里山には治山、治水という機能がある。緑のコリードとは人間が立ち入らないことにする。工事費が多少高くついても、道路の一部を地面より下のトンネルなどにして緑のコリドーをつくる工夫が必要でしょう。
わたしは、五年前に池田にある「ツリーピクニックアドベンチャー池田」で木登り体験をした。その木登り体験は、ふたごの姉のゆかことわたしの母といっしょにやった。まず、わたしが木登り体験をやってみた。しかし、一だん二だんしか登っていないのに高かったのですぐにおりてしまった(笑)。次にゆかこが登ってみた。そしたら、まるで、さるのように、するすると木を登っていき、五分もしないうちに登り切ってしまった。最後は母だ。その母は、木登りをする前は
「登れないかもしれない。」
といっていたのに、始まったしゅん間、すごい勢いでのぼっていき、ゆかこよりもはやくて、二分もたたないうちに、登り切ってしまった。だから、わたしは終わった後に
「なんであんなに速くのぼれたの?」
と聞くと、母は
「体験料をはらったのだから、登らないともったいないでしょ。」
といっていた。コロナがはやっていて、楽しみが少なかった時の数少ない思い出だ。自然を大事にしつつ、楽しめるように工夫されているこのしせつは自然にとっても町にとっても、子どもにとってもいい場所だと思う。こういう取り組みが増えるといいなと願っている。
最近、テレビでプラスチックゴミのリサイクルについて、話題が特集されていた。プラスチックゴミは、使い捨てされてしまうと、川を流れて海に広がっていく。プラスチックは、石油から作られているが、なかなか自然かんきょうの中で分解して自然にもどることはない。海に流れたプラスチックは、太陽の光や海の波などで直径5ミリ以下のつぶになったマイクロプラスチックにすがたを変える。その多くは自然界で分解されず、生物が食べたりマイクロプラスチックに付着した有害物資が人間の体の中にたまったりする可能性もある。日本はプラスチックの使い捨て量が世界第二位だそうだ。だから、プラスチックの消費量を減らす必要がある。プラスチックゴミ削減のため日本では2020年7月に小売店にレジぶくろの有料化が義務づけられた。その結果、レジぶくろの流通量は半減した。また、プラスチックのスプーンやストローなどの使い捨てプラスチック使う事業者に使用量の削減が義務づけられた。これは、資源を循環させて持続可能な社会を目指す取り組みで自然かんきょうを保護する活動だ。
自然は人間にとって、守り生かしていくそん在であるということが分かった。自然をよごすと、自分達にかえってくる。まさに、因果応報である。だから、わたしは自然を守るために、レジぶくろなどのプラスチックでできたものをなるべく買わないようにしようと思った。