あやゆきさん、今回の作文についての感想を述べさせていただきます。
まず、作文のテーマである「自然との共生」について、具体的な例を挙げて説明している点が非常に良かったです。
自然が持つ役割(やくわり)や、人間と自然との関わりを、あやゆきさんの個人的な体験を交えて説明しているため、読み手にとって理解しやすく、感情移入しやすい文章となっています。

また、あやゆきさんが木登り体験をしたエピソードは、読んでいて楽しく、自然とのふれあいがいかに人々に良い影響(えいきょう)与える(あたえる)かがよく表れていました。
たとえがうまく使われており、ゆかこさんが「まるで、さるのように」と表現されている点は、その場の活動を生き生きと描写(びょうしゃ)していて素晴らしいです。

さらに、プラスチック問題についての段落(だんらく)では、具体的なデータと政策(せいさく)を引用し、説得力のある議論(ぎろん)展開(てんかい)しています。
これにより、作文全体の信頼(しんらい)性が高まっています。

結びの部分で、自然保護の重要性を自分の行動に落とし込ん(おとしこん)で考える姿勢(しせい)は、非常に立派(りっぱ)です。
一般(いっぱん)化の主題がよく書けており、人間としての責任と行動について考えさせられる内容となっています。

全体を通して、あやゆきさんの作文は内容が豊富で、読み手を引き込む(ひきこむ)力があります。
これからもこのような素晴らしい作文を期待しています。

###項目(こうもく)評価:
-たとえがうまく使われています。
-一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。
 

森リン評価 里山を歩いていると ha 04月2週 あやゆき
字数/基準字数:
1298字/600字
思考点:67点
知識点:75点
表現点:89点
経験点:88点
総合点:79点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙23種26個88%67点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙51種70個73%75点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙125種199個63%89点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙43種64個67%88点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1298字
 67点
 75点
 89点
 88点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 23種
。しかし,。だから,しまうと,しよう,する可能,たので,だから,でしょう,と思う,ないかも,ないと,のため,よごすと,れざる,世界第,人間にとって,増えると,子どもにとって,守るため,持続可能,町にとって,聞くと,自然にとって,

■知識語彙 51種
一部,世界,事業,二分,五分,人間,付着,以下,体験,使用,保護,分解,削減,半減,因果応報,地面,場所,大事,太陽,小売,工事,工夫,循環,必要,持続,持続可能,日本,最後,最近,有害,有料,機能,池田,治山,治水,活動,流通,消費,物資,特集,生物,直径,石油,社会,結果,自分,自然,話題,資源,道路,里山,

■表現語彙 125種
いっしょ,うち,かん,がた,きょう,こ,こと,これ,さる,しゅん,する可能,そう,そん,つぶ,のため,もの,ゆか,よう,わたし,ん,コロナ,ゴミ,ストロー,スプーン,テレビ,トンネル,プラスチック,マイクロ,ミリ,リサイクル,レジ,一,一部,下,世界,中,事業,二,二分,五,五分,人間,付着,以下,位,体,体験,使い捨て,使用,保護,光,分解,削減,前,勢い,化,半減,取り組み,因果応報,在,地面,場所,多く,大事,太陽,姉,子ども,守り,守るため,小売,川,工事,工夫,年,店,後,循環,必要,思い出,性,持続,持続可能,料,日本,時,最後,最近,有害,有料,木,楽しみ,機能,母,池田,治山,治水,波,活動,流通,海,消費,物資,特集,生物,町,界,登り,直径,石油,社会,笑,結果,緑,者,自分,自然,話題,費,資源,道路,達,里山,量,間,7月,

■経験語彙 43種
おりる,しまう,しれる,せる,たつ,たまる,つく,つくる,できる,と思う,のぼる,のぼれる,はやる,はらう,ぶる,もどる,やる,よごす,られる,れる,作る,使う,分かる,切る,増える,変える,始まる,守る,広がる,楽しめる,流れる,減らす,生かす,登る,登れる,目指す,立ち入る,終わる,義務づける,聞く,買う,願う,食べる,

 

里山を歩いていると
   小6 あやゆき(ayayuki)  2025年4月2日

  それぞれの目的を気持ちよく楽しく達成させてくれるのが里山の景観であり、それを構成する野生生物を中心とした自然だ。今、美しく維持されている里山は、必要てまひまをすべて山里の人びとの善意に負っている。また、里山には治山、治水という機能がある。緑のコリードとは人間が立ち入らないことにする。工事費が多少高くついても、道路の一部を地面より下のトンネルなどにして緑のコリドーをつくる工夫が必要でしょう。

 わたしは、五年前に池田にある「ツリーピクニックアドベンチャー池田」で木登り体験をした。その木登り体験は、ふたごの姉のゆかことわたしの母といっしょにやった。まず、わたしが木登り体験をやってみた。しかし、一だん二だんしか登っていないのに高かったのですぐにおりてしまった(笑)。次にゆかこが登ってみた。そしたら、まるで、さるのように、するすると木を登っていき、五分もしないうちに登り切ってしまった。最後は母だ。その母は、木登りをする前は

「登れないかもしれない。」

といっていたのに、始まったしゅん間、すごい勢いでのぼっていき、ゆかこよりもはやくて、二分もたたないうちに、登り切ってしまった。だから、わたしは終わった後に

「なんであんなに速くのぼれたの?」

と聞くと、母は

「体験料をはらったのだから、登らないともったいないでしょ。」

といっていた。コロナがはやっていて、楽しみが少なかった時の数少ない思い出だ。自然を大事にしつつ、楽しめるように工夫されているこのしせつは自然にとっても町にとっても、子どもにとってもいい場所だと思う。こういう取り組みが増えるといいなと願っている。

 最近、テレビでプラスチックゴミのリサイクルについて、話題が特集されていた。プラスチックゴミは、使い捨てされてしまうと、川を流れて海に広がっていく。プラスチックは、石油から作られているが、なかなか自然かんきょうの中で分解して自然にもどることはない。海に流れたプラスチックは、太陽の光や海の波などで直径5ミリ以下のつぶになったマイクロプラスチックにすがたを変える。その多くは自然界で分解されず、生物が食べたりマイクロプラスチックに付着した有害物資が人間の体の中にたまったりする可能性もある。日本はプラスチックの使い捨て量が世界第二位だそうだ。だから、プラスチックの消費量を減らす必要がある。プラスチックゴミ削減のため日本では2020年7月に小売店にレジぶくろの有料化が義務づけられた。その結果、レジぶくろの流通量は半減した。また、プラスチックのスプーンやストローなどの使い捨てプラスチック使う事業者に使用量の削減が義務づけられた。これは、資源を循環させて持続可能な社会を目指す取り組みで自然かんきょうを保護する活動だ。

 自然は人間にとって、守り生かしていくそん在であるということが分かった。自然をよごすと、自分達にかえってくる。まさに、因果応報である。だから、わたしは自然を守るために、レジぶくろなどのプラスチックでできたものをなるべく買わないようにしようと思った。