里山を歩いていると
   小6 あやゆか(ayayuka)  2025年4月2日

 何人ものハイカーのそれぞれの目的を気持ちよく、楽しく達成させてくれるのが里山の景観であり、それを構成する野生動物を中心とした自然だ。里山をきれいにい持している村の人びとにとって、ハイカーのマナーの悪さは目にあまる。里山は必要な手間ひまをすべて山里の人びとのぜん意に負っている。また、里山には治山、治水という機能がある。中流が下流に水害を起こさせないようにするはたらきだ。工事費が多少ついても道路の一部を野生動物の体をかくしてくれる緑のろう下、緑のコリドーをつくる工夫が必要だ。

 わたしの町内では、毎年二、三回ごみ拾いや資源回しゅうがある。そこで子ども会に入っている町内のわたしたちはごみ拾いで町内にすててある、たばこのすいがら、あきペットボトル、あきかん、おかしのふくろなどを拾う。資源回しゅうでは、町の人達からいらなくなった雑しや新聞紙、ダンボール、チラシ、まん画、小説などを集めトラックのつめていく。そのつめていく作業にも順番がある。最初、新聞をトラックの前方におく。次にチラシ。その次には、まん画や小説。最後にダンボールを乗せていく。最後の方はくたくただ。わたしの体はまるで古雑しのようだ。また、子ども会のわたしたちは、町のきれいさを保つためにごみ拾いなどをするというのも仕事の一つだ。一時間かけてごみ拾いをする。ごみ拾いなどを通じて町のきれいさが保たれているのだ。かん境を守るには、みんなの協力が必要だ。

 今年の三月から沖縄県の西表島で立ち入り人数の制限が始まったらしい。これは、「エコツーリズムすい進法」にもとづいて実しされており、き重な自然かん境を守り観光客や観光ガイドのかん境保護意識を高め、持続可能な観光が実現できるようにと実しされているようだ。西表島は人気な観光地だ。その半面、自然歩道のほうかいや落書きというひ害が相次いでいる。かん境を守るための苦肉のさくだ。このニュースを見て、せっかく観光にきたのに入ることができない人が出ることは、観光客にとっても市民にとってもさびしいことだなと感じた。しかし、この取り組みのはい景をよく知ると、今後も長くみんなに愛される島であるためには仕方がないことだと思う。島の人と観光客が協力して世界い産である西表島を守り続けていけたらいいなと考えた。わたしもかん境の今の現状を考えて取り組もうと思った。

 自然は人間にとって守るべきそん在であることが分かった。「無為自然」といいう四字じゅく語のように人の手を加えないでありのままにまかせるべきという人もいるかもしれないが、やはり人の手で自然を守ることが現状では、必要なのではないかと思う。自然を活ようしているわたし達人間が、責任を持って自然を保護していくべきだ。

「よし、ゴミを拾うぞ。」

わたしは、ゴミ拾いでたくさんのゴミを拾うことを決意した。