にすけくん、こんにちは。いい作品ができました。高得点です。
 的確な要約ですが、もう少し短くするか、二段落目に実体験を入れてこちらをふくらませられるといいですね。作文のテーマでどのようなものを書いている時に、どのような発見があったのか、とういうことです。
円盤(えんばん)→円満
 多角的な視点を持つこと、レトリック感覚の大切さを深く理解できましたね。
 <<え2017/222pみ>>

なかすけさん、作文の提出ありがとうございます。この作文では、物事を多角的に見ることの重要性を非常によく表現していますね。特に、コインが円形であるという一般(いっぱん)的な認識を例にとりながら、異なる角度から見ることで異なる形に見えると説明する部分は、視点の変更(へんこう)がもたらす認識の変化を具体的に示しており、非常に効果的です。

また、レトリックの利用が、新たな発見や学びにつながることを洞察(どうさつ)力をもって論じており、読者に対して説得力があります。さらに、多角的な見方が人間関係や問題解決においても有効であることを、具体的な例を挙げて説明している点も素晴らしいです。

文章全体を通じて、一つの見方に固執(こしつ)することの限界と、多面的な視点の必要性をうまく表現しています。このような深い考察は、思考の(はば)を広げ、読者に新しい視点を提供することに成功しています。

結びの部分でも、作文の主題に沿って自分の考えをしっかりとまとめ上げており、読み手に対して強い印象を残すことができています。全体を通して、論理的に構成され、読みやすい文章でした。

項目(こうもく)評価:
-たとえがうまく使われています。
-一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。
-書き出しの結びがよく書けています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1116字/600字
思考点:80点
知識点:78点
表現点:81点
総合点:81点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)

 


■思考語彙 31種
 確か, 第,、なぜ,、もちろん,、一方,。しかし,。つまり,あるから,いるため,から考える,ことによって,するため,すれば,それゆえ,で考える,として考える,と思う,ないから,なるはず,にこそ,に思う,のため,みると,を考える,挙げると,捉えよう,眺めれば,立てば,考えるば,見えるはず,題に対して,

■知識語彙 55種
人生,人間,他人,以外,作文,価値,円形,円盤,創造,努力,名言,問題,多方面,多角,多面,大切,展望,必要,思考,想像,意味,感覚,探求,方向,方面,時間,景色,本質,構成,水平,物事,獲得,理由,理解,異様,発想,発見,発言,相互,立場,経験,脱線,自分,自覚,興味,表現,見方,視点,視野,解決,言語,認識,読書,長方形,関係,

■表現語彙 110種
 確か,あきらか,いるため,こと,こん,じゅう,するため,それ,それゆえ,たち,ためし,とき,なるはず,のため,ふだん,もの,よう,わけ,アイデア,コイン,スムーズ,チャレンジ,レトリック,レール,一,一つ,上,二,人,人生,人間,他,他人,以外,作文,例,価値,僕,円形,円盤,別,創造,力,努力,口,名言,問題,多方面,多角,多面,大切,学び,展望,年,必要,思考,性,想像,意味,感覚,探求,文,新た,方,方向,方面,時間,景色,本質,構成,様々,気,水平,物事,獲得,理由,理解,異様,発想,発見,発言,的,相互,私,立場,経験,考え,考え方,脱線,自分,自覚,興味,色々,表現,見えるはず,見方,視点,視野,解決,言葉づかい,言語,認識,読書,豊か,身,長方形,関係,面,頭,題,

■経験語彙 41種
いとなむ,うる,から考える,ことなる,しまう,ちる,つく,てる,できる,で考える,として考える,と思う,に思う,られる,れる,わかる,を考える,信じる,出す,切る,学べる,得る,思い描く,抱く,挙げる,捉える,敷く,楽しむ,欠く,欠ける,歩む,気づく,生まれる,眺める,知る,立つ,見える,見なす,費やす,進む,避ける,

 

ふだん私たちは、コインを
   中1 なかすけ(nakasuke)  2025年4月2日

 ふだん私たちは、コインを丸いものと見なしている。けれども、もちろんコインは、年じゅう円形に見えるわけではない。水平方向から眺めれば、あきらかに、薄い長方形に見えるはずだ。しかし、ものはためしに「コインは長方形だ。」という文を口に出していってみると、なぜか、まことに異様な発言をしているような気がする。レトリックは、私たちの認識と言語表現の避けがたい一面性を自覚し、それゆえに、もっと別の視点に立てばもっと別の展望がありうるのではないか・・・・・・と探求する努力のことでもある。創造力と想像力のいとなみである。自分の視点と自分の言葉づかいだけが正しいと信じ切ってる人は、想像力ないし創造力を欠けているために、自分とはことなる立場から見える景色を思い描くことができない。レトリック感覚は、発見的な認識には欠くことができない上に、人をできるだけよく理解するためにこそ必要なのだ、ということになる。新しい視野を獲得するためにも、また、相互理解のためにも、こんにちほどレトリック感覚の必要とされるときは、かつてなかったように思う。僕は物事を多面的に見るという考え方は良いと思う。

 第一の理由として、新しい発見や学びがあるからだ。作文の構成を考えるとき、お題に対して、一つの考え方よりも、別の視点から考えることによって、新たな考えや気づきが生まれ、発想が豊かになり、広い視野で考えることができる。そして、多面的思考力が身につくことで、問題解決がスムーズになったり、人間関係が円盤になったり、新しいアイデアが生まれたりする。また、他の人だったらどのような考え方をするのかを考え、自分以外の立場として考えることも大切である。

 第二の理由として、一方的な見方では、物事の本質を理解できないからだ。例として挙げると、人生を一つのことだけに時間を費やすより、自分が興味を抱いた様々なことにチャレンジする方が、色々な経験をすることができて楽しむことができる。ただ敷かれたレールの上を歩んでいく人生より、そのレールから別のレールへ、時には脱線して自分の人生を進んでいくのだ。一つのことだけでは、自分の本質、ましてや、人生の意味や価値すらもわからなくなってしまう。多方面の見方をすれば、自分を自分が理解できるようになるはずだ。

 確かに、物事を一つ方面から深く見ていくことで、得られることや学べることはあるし、時には必要になってくる。「読書とは、自分の頭で考えることではなく、他人の頭で考えることである。」という名言があるように、物事は自分だけで考えれば、他の考えを知ることはできない。つまり、多角的な視点で物事を捉えようということだ。