あきたおさん、こんにちは!
今回の作文は、フランス旅行での食体験(たいけん)についてとても魅力(みりょく)(てき)に書かれていましたね。

まず、読んでいて感じたのは、エスカルゴについての詳細(しょうさい)描写(びょうしゃ)です。バジルのソースやエスカルゴの食感がとてもリアルに伝わっ(つたわっ)てきて、読みながら(わたし)もその味を想像(そうぞう)できました。また、エスカルゴ専用(せんよう)の道具や皿が「タコの吸盤(きゅうばん)のよう」という表現(ひょうげん)は、たとえがうまく使われていて、具体(てき)なビジュアルが思い浮かび(うかび)ます。

お母さんの子供(こども)時代のエピソードも興味深く(きょうみぶかく)、前の話聞いた話がよく書けています。お母さんがトナカイの肉に苦労(くろう)した話は、食文化の違い(ちがい)を感じさせ、読者にとっても新鮮(しんせん)でした。これにより、作文がより立体(てき)で深みを持っています。

文章全体を通して、「ですます」の使い方が適切(てきせつ)で、説明(せつめい)描写(びょうしゃ)がとても丁寧(ていねい)に書かれていました。また、初めて(はじめて)の食体験(たいけん)に対する心の動きが「面白いなと心の中で思いました」と表現(ひょうげん)されており、心の中で思ったことがよく書けています。

食べ物を通じて感じたことや、家族の話を織り(おり)交ぜながら、自分の感想をしっかりと結びつける(むすびつける)ことができていて、とても素晴らしい(すばらしい)作文です。これからもいろいろな体験(たいけん)を作文にして共有(きょうゆう)してくれることを楽しみにしています。

###項目(こうもく)評価(ひょうか)
-たとえがうまく使われています。
-前の話聞いた話がよく書けています。
-ですますがよく書けています。
-心の中で思ったことがよく書けています。
 

森リン評価 初めて食べるものはおみくじだ ta 04月2週 あきたお
字数/基準字数:
891字/400字
思考点:43点
知識点:49点
表現点:62点
経験点:62点
総合点:53点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:58点
知識点:64点
表現点:79点
経験点:77点
総合点:70点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙9種11個82%43点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙17種23個74%49点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙77種114個68%62点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙27種43個63%62点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
891字
 43点
 49点
 62点
 62点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 9種 11個 (種類率82%) 49点
すると,たので,で思う,と思う,ないので,のため,ません,みると,持つため,

■知識語彙 17種 23個 (種類率74%) 49点
予約,仕事,元気,吸盤,大人,子羊,専用,希望,料理,日本,日間,最後,毎日,特別,立派,質問,道具,

■表現語彙 77種 114個 (種類率68%) 63点
いつ,おじ,おじいちゃん,おすすめ,おばさん,お母さん,きぬよ,さん,たくさん,っきり,のため,もの,よう,アナグマ,ウサギ,エスカルゴ,オイル,カタツムリ,コース,スウェーデン,ソース,タコ,トナカイ,ドキドキ,ハーブ,パン,パーティー,フォーク,フランス,メイル,メイン,レストラン,一,三,中,予約,今,仕事,他,何,個,僕,元気,匂い,口,吸盤,味,味付け,夏,大人,子羊,専用,希望,後,心,持つため,料理,日,日本,日間,時,最後,歳,毎日,特別,猪,獣,生き物,用,皿,目,立派,肉,話,質問,道具,鴨,

■経験語彙 27種 43個 (種類率63%) 60点
おく,ちがう,つける,てる,できる,で思う,と思う,なくなる,ゆう,られる,れる,わかる,入る,凹む,出る,困る,持つ,残る,瞑る,知る,終わる,聞く,過ごす,頑張る,食べる,飲み込む,驚く,

■総合点 59点

■均衡点 4点
 

初めて食べるものはおみくじだ
   小4 あきたお(akitao)  2025年4月2日

「美味しい」

エスカルゴを口に入れた瞬間、バジルのソースと、噛んだときに柔らかくて肉厚した食感がクセになります。春休みフランスのパリに家族4人で行きました。お母さんのおじさんであるひろきおじちゃんと、おくさんのきぬよおばさんがおすすめのレストランを予約しました。僕は初めてのフランスのレストランにドキドキしました。初めてフランスで食べたものは、エスカルゴです。みてみるとバジルとハーブのオイルソースがグツグツしながら入っていました。エスカルゴは他の料理とちがって、特別なエスカルゴを持つための道具や、エスカルゴ用のフォークのエスカルゴフォーク、たくさんの丸い凹みがあるエスカルゴ専用のお皿がありました。僕がそのお皿を初めてみた時は、まるでタコの吸盤のようでした。エスカルゴを食べ終わった後に、残ったエスカルゴのソースをバゲットのパンにつけて食べました。僕はお母さんに

「エスカルゴは何の生き物からできてるの」

と質問するとカタツムリと聞いてゾッとしました。あまりにも美味しくて驚いて、もう日本では食べられないと思ったので後の三日間毎日食べました。特に最後の日は9個食べました。

お母さんが7歳の時に僕のおじいちゃんの仕事のためにスウェーデンで夏を過ごしました。その時のパーティーでメイルの料理にトナカイが出ました。7歳なのに大人と同じコース料理が出て、大人の味付けに、困ってたのにゆういつの希望であるメインの肉料理が、トナカイだと知りさらに元気がなくなりました。恐る恐る一口食べてみたら、強い獣の匂いがして、硬くてパサパサもしていて、目を瞑って飲み込んだっきりもう食べられませんでした。お母さんには、大人の奥深い味がわかりませんでした。お母さんは今では、子羊や鴨、猪そして、アナグマもウサギも立派に食べれる大人になっています。

僕はお母さんの話を聞いて、強い獣の匂いと硬くてパサパサしているトナカイの肉を、頑張って飲み込んだのはすごいなと思いました。

初めて食べるものは、美味しいか美味しくないかが、わからないので面白いなと心の中で思いました。