蜩ちゃん、こんにちは。人間の幸福のための科学技術の発達が、便利さや効率化が先行して人間の本能の力を奪い、生きる喜びを感じられなくなるのは問題です。人間の成長には「必要な手間」というものがあると指摘されていますね。
まず、やったこと以外は自分の力ではなさそうです。鉱石を自分で割る体験は貴重ですね。知るとは関わること、行動することと言えそうです。
学校の活動で、芋ほり、地引網、刺激的ですね。いずれも、生きるために狩ることの体験です。こういう学びをしたいですね。
手間は生きる力ですね。
<<え2022/48pみ>>
蜩さん、作文の内容が非常に具体的で、リアルな体験に基づいた説得力のある論述が展開されていますね。特に、ジオードを自分で割る体験や学校の自然教室でのエピソードは、読者に直接的な体験の価値を感じさせるのに十分な情報を提供しています。体験実例がよく書けています。
また、自分で何かを行うことの大切さを、具体的な方法として述べる部分は、非常に効果的です。方法がよく書けています。さらに、「人が旅行するのは、到着するためではなく旅行するためである。」という名言を引用することで、自分で体験することの重要性を強調しています。名言がよく書けています。
全体として、便利な生活の中で忘れがちな「手間をかける生き方」の価値を再認識させる内容となっており、非常に読み応えのある作文です。生き方の主題がよく書けています。今後もこのような深い洞察に基づく作文を期待しています。
【項目評価】
1.体験実例がよく書けています:様々な具体的な体験が詳細に記述されていて良い。
2.方法がよく書けています:自分で何かをやってみることの重要性が具体的に述べられている。
3.名言がよく書けています:効果的な名言の引用があり、テーマを強調するのに役立っている。
4.生き方の主題がよく書けています:自分で行動することの価値を中心に据えた生き方が印象的に描かれています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1278字/600字
思考点:57点
知識点:86点
表現点:90点
総合点:81点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)
■思考語彙 17種 25個 (種類率68%) 69点
n確か,n第,。しかし,あろう,いけば,いると,するため,そのため,たらしい,だろう,と思う,ないので,思うと,気づくべき,知らざる,私にとって,集まるいわゆる,
■知識語彙 65種 91個 (種類率71%) 82点
一昨年,一泊,世界中,予想,事実,人間,体験,作業,便利,到着,前日,加減,勉強,千葉,印象,原石,去年,参加,名言,地元,地引,場所,大切,大量,学校,学習,宝石,宿泊,専用,必要,快適,感動,手動,手間,採集,教室,教育,文明,料理,新鮮,方法,旅行,昇天,普段,有形,本来,機械,欲求,気分,滅多,漁師,無形,犠牲,発展,結果,綺麗,自分,自然,調理,財産,貴重,運動,部活,鉱石,鴨川,
■表現語彙 127種 213個 (種類率60%) 85点
n確か,かなり,ここ,こと,これ,さ,さん,するため,そこ,そのため,その後,それ,それら,たくさん,たち,たま,みんな,もの,よう,イベント,ショー,スタッフ,センチ,ミネラル,ミュージアムショップ,モノ,一,一昨年,一泊,上,世界中,中,予想,事実,二,二つ,五,人,人間,体験,何,作業,便利,係,先,到着,前日,力,加減,勉強,動き,十,千葉,印象,原石,去年,参加,名言,喜び,四,地元,地引,場,場所,外,大切,大量,好き,学校,学習,宝石,宿泊,専用,必要,快適,感動,手動,手間,指,掘り,採集,教室,教育,文明,料理,新鮮,方法,旅行,日,昇天,昔,普段,有形,本来,機械,欲求,気分,水,滅多,漁師,無形,犠牲,生き方,発展,目,石,私,竹,箸,粉々,系,結果,網,綺麗,編み,自分,自然,芋,調理,財産,貴重,近,運動,部活,鉱石,魚,鴨川,
■経験語彙 48種 70個 (種類率69%) 91点
かかる,くれる,しまう,すぎる,せる,できる,と思う,なくなる,もらう,もらえる,やらす,やる,られる,れる,仕掛ける,作る,使う,入れる,分かる,削る,割る,割れる,加える,取れる,吸う,増やす,売る,学ぶ,引く,得る,思い切る,感じる,持つ,捕まえる,採れる,残る,気づく,求める,生きる,知る,砕ける,見える,買う,選ぶ,鈍る,集まる,集める,頼る,
■総合点 83点
■均衡点 2点
手間のかかる価値
中3 蜩(aeriya)
2025年4月2日
現代では、あらゆるものがそろい、しかも面倒なことは避ければいいわけで、子供たちにとっては、あえて本能的なアンテナを張りめぐらせる必要がなくなってきているのではないだろうか。便利さや快適さを求める人間の欲求が、文明を発展させてきたことは事実であろう。しかし、そのために、有形無形の人間本来の財産をたくさん犠牲にしてきていることに、そろそろ私たちは気づくべきではないだろうか。私は手間のかかる生き方をしたい。
第一の方法としては、どんなことでも自分でやってみることだ。私は昔から鉱石が好きだ。たまにミュージアムショップで買ったり近場に採集しに行ったりなどして集めている。また一昨年にはミネラルショーという世界中から鉱石や宝石が集まるいわゆるコミケのようなイベントに参加した。そこでは石が沢山売られているが中には、ジオードの原石を自分で選んで割ってもらうこともできる。そこでは選んだジオードを係の人が割ってくれるのだが、私はその作業をやらしてもらえることになった。ジオードは専用の手動の機械に入れて割る。それは意外と力加減が大切で、うまくいけば綺麗に二つに割れる。しかし私はそれを知らず機械に思い切り力を加えてしまった。その結果、ジオードが粉々に砕けてしまった。スタッフさんは予想外だったらしく、「何か運動系の部活とかやっているの?」と言われたぐらいだ。しかし普段ジオードを割ることなど滅多にできないことで私にとってこれは貴重な体験だった。このように自分でやってみると見るだけでは分からないことも見えてくるのである。
第二の方法としては教育上においても体験学習を増やすことである。私は去年、学校の自然教室で千葉に行った。一泊二日で一日目は鴨川シーワールドや竹を削って箸を作る体験をし、二日目は地引網と芋掘り体験をした。この中で特に印象に残っているのは地引網だ。これは前日に地元の漁師さんが仕掛けてくれた編みをみんなで引くものだ。網は水を吸っているのか魚が大量にいるのかなのか分からなかったが意外と重く、かなり力が必要だった。捕まえた魚は四十〜五十センチのものが多く、生きた魚がとても新鮮でよかった。また漁師さんが魚のえらに指を入れて動きを鈍らせたりしていてこれもまたあまり見ないので面白かった。その後採れた魚は宿泊場所に持って行き調理した。できた料理があまりにも美味しすぎて昇天するような気分だった。これが先ほどみんなで引いた地引網で取れたものだと思うととても感動した。このように、実際に学習の場で体験をすると勉強からでは得られない感動があると思う。
確かに便利なものを使うことも勉強から学ぶことも大切だ。しかし、「人が旅行するのは、到着するためではなく旅行するためである。」という名言がある。このように便利なモノに頼っていると自分で何かをやって感じる喜びがなくなってしまう。そのため自分でやるということはそれらからは得られない体験や感動というものはこの先とても大切だ。ここから、私は手間のかかる生き方をして行きたい。