ゆうとくん、作文の内容が非常に深く、読み応えがありました。
特に、時間に追われる現代社会の問題点を指摘し、それに対する具体的な対処方法を提案している点が素晴らしいです。
時間に支配されず、本当に大切なことに気づくための方法がよく書けています。
また、自分自身の体験を引用して説得力を持たせている部分も印象的でした。
子ども時代に夢中で遊んでいた経験は、多くの読者が共感する内容であり、体験実例がよく書けています。
これにより、理論だけでなく実体験に基づく説得が見事に行われています。
さらに、名言を引用して自分の考えを強調している点も見逃せません。
名言がよく書けており、文章に深みを与えています。
「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。」
この言葉を通じて、自分の生き方について深く考えるきっかけを読者に提供しています。
全体として、課題意識がはっきりしており、その解決策についても具体的で実践的な提案がなされているため、非常に有意義な作文となっています。これからもこのような思考を深めていくことが、さらなる成長につながるでしょう。
<<ruby>項目評価>
-方法がよく書けています。
-体験実例がよく書けています。
-名言がよく書けています。
内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1243字/600字
思考点:67点
知識点:83点
表現点:86点
総合点:83点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)
■思考語彙 23種 32個 (種類率72%) 85点
nもちろん,n第,。しかし,が考える,すぎざる,せざる,たので,だろう,でこそ,と思う,と考える,ないと,なければ,なので,なると,に考える,のため,も言える,得るため,気がつけば,気づけば,生き方こそ,自分らしい,
■知識語彙 61種 105個 (種類率58%) 80点
一家,一番,中心,主体,予定,人生,仕事,余白,信頼,効率,単位,友達,名言,否定,地位,基礎,夕方,夢中,大事,大切,小学生,必要,意味,意識,感覚,支配,方法,日本人,時代,時刻,時計,時間,柱時計,毎日,没頭,深呼吸,熱中,物事,状態,現代,現実,生活,画面,目安,瞬間,確認,社会,秩序,経験,能率,自分,自然,行動,表示,言葉,証拠,貧乏,趣味,農業,重視,集中,
■表現語彙 119種 208個 (種類率57%) 82点
いかん,おおまか,お金,がち,きり,こと,ころ,さ,すべて,そのもの,それ,たくさん,たち,とおり,とき,のため,もの,ゆとり,よう,テレビ,ペース,一,一つ,一家,一番,上,中,中心,主体,予定,二,人,人生,今,仕事,何,余白,信頼,僕,効率,南,単位,友達,名言,否定,地位,基礎,声,夕方,多く,夢中,大事,大切,好き,子ども,小学生,島,幸せ,度,彩り,得るため,心,必要,意味,意識,感覚,支配,方法,日々,日本人,明け方,時,時代,時刻,時計,時間,柱時計,楽しみ,毎日,気,没頭,深呼吸,熱中,物事,状態,現代,現実,生き方,生活,画面,的,目安,真,瞬間,確認,社会,私,秩序,経験,耳,能率,自分,自然,行,行動,表示,覚え,言葉,証拠,誰,豊か,貧乏,趣味,農業,通り,遊び,重視,針,集中,
■経験語彙 48種 78個 (種類率62%) 91点
が考える,くれる,しまう,すぎる,たつ,つながる,できる,とらわれる,と思う,と考える,なれる,に考える,も言える,られる,れる,使う,傾ける,入れる,加える,取り組む,夢見る,失う,守る,帰る,強める,得る,忘れる,急ぐ,持つ,挙げる,捨てる,楽しむ,止める,歩む,死ぬ,気がつく,気づく,生きる,空く,立ち止まる,縛る,見つける,見失う,詰め込む,追う,送る,遊ぶ,過ごす,
■総合点 90点
■均衡点 6点
4.3
中3 あえとく(aetoku)
2025年4月3日
人びとが時間に追われるようになったのは、時計の発明とともに始まった。昔は太陽や星の運行を目安に、明け方や夕方といったおおまかな時間感覚で生活していた。農業が中心だった時代には、柱時計が一家に一つある程度で、時間を意識せずに自然とともに行動していた。しかし、誰もが時計を持つようになると、つねに時間を気にするようになり、「時のたつのも忘れて」何かをするということが少なくなった。また、テレビ画面に分単位で時刻が表示されるようになったことも、時間に追われる感覚を強めた。今では、テレビが時計そのものになり、多くの人が時刻を確認しながら行動している。さらに、時間を効率的・能率的に使うことが重視され、空いた時間にも仕事を入れる人が多い。こうして、日本人は時間にとらわれ、時間貧乏な毎日を送っている。南の島で時計のない生活を夢見ながらも、実際には日々に追われているのが現実なのである。
第一に「物事に熱中すること」が挙げられる。好きなことや夢中になれる趣味に没頭しているとき、人は自然と時間を忘れるものだ。子どものころ、遊びに夢中になって気がつけば夕方だった、という経験は誰しもあるだろう。僕も小学生の時に友達と遊んでいて気づけばもう帰るいかんになっていたのでがっかりした覚えがある。それは、一つのことに集中して取り組むことができている証拠であり、時間に支配されていない状態とも言える。現代人は何かを得るために何かを捨てすぎていると思う。本当に大切なものを失っている気がする。もっと時間を忘れて好きなことをたくさんして良いと思う。
第二の方法は、「ゆとりを持って生活すること」である。予定を詰め込みすぎず、あえて何も予定を入れない「余白の時間」を持つことが、心の豊かさにつながる。忙しさの中で見失いがちな小さな楽しみや幸せは、ゆっくりとした時間の中でこそ見つけられるものだ。人生を急いで過ごすよりも、立ち止まって深呼吸するような時間が、私たちの生活に彩りを加えてくれる。人生は一度きりなので楽しまなければ意味がない。死ぬその瞬間まで楽しく生きていきたい。人生に一番必要なのはお金や地位ではなく趣味だと思う。自分が楽しいと考える人生にしていくことが大事だと考える。
もちろん、時間通りに規則正しく生きることの大切さも否定はできない。社会で生きていく上では、時間を守ることは信頼の基礎であり、秩序のためにも必要なことである。しかし同時に、時間にすべてを支配されてしまっては、自分らしい生き方を見失ってしまうこともある。『自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。』という名言がある。私はこの言葉を大切にしながら、時間に縛られすぎず、自分のペースで人生を歩んでいきたいと思う。時計の針に追われる毎日ではなく、時には針を止めて心の声に耳を傾ける。そんな主体的な生き方こそが、真の豊かさにつながるのではないだろうか。