すみれさん、作文の提出(ていしゅつ)ありがとうございます。今回の作文では、身近な存在(そんざい)である「くずかご」に焦点(しょうてん)を当て、その重要(せい)を深く掘り下げ(ほりさげ)た点が非常(ひじょう)興味深い(きょうみぶかい)です。生活の中で見過ごさ(みすごさ)れがちなくずかごの役割(やくわり)を、日常(にちじょう)生活の具体的な例を挙げながら説明しており、読者にとって理解(りかい)しやすい内容(ないよう)となっています。

特に、服や食品の無駄遣い(むだづかい)についてのエピソードは、くずかごへの意識(いしき)と自身の行動を見直す良い機会を提供(ていきょう)しています。お母さんの食品を無駄(むだ)にしないための工夫についての記述(きじゅつ)も、「無駄(むだ)なく生活する」というテーマをより具体的に示し(しめし)ており、作文の説得力を増し(まし)ています。

また、自分の経験(けいけん)と家族から聞いた話を織り(おり)交ぜることで、文章が一層(いっそう)立体的になっている点も素晴らしい(すばらしい)です。これにより、単なる意見表明ではなく、実生活に根ざしたリアルな問題提起(ていき)がなされています。

終わりに向けての自己(じこ)省察として「これからは無駄(むだ)にしないために、すぐ決めないでよく考えてから決めようと思う」という反省と決意が述べ(のべ)られており、読後感を良くしています。全体を通して、日常(にちじょう)の小さなことから大切な教訓を導き出す(みちびきだす)力が感じられる作文でした。

###項目(こうもく)評価(ひょうか)
-前の話聞いた話がよく書けています。
 

森リン評価 物を無駄にしないようにする方法。 na 04月3週 すみれ
字数/基準字数:
917字/500字
思考点:70点
知識点:48点
表現点:56点
経験点:63点
総合点:59点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:84点
知識点:62点
表現点:72点
経験点:77点
総合点:74点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙19種24個79%70点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙25種31個81%48点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙77種119個65%56点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙31種54個57%63点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
917字
 70点
 48点
 56点
 63点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 19種 24個 (種類率79%) 74点
、きっと,あるらしい,いるから,いるらしい,かすると,しか思う,しまうので,せざる,たらしい,だろう,と思う,と考える,ないため,なので,のかも,よく考える,決めよう,買えば,長いので,

■知識語彙 25種 31個 (種類率81%) 54点
仲間,冷蔵庫,効率,午後,友人,変化,大切,姿勢,存在,学校,工夫,影響,後悔,必要,想像,料理,毎日,無駄,理由,生地,生活,週間,部屋,食品,食材,

■表現語彙 77種 119個 (種類率65%) 63点
あれ,いま,お母さん,きのこ,くずかご,くらし,こころ,こと,こん,さ,すてき,そう,たくさん,ただ,たち,だて,とき,とく,ところ,どころ,ないため,なに,ほうれん草,ほんとう,みそ,みそ汁,もの,よう,わけ,わたし,ガスコンロ,パターン,一つ,上,今,仲間,何,冷蔵庫,分,効率,午後,友人,回,変化,夏,夜,大切,姿勢,存在,学校,屋,工夫,店,影響,後悔,必要,想像,手,料理,日々,時,服,朝,毎日,気持ち,汁,無駄,理由,生地,生活,的,私,週間,部屋,面,食品,食材,

■経験語彙 31種 54個 (種類率57%) 66点
おく,かく,かする,しか思う,しまう,しれる,すてる,せる,ちがう,と思う,と考える,もらう,やる,よく考える,られる,れる,わかる,作る,入れる,合わせる,変わる,帰る,気づく,気に入る,決める,目立つ,着る,置く,腐る,行ける,買う,

■総合点 67点

■均衡点 3点
 

物を無駄にしないようにする方法。
   小5 すみれ(aeyosu)  2025年4月3日

べつにすてきなものでもないし大したものでもない。

くずかごは私たちとつねに日々をともにしているがいつもあたかも「ないもの」のごとくにしか思われないのだろうか。

くずかごはどうあれもっとも親しい毎日のくらしの仲間なのだ。

わたしたちはどうかするとくらしというのは、手に入れるもので作られているのだと考える。

そうやって手に入れたものが、日々にかかせぬ必要などころがそのおおくはどういうわけかすでにただのすてるにすてられないものばかりになってしまっている。ほんとうはなにを手に入れないかなのだということに、私たちは気づくのかもしれない。

部屋におおきなくずかごを一つ、こころのひろい友人としておくだけで、何かが変わってくる。くらしの姿勢が、きっとしゃんとしてくる。

 私は服屋で服を買うときにお店では気に入っていた服を買ってもらったが、目立ちそうなので、いまのところ1回もきていない。着ていない理由は「服がふっくら」しているからだ。

生地が長いので、目立ちそうだと思いあまり着ていないのだ。「ちがう服を買えば学校に来て行けたのに。」今でも後悔している。

 お母さんは食品を無駄にしたことがたくさんあるらしい。ほうれん草を買ってきたけど、料理にほうれん草がいらなかったらしく、そのままずっと冷蔵庫に入れて置いたら腐っていたそうだ。きのこを腐らせたこともあるらしく、ほうれん草と同じパターンだ。

 夏にはみそ汁をガスコンロの上に置いていて午後6時ぐらいに帰ってきたら、暑さの影響で腐っていたらしい。みそ汁が腐っていた想像をするのも気持ちが悪いと思う。

 食品を無駄にしないようにお母さんは1週間の朝・夜のこんだてを決めて、そのこんだてに合わせた食材を1週間分買ってきている工夫をしているらしい。とても効率的な工夫だと思った。

 くずかごは目立たないけど、くずかごがなかったら毎日のくらしがとても変化してしまうので生活の面だとくずかごはとてもくらしでとても大切な存在だとわかった。

 これからはあの服のように無駄にしないために、すぐ決めないでよく考えてから決めようと思う。