あえつなさん、古代エジプトのミイラについての作文、とても興味深く(きょうみぶかく)読ませていただきました。ミイラ作りの背景(はいけい)やその後のヨーロッパでの使われ方を学ぶことは、歴史(れきし)理解(りかい)を深める素晴らしい(すばらしい)方法(ほうほう)ですね。
特に(とくに)、ミイラが医薬品として使われていたという部分や、その効果(こうか)について疑問(ぎもん)を持ったことについて書かれたのは、科学(てき)な思考が感じられて良かっ(よかっ)たです。

また、エジプトのピラミッド探検(たんけん)危険(きけん)について、自分ならばどうするかを考える部分では、読者にも考えさせる問いかけがありました。これは作文に深みを与える(あたえる)素晴らしい(すばらしい)試み(こころみ)です。
さらに、「ミイラ取りがミイラになる」ということわざを、自分の日常(にちじょう)生活の出来事と関連づけ(かんれんづけ)て考えたのは、とても創造(そうぞう)(てき)で面白いアプローチでした。

たとえを使って文章を表現(ひょうげん)する技術(ぎじゅつ)も見られ、「(かみなり)にうたれたようなショック」という表現(ひょうげん)がその感情(かんじょう)の強さをよく伝え(つたえ)ています。
全体を通して、主題に対する深い理解(りかい)個人(こじん)(てき)な感想が織り(おり)交ぜられており、読み応え(よみごたえ)のある作文になっています。

項目(こうもく)評価(ひょうか):
-たとえがうまく使われています。
-心の中で思ったことがよく書けています。

 構成(こうせい)◎ 題材(だいざい)◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:744字/400字
思考点:57点
知識(ちしき)点:49点
表現(ひょうげん)点:53点
総合(そうごう)点:58点
(新しい森リンで(かり)の点数を出しています)

 


■思考語彙 14種
。しかし,。たとえば,あるらしい,しう,すると,せると,たつと,たらしい,だろう,で思う,と考える,ないと,は思う,遊ぼう,

■知識語彙 26種
一生,一瞬,不運,世紀,中世,事故,人工,効果,勇気,医薬品,危険,友達,古代,存分,学校,必要,想像,意味,文章,日本,時間,王様,病気,肉体,自分,霊魂,

■表現語彙 72種
お話,けが,こと,しん,そう,その後,それ,たくさん,なん,ふっかつ,ほうたい,ぼく,みょう,め,もの,よう,ん,エジプト,ショック,ピラミッド,ファ,ミイラ,ヨーロッパ,ラオ,一生,一瞬,三,不運,世紀,中,中世,事,事故,人,人工,休み,何,個,八,効果,勇気,医薬品,十,千,危険,友達,取り,古代,呪い,外,奥,存分,学校,年,心,必要,想像,意味,文章,方,日本,時間,気持ち,王様,病気,的,粉,肉体,自分,言い伝え,雷,霊魂,

■経験語彙 38種
うつ,かかる,かぶる,きく,くだく,けがす,しまう,せる,たつ,つづく,でる,で思う,とる,と考える,なおす,は思う,ふるえる,もてはやす,やる,れる,休む,伝える,作る,信じる,入る,受ける,帰る,戻る,戻れる,書く,死ぬ,知る,終わる,読む,調べる,込める,遊ぶ,飲む,

 

三千年たつとふっかつする
   小4 あえつな(aetuna)  2025年4月3日

 古代エジブトでは、人工的にミイラを作った。王様などが死んで三千年たつと、その霊魂が肉体に戻ってきて死んだ人はふっかつする。しかし、いくら言い伝えを信じていても王様をミイラにすることなんて勇気が相当必要だろうなとぼくは思います。中世から十八世紀のヨーロッパでは、このミイラが医薬品としてもてはやされた。ミイラをくだいて粉にしたものを、けがした人や病気の人に飲ませるととてもききめがあると言われた。ぼくはほうたいにはけがや病気をなおす効果があるのかなと一瞬想像しました。しかし医薬品の効果はないとその後の文章に書いてあり、まるで雷にうたれたようなショックを受けました。ヨーロッパでも日本でも、危険を知りながら「ミイラ取り」に行った人がたくさんいたらしい。たとえばエジプトでは、ピラミッドの奥まで入ってそのまま戻れなかった人がたくさんいた。ぼくは帰ってこれなくなるよりも、自分のやりたかった事を存分にしていた方がぜったいいいと考えました。ぼくがこのお話を読んでいちばんこわくてふるえてしまったのはミイラをとりにいって何人も死んでしまっている事です。

 ぼくは「ミイラ取りがミイラになる」この意味とかぶってしうことが学校でありました。それはめったに外にでない友達に休み時間に外で遊ぼうと気持ちを込めて伝えていたら休み時間が終わってしまっていたという事です。

 それからぼくはファラオの呪いについて調べました。すると、ファラオの呪いは三個意味があるらしく、きみょうな事故や病気にかかるということと、不運が一生つづいてしまうというのと、しんぴてきなけいこくと意味もあるそうです。ぼくだったらミイラにするのはイライラするのに、古代エジプトはなんでもミイラにしたんだなと心の中で思いました。