◆〔要約〕はOKです。 【是非(ぜひ)の主題】は『矛盾(むじゅん)は良い』という意見。
◆【理由1】『物事には複数の側面がある方が自由であるからだ』。野球のクラブチームに入っているために学校の部活動に入部することがでない。しかし(となり)の中学校では、クラブチームに入っていても部活動に入部できるとのこと。放課後の部活動ではなく、朝練に参加可能なんですね。自由な発想だと感じました。
◆【理由2】『矛盾(むじゅん)がないとつまらないからだ』。防御(ぼうぎょ)率0点台のピッチャーをそろえたり打率の高いバッターばかり集めたりしたら、勝てる確率は高くなるだろう。しかし世の中甘く(あまく)ない。完全に優勝しそうな国が何も期待されていない国に負けてしまうこともある。矛盾(むじゅん)があるから、プレーする方も応援(おうえん)する方もおもしろいん
◆【反対意見への理解】『確かに論理とはデータとして表せるようにデータやきゅうだ』しかし「みんながそこに面白みを感じるかどうかは別問題である」。「急がば回れ」などあえて矛盾(むじゅん)した文もあるように『矛盾(むじゅん)は良いと思う』。【是非(ぜひ)の主題】に戻っ(もどっ)てしめくくれました。

       <<え2016/353pみ>>


あえなてさんの作文を拝読しました。まず、テーマへのアプローチが独自で興味深い点が高く評価できます。矛盾(むじゅん)をテーマにした議論は、一般(いっぱん)的には難しい題材ですが、野球という具体的な例を通じて、矛盾(むじゅん)が持つ価値をうまく表現しています。特に、日本のプロ野球チームと国際試合の例を挙げた部分は、複雑なテーマをわかりやすく解説しており、読み手にとって理解しやすい内容となっています。

また、ことわざ「急がば回れ」を使って、矛盾(むじゅん)の価値を説明している部分も印象的です。ことわざを引用することで、説得力が増し、文章に深みが加わっています。さらに、新庄監督(かんとく)の例を挙げたことで、理論だけではなく、実際の行動や判断における矛盾(むじゅん)魅力(みりょく)を具体的に示しており、非常に理解しやすいです。

全体を通して、中1年生としては非常に高いレベルの思考能力と表現力を持っていると感じます。これからも多角的な視点から物事を見る力をさらに磨い(みがい)ていってください。

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###項目(こうもく)評価
-**たとえがうまく使われています**:「おしるこのように間の抜け(ぬけ)たもの」という表現があり、たとえを効果的に用いています。
-**ことわざがよく書けています**:「急がば回れ」ということわざを用いて、矛盾(むじゅん)の意味を深く掘り下げ(ほりさげ)ています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1220字/600字
思考点:90点
知識点:76点
表現点:83点
総合点:81点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)

 


■思考語彙 27種 36個 (種類率75%) 95点
 確か,、いわゆる,、しかし,、第,。しかし,。だから,。つまり,。もちろん,あいため,あるから,いうと,だから,だろう,つまらないから,ておそらく,と思う,と考える,と言える,どう考える,ないため,ないと,ないので,なので,は思う,また第,入らざる,急がば,

■知識語彙 55種 99個 (種類率56%) 75点
不振,中学校,人人,人生,代表,休日,信仰,側面,優勝,入団,入部,勉強,勝敗,参加,問題,大切,存在,学外,学校,完全,平日,応援,感激,所属,打率,打線,投球,放課後,新庄,日本,日間,時間,朝練,期待,活動,無理,物事,理由,理論,生徒,発想,監督,直観,矛盾,確率,練習,自由,複数,言葉,論理,選手,采配,野球,防御,魅力,

■表現語彙 116種 211個 (種類率55%) 80点
 確か,あいため,いつ,おかげ,きゅう,こと,ことわざ,さ,しるこ,そう,そこ,それ,ただ,とき,どちら,ないため,みんな,もの,よう,クラブ,サヨナラ,シニア,セオリー,チーム,データ,バッター,ヒット,ピッチャー,プロ,一,一つ,不振,世の中,中学校,二,人,人人,人生,他,代表,休日,会,何,信仰,側面,僕,優勝,入団,入部,全て,勉強,勝敗,参加,台,問題,四,国,塩,大切,好き,子,存在,学外,学校,完全,帯,平日,応援,感激,所属,打率,打線,投球,放課後,数,文,新庄,方,日本,日間,時間,暇,朝,朝練,期待,活動,涙,点,無理,物,物事,率,理由,理論,生徒,発想,監督,直観,矛盾,確率,練習,考え,自由,複数,言葉,論理,選手,部,采配,野球,間,防御,隣,面白み,頭,魅力,

■経験語彙 39種 53個 (種類率74%) 77点
あう,いける,かかる,しまう,つながる,てる,できる,と思う,と考える,と言える,どう考える,なくなる,は思う,やる,れる,上がる,入る,勝てる,反する,含める,回る,急ぐ,感じる,打つ,抜ける,揃える,極める,決まる,決める,盛り上がる,知る,続ける,表せる,語る,負ける,通う,隠す,集める,驚く,

■総合点 83点

■均衡点 2点
 

いつから世の中が矛盾を
   中1 あえなて(aenate)  2025年4月3日

 いつから世の中が矛盾を恐れるようになたか知らないが、頭から悪いものと決めてかかっている人が多い。隠して論理は各レア信仰の一つにすらなっていると言えそうである。人人は、しかし、いわゆる理論な物が塩の入らぬおしるこのように間の抜けたものであることを直観で感じてはいる。

僕は、世の中に矛盾がとてもあるし、矛盾がないと人生が面白くないため、矛盾は良いと思う。

 その理由として、第一に、物事には複数の側面がある方が自由であるからだ。僕の入団している野球のシニアクラブチームは休日は必ず練習があって、平日も勉強会というのを含めて四日間は練習がある。中学校の部活動で野球部に入部したいと考えたら、どう考えても無理なのだ。僕の学校は学外のクラブチームに所属している生徒は部活動に入部することすらできない。しかし、僕と同じクラブチームに通っている子もいる隣の中学校では、クラブチームに入っていても。部活動に入部できるのだ。もちろんクラブチームがあるから、放課後と休日はいけない。ではいつ行くか、そうだ、朝練に行くのだ。クラブチームには朝練があいため朝は部活動をやっている人よりも暇だ。だからその時間帯に部活動の朝練に参加して少しでも部活動をやる。僕はこの考えにとても自由な発想だなと思った。だが僕は朝に勉強しないと他の時間で勉強する時間がないので朝には勉強している。だけど隣の中学校にはとても自由さを感じた。

 また第二の理由として矛盾がないとつまらないからだ。日本代表のプロ野球チームを見て見たらどうだろう。日本のプロ野球の各チームから防御率が0点台のピッチャーを全て揃えたら、0点の投球を続けておそらく勝てる確率がとても上がるだろう。バッターも打率がとても高い選手を集めたら打線がつながって勝てる確率がとても上がるだろう。しかし、そんな世の中は甘くないのだ。完全に優勝しそうな国が何も期待されてない国に負けてしまうこともある。つまり、矛盾がなかったらほぼ勝敗は決まってしまうのだ。勝敗が決まってしまったら、惜し涙や感激の涙という言葉がなくなってしまう。その言葉があるのも矛盾のおかげだ。これからも矛盾を大切にして応援していきたい。

 確かに論理とはデータとして表せるようにデータやきゅうだ。アイディー野球というのも存在するただみんながそこに面白みを感じるかどうかは別問題である。ときにそれまで不振を極めていたバッターがサヨナラヒットを打ったら、チームは一気に盛り上がることだろう。ことわざにも「急がば回れ」など、あえて矛盾した文で語る数もある。「野球はセオリー」と言うのも正しいとは思うが、日本ハムファイターズの新庄監督のようなセオリーとは反するようなあっと驚くような采配には大きな魅力を感じるのである。僕は、どちらかというと面白い采配の方が好きなので新庄監督はとても好きな監督の一人だ。

だから僕は矛盾は良いと思う。