自然を守る必要がある
   小6 ななつ星(imasin)  2025年4月4日

 山や海に行くと、「駐車禁止」とか「ごみを捨てるな」とか、「私有地につき立ち入り禁止」とか、「山野草の花をつむな」とか、そして「山野草の採取は窃盗罪」と書いてある看板を見かける。これは、今、美しく維持されている里山は、必要なてまひまをすべて山里の人々の善意に負っている。なのに、ハイカーが山里の人々の善意に甘えるからこのような看板が立てられる。野生動物たちは、緑のコリドーを伝わって移動できる。しかし、新しい道路や開発が進む里山では、林が分断されることが多くなった。このため、「シカに注意」や「タヌキに注意」といった道路標識を見枯れることが多くなっている。野生動物の為に、緑のコリドーをつくる工夫が必要だ

 私は、昨年の夏休みにブナの森に行った。心に残っていることは、ブナの木に寄りかかって休んだことである。ブナは水分を多く含んでいるから、ひんやりしていて気持ちが良かった。リーダーが、花の名前や葉の形を教えてくれた。森の土は、葉があり柔らかく生き物が住んでいて光が当たる。また、上が落ち葉になっていて中は落ち葉が細かくなっており、下は土になっていた。雨が降った時は、森の中に水がしみ込んで地下水となり川に流れる。そして、川からダムに流れてダムの水で発電する。森は、土砂崩れや流水を防ぐ役割がある。また、生物が生息するのに必要なものである。つまり、森は人間にとって欠かせないものであると感じた。森、水、電気は全てつながっているため、ひとつでもかけてしまうと成り立たなくなるのですべてを大切にしていきたいと思う。

 緑の回廊について調べてみた。動物たちは、エサを探したり繁殖したり、敵から身を守ったりするために広い範囲を移動する必要がある。しかし、森が分断されると行動が阻害され個体数の減少や絶滅の危機になる可能性がある。そのため、人間が植樹することで緑の回廊を作っている。そして、動物たちの豊かな生活を守ることができるようになる。実際日本では、24か所で緑の回廊が作られている。動物と人間の共存とは、人間が積極的に自然や動物と向き合うことが大切だと思った。「やはり野におけ、れんげそう」という言葉があるように、野生動物が自然の中で生息していくことが大切だと感じた。

 自然は人間にとって、人々の日常に欠かせないものだ。自然を守るということは人間のことも守るということだ。だから私はこれから、自然と触れ合う機会のイベントなどをたくさん参加し、自然に対しての感謝の気持ちを持ちながら生きていきたいと思う。