時間に縛られない生き方
中3 あおやの(aoyano)
2025年4月3日
人々が時間に追われるようになったのは時計が発明されてからといわれる。昔から人々は太陽や星の運航にともなって時の流れを実感していた。しかし、時間によって自らを律しようとは思いもしなかっただろう。人々が時間に追われるようになった理由の一つが、テレビの隅に時刻が表示されるようになったことである。たいていの人はテレビの時刻表示をチラチラ見ながら、毎朝急いで出かける準備をしているだろう。僕は時間に縛られない生き方をしたい。
そのための第一の方法としては、物事に熱中することだ。人は好きなことや興味のあることをしているとき、時の流れを忘れるほど熱中事がある。僕は走ることが大好きで幼いころから陸上を習っているのだが、練習していても「あれ、もうこんな時間?」と思うときがある。しかし、学校での苦手な授業を受けている時は、まるでとるかのように系の針が止まっているかのように感じるほど時間の流れが遅く感じる。この時間の感じ方は物事に対する意識の違いによって生まれるものだ。この前漫画を少しだけ読もうと思っていたら、いつの間にか一時間たっていたこともあった。このように人を引き付けるものには時の流れを忘れさせるほどの力があるのだ。
そのための第二の方法としては、ゆとりをもって生活することだ。小学校を卒業し中学に入学したての頃の僕は、新しい教科や増える課題に追われていた。そんな中僕は中学最初の定期テストを迎えた。はっきり言って僕は定期テストをなめていた。その結果帰ってきた答案には散々な点数が書かれていた。僕はこのままではまずいと思いテスト勉強や日々の学習について振り返った。思い出してみればテストに向けて勉強をし始めたのはテスト一週間前であった。また勉強方法もずさんで社会はプリントに書いてある文章を音読しただけで、それはとてもテスト勉強とは言い難いほどだった。数学も小学生の頃の感覚で問題集を軽く見直すだけだった。僕はこれらのミスを修正して次の期末テストにむけて勉強を始めた。何日に何の強化を勉強するかなどの予定を立て、社会はプリントを見ずに口に出せるようになるまで暗記し、数学は問題集を三週解いた。これらの徹底したテスト対策によって、期末テストの学年順位を中間テストより50位も上げることができた。このように時間にゆとりをもって行動することで、自分自身のパフォーマンスを高めることができるのである。
確かに、時間通りに規則正しい生活を送ることも大切だろう。しかし「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう」というように、僕は時間に縛られない主体的な生き方をしたい。