あかねさん、今回の作文はとても感動的で心温まる内容(ないよう)でしたね。

給食の最後の日についてのエピソードは、具体的な描写(びょうしゃ)が多く、読んでいて場面が浮かび(うかび)やすかったです。
特に、給食当番としての責任(せきにん)感を持って行動している様子や、給食員さんへの感謝(かんしゃ)の気持ちを表す姿勢(しせい)素晴らしい(すばらしい)です。
また、お母さんの学生時代のエピソードを取り入れることで、過去(かこ)現在(げんざい)を繋げ、作文に深みを持たせています。
これにより、単なる日記風の記述(きじゅつ)ではなく、世代を超え(こえ)感謝(かんしゃ)の気持ちが表れている点が印象的です。

作文の結びでは、将来(しょうらい)への前向きな考え方をしっかりと表現(ひょうげん)しており、読んでいて勇気づけられる部分が多いです。
また、「ありがとう」の大切さを伝えることが、あかねさん自身の成長にもつながっていることが感じられました。

項目(こうもく)評価(ひょうか):
-たとえがうまく使われています。
-前の話聞いた話がよく書けています。
-わかったことがよく書けています。
 

森リン評価 美味しい給食 na 04月4週 あかね
字数/基準字数:
1217字/500字
思考点:59点
知識点:50点
表現点:54点
経験点:59点
総合点:55点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙15種22個68%59点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙27種63個43%50点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙74種152個49%54点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙29種46個63%59点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1217字
 59点
 50点
 54点
 59点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 15種 22個 (種類率68%) 64点
、なぜ,いくと,いると,くるかも,くれると,すると,たから,たらしい,だから,と思う,に考える,みると,を考える,男性かも,頑張ろう,

■知識語彙 27種 63個 (種類率43%) 56点
予想,以外,元気,先生,友達,大切,女性,小学生,年生,当番,後期,心配,想像,挨拶,明日,最近,期待,校長,横断,歩道,毎日,男性,真面目,給食,言葉,週間,離任,

■表現語彙 74種 152個 (種類率49%) 62点
お母さん,お願い,こと,ころ,さん,ざんまい,すし,たち,とき,ぼん,みんな,ら,わたし,ん,エピソード,カレー,キャラ,ショートカット,一,三,予想,五,人,今,以外,元気,先生,別れ,友達,員,声,大切,大好き,女,女性,好き,小学生,年,年生,式,当番,後,後期,心配,想像,挨拶,数,方,日,明日,時,最近,期待,校長,楽しみ,横断,次,歩道,毎日,気持ち,男性,真面目,私,給食,言葉,訳,話,逆,週間,隊,離任,雨,頃,髪,

■経験語彙 29種 46個 (種類率63%) 63点
く,くれる,こりる,しまう,しれる,と思う,に考える,ふざける,ほる,やる,を考える,伝える,作る,入る,分かる,切り替える,変わる,届ける,当たる,心がける,悲しむ,戻る,立つ,笑う,聞く,見かける,見守る,話す,頑張る,

■総合点 68点

■均衡点 7点
 

美味しい給食
   小5 あかね(akaneya)  2025年4月4日

 「先生 、今まで美味しい給食を作ってくれてありがとうございました!」

「いえいえ、こちらこそ給食を食べてくれてありがとう。」

 私はみんなで最後の給食の日は、食べるときはみんな、少し悲しそうな顔をしながらもくもくと給食を食べ続けていた。食缶や食器やおぼんをピカピカにして給食室に持って行った。私が一番感謝している先生は、一年生の時から給食を作ってくれた先生だ。その先生は、来年からは違う小学校に行ってしまう。私はその時から一週間、その先生を見かけなかった。給食が大好きな友達は毎日、

「あの先生、元気にしているかなぁ」

と言っていたほどだ。私も最近はあまり見かけなかったから少し心配していた。

 私の後期の給食当番はおぼんだった。私はいつも、おぼんを届けるときに給食員さんに、

「美味しかったです。お願いします。」

と言うことを心がけている。挨拶をすると、給食員さんが笑う。みんなは、カレが作ったカレーが好きだった。給食員さんは離任式の時に、

「みんなが挨拶をしてくれると、明日も頑張ろうという気持ちになりました。今までありがとうございました。」

と言ってくれて、毎日挨拶をしてよかったなと思った。給食員さんとは挨拶をするとき以外は話したことはなかったが、なぜかほっこりした。でも、新しく入ってくる給食員さんのことが楽しみでもある。五年生になって新しく入ってくる先生の私の予想では、髪がショートカットの女の先生だと思う。なぜなら、今その先生以外の給食員さんはみんな女性でショートカットの人だからだ。だが、逆に考えてみると、髪が長い男性かもしれないなと思った。そうやって想像していくと、どんどん楽しくなってくる。私の想像は当たって、新しい給食の先生はショートカットの女の先生だった。

 お母さんに先生とお別れしたエピソードを聞いてみた。お母さんが小学生の頃はいつもふざけている面白い副校長先生がいたらしい。その先生がいなくなってしまい、みんなで悲しんでいると、数年後に校長先生になって戻ってきて、期待していると、キャラが変わって、すごく真面目な人になって戻ってきたらしい。私はお母さんの話を聞いて、せっかく戻ってっきてくれても、あまり期待しない方が良いんだなと思った。私が三年生のころにいつも

「すしざんまい。」

と、私には訳の分からない言葉を言っている面白い副校長先生がいた。その先生も、真面目な校長先生になって戻ってくるかもなと思った。五年生になって特に「ありがとう」を伝えたい人は、雨の日もいつも横断歩道に立っていてくれる、見守り隊の人たちだ。わたしは、「ありがとう」の気持ちを、「ありがとうございます」と元気な声で挨拶をして見守りの人に伝えたい。

 私は、悲しいことを考えるよりもすぐに切り替えて、次のことを考えることが大切だということが分かった。