みささん、作文の提出ありがとうございます。今回の作文では、読書の重要性とその影響(えいきょう)について深く考察しており、非常に興味深く読ませていただきました。

まず、イーロン・マスクの例を引用して読書の利点を具体的に説明している点が素晴らしいです。成功者の事例を挙げることで、読書がどのように個人の成長や成功に寄与(きよ)するかを効果的に伝えています。また、個人的な体験を交えながら、読書に対する興味を持つきっかけを読者に提供(ていきょう)しているのも良いアプローチです。

「そして(だれ)もいなくなった」という小説についての詳細(しょうさい)な記述も、物語の魅力(みりょく)を伝える上で効果的です。この小説のプロットを紹介(しょうかい)することで、読書がいかに想像力を豊かにするかを具体的に示しており、理解を深めるのに役立っています。

さらに、読書が想像力を磨く(みがく)手段(しゅだん)であるという点を、(のう)生理学者の研究を引用して説明している部分も、説得力があります。このように、科学的見地から読書の効果を補強(ほきょう)する方法は、読者にとって説得的です。

最後に、自身の作文に対する姿勢(しせい)を述べている部分では、「賢者(けんじゃ)は歴史に学ぶ」ということわざを引用しており、この適切な引用が作文の深みを増しています。全体を通して、読書の多面的な価値(かち)をうまく伝えることができていると思います。

項目(こうもく)評価:
-たとえがうまく使われています。
-ことわざがよく書けています。
-一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。
 

森リン評価 共有 ha 04月4週 みさ
字数/基準字数:
1233字/600字
思考点:77点
知識点:87点
表現点:87点
経験点:78点
総合点:82点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙22種29個76%77点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙66種99個67%87点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙121種196個62%87点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙40種71個56%78点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1233字
 77点
 87点
 87点
 78点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 22種 29個 (種類率76%) 82点
。しかし,。たとえば,。例えば,あるらしい,いるかも,いるため,いると,すれば,せざる,たらしい,だはず,だろう,と思う,と考える,のかも,みよう,入るかも,小説に対して,居らざる,抜けると,犯さざる,読むと,

■知識語彙 67種 100個 (種類率67%) 84点
上司,世界,主観,予測,交通,人間,任命,体験,作品,作文,作者,共有,円滑,判事,利益,医者,固定,多様,大切,大臣,奇抜,孤島,小説,川端,干渉,幼少,康成,想像,意味,意外,意見,愚者,成功,招待,教授,文章,最近,東京大学,概念,歴史,活力,物語,犯人,犯罪,生理学,発揮,真意,知識,種類,経験,結末,背景,自分,自然,苦手,行動,行間,言葉,説明,読書,賢者,遠慮,酒井,重要,雪国,順番,風景,

■表現語彙 122種 197個 (種類率62%) 83点
いつ,いるため,お客,こと,さん,そこ,それ,たち,だはず,とき,なん,もの,やりとり,よう,ろ,アイデア,アメリカ,アームストロング,コミュニケーション,テンプレート,トンネル,ドキドキ,ビジネス,メール,ワールド,一,上司,世界,主観,予測,交通,人,人間,任命,体験,作品,作文,作者,共有,円滑,判事,利益,力,医者,周り,嘉,固定,多く,多様,夜,大切,大臣,奇抜,好き,孤島,実,小説,島,嵐,川端,干渉,幼少,底,康成,想像,意味,意外,意見,愚者,成功,招待,教授,文,文章,新た,最近,期,本,東京大学,概念,歴史,氏,活力,点,物語,犯人,犯罪,生理学,発揮,真意,知識,私,種類,立,経験,結末,考え,者,背景,脳,自分,自然,苦手,行動,行間,視,言葉,話,説,説明,読書,誰,賢者,過ち,遠慮,邦,酒井,重要,鍵,雪国,順番,風景,

■経験語彙 40種 71個 (種類率56%) 79点
しれる,す,できる,と思う,と考える,なれる,よぶ,られる,れる,ハマる,作る,入る,出来る,取り入れる,学ぶ,居る,役に立つ,得る,惑わす,抜ける,探す,握る,書く,死ぬ,求める,済む,犯す,生み出す,磨く,結ぶ,聞く,補う,話す,読む,近づく,途切れる,進める,違う,限る,高める,

■総合点 90点

■均衡点 8点
 

共有
   小6 みさ(misa)  2025年4月4日

 突然だが、皆さんは読書が大切だと思うだろうか。本にはいろいろな種類があり、読みやすい物語文や少し難しい説明文などがある。本が苦手という人も多くいるかもしれないが、意外と大切なものであるらしい。例えば、アメリカの大臣にも任命されているイーロン・マスクは幼少期から読書を大切にしてきたらしい。もしかしたら、本で学んだ知識が実を結んだのかもしれない。読書で得た知識と多様な点が、成功へのアイデアや行動力を生み出していると考えられるだろう。私もあまり読書が好きではないがこういう話を聞くと読んでみようと活力が入るかもしれない。

 私も最近ハマってみている本がある。それは、「そして誰もいなくなった」という本だ。この小説は、嵐が近づく孤島に10人の元犯罪者たちが招待され、一人ずつ順番にいなくなり犯人は誰だと探す物語である。元々島には10人しか居らず、嵐で交通も途切れているため犯人はこの10人に限られている。この話の鍵を握っているのが医者のアームストロングである。結末はどうなるかとドキドキしながら読む作品なのだが、結末が想像していたのとだいぶ違って死んだはずの判事の人が犯人であった。こういう意外な話しはテンプレートを作るのにも役に立ってくる。作者の経験が自分にも利益をもよぼすのだ。

 私は、読書で最も重要視されるのは想像力が磨かれることにあると思う。実際に、脳生理学者で東京大学教授の酒井邦嘉氏は、読書をすることで「言葉の意味を補う『想像力』(行間を読む力)が自然に高められる」と立説している。「行間を読む」というのは、書いてある文章から、書かれていない背景まで想像することにある。たとえば、川端康成『雪国』に「トンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」という文章がある。この文章を読むと、「いったいどんな雪国だろう?」「夜の底が白いって、どんな風景だろう?」と想像すると思う。この想像が、まさに「行間を読む力」というのだ。想像力はビジネスにおいても当然重要な力であり、誰かとやりとりしているときに「上司はなんでこういうことを言ったのかな?」「お客さんからのメールの真意はなんだろう?」と考えるときに想像力を発揮すれば、コミュニケーションを円滑に進められると予測される。

 私はよく作文を書くが、大切だと思うことは周りと違う奇抜な意見も遠慮せずに言っていくことだと思う。愚者は経験に学び、「賢者は歴史に学ぶ」という。出来ることなら、過ちを犯さずに済みたいのが人間である。しかし、いつまでも周りの固定概念に惑わされていると新しい主観の考えを取り入れていくことができない。私は小説に対して求めていることは自分がそこに干渉できるか。実際に体験しているようになれるかどうかである。自分もそこのワールドに入ることでまた新たな考えが得られるのだ。自分の世界と作者の世界を共有できる。そんなワールドを私は大切にしていきたい。