さとこさん、今回の作文では19世紀の科学的進歩が個人の価値観に与えた影響から現代社会における教育的課題まで、幅広い時代背景を通して問題提起を行っており、その展開の仕方が非常に興味深いです。
特に、教育が子供たちにどのような影響を及ぼしているのか、そしてそれに対する対策として提案された内容は具体的で説得力があります。
また、将来的な問題として「ネットの普及による学歴コンプレックスの増加」という点を挙げ、それに対する親の教育方針の見直しを提案している点は、社会的な変化を敏感に捉えており、予測問題の主題がよく書けています。
さらに、「社会で上に立つことは勉学だけでなくコミュニケーション能力等のもろもろが必要である」という表現は、名言がよく書けています。
全体を通じて、知識だけではなく、生きる力を身につけることの大切さを訴える内容は、読者に深い洞察を与えるものとなっています。
今後もこのような視点から多角的に物事を考える力を、更に磨いていってほしいと思います。
内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1098字/600字
思考点:90点
知識点:90点
表現点:91点
総合点:89点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)
■思考語彙 27種 29個 (種類率93%) 95点
確か, 第,、例えば,。おそらく,。しかし,。もちろん,いうと,いくため,いくべき,いると,ことにより,すれば,そのため,たから,たため,だろう,とらえざる,と思う,と考える,なじめざる,ましょう,伸ばそう,出来れば,学べるため,果たすため,言えば,関わらざる,
■知識語彙 69種 103個 (種類率67%) 85点
一方,一環,世紀,今後,仕事,以外,会話,伝統,作用,価値,個人,偏愛,傾向,勉学,勉強,医療,友達,史観,問題,国語,埋没,大学,大衆,子供,学問,学校,学歴,対策,小学生,強制,得意,必要,想像,愛国心,技術,教育,数学,文化,日本,普及,未練,歴史,浸透,片方,現在,現状,理解,生活,発展,発達,知識,社会,禁止,科学,程度,簡単,精神,能力,自分,自然,自身,趣味,進行,道徳,選手,野蛮,難易,頭脳,高学歴,
■表現語彙 127種 188個 (種類率68%) 85点
確か,いくため,いじめ,いろいろ,うち,こと,これ,そこ,そのため,たため,たち,まっとう,もの,もろもろ,よう,わけ,エゴ,ゲーム,コミュニケーション,コンプレックス,サーフィン,スポーツ,ゼロ,ネット,パターン,一,一方,一環,上,世紀,中,主,九,事,二,人,今後,仕事,以外,会話,伝統,何,作用,価値,個人,倍,偏愛,傾向,別,力,勉学,勉強,勢い,医療,十,友達,史観,問題,国語,埋没,夢,大学,大衆,子供,学,学べるため,学問,学校,学歴,対策,小学生,度,座,強制,得意,必要,想像,愛国心,技術,教育,数,数学,文化,方,日本,普及,未練,果たすため,歴史,気,浮き彫り,浸透,片方,現在,現状,理解,生き方,生活,発展,発達,的,皆,目,知識,社会,禁止,科学,程度,等,簡単,精神,能力,自分,自然,自身,表,親,趣味,進行,道徳,選手,野蛮,間違い,難易,頭,頭脳,高学歴,
■経験語彙 44種 59個 (種類率75%) 85点
いける,える,おく,さぼる,すぎる,せる,とまる,とらえる,と思う,と考える,なじめる,もらう,られる,れる,伸ばす,使える,出る,出来る,動かす,受ける,呼びかける,増える,学ぶ,学べる,広げる,感じる,担ぐ,施す,曇る,果たす,浸る,無くす,生きる,生じる,目指す,知る,立つ,続ける,聞く,虐げる,起こる,進める,遊ぶ,関わる,
■総合点 93点
■均衡点 6点
教育の間違い
高3 さとり(wamaro)
2025年4月4日
さて十九世紀の進行のうちに、自然科学がものすごい勢いで発達し、社会のあらゆるものをこれが動かすこととなるにつれて、科学精神は歴史をもとらえずにはおかなかったのであります。そしてそうした科学的歴史は個人というものの価値を社会の中に埋没させる傾向を生じました。もちろん、愛国心に作用されたり、伝統文化を偏愛したりして、その史観が何ほどか曇るといったことも起こりえましょう。現在は高学歴であったとしても仕事で使えるかは別と言われている。知識と生活力は別であって片方が出来ればいいというわけではない。もし頭脳や知識だけで生きていけると思っているのなら問題だ。
今後の対策としては、ネットが浸透したことで表に浮き彫りになってきた親のエゴでもある教育的勉強を無くすことだ。ネットサーフィンをしていると度々目にとまる勉強を子供に強制的に進め、友達と遊ぶ事も禁止、ゲームは野蛮で禁止させられていた。そして社会に出てから上手くなじめずにネットに浸っている。そんな人たちが想像の数倍いる、のにも関わらず数が増えている一方だ。おそらくネットが普及したことにより学歴コンプレックスをすぐそこで感じるようになったためではないだろうか。よく聞くのは親がいけなかった大学へ親自身の未練を果たすために勉強をさせ続けたというものがある。そこでいろいろなパターンで、例えばスポーツ選手を目指させるパージョンなどの親が子供に自分の夢を担がせすぎたがゆえに社会で生きることを虐げられた大衆を知ってもらうことが対策となるのではないだろうか。
第二の対策として、学校での教育の一環に一人で生きていくための勉学以外での教育を施していくべきだ。学校では主に数学や国語等の勉強をしていく。これに間違いはないのだが、どうしても頭がよく無くては生きにくい、または道徳などで勉強以外でも得意を伸ばそうという呼びかけをしているが小学生くらいでまっとうに理解するのは少し難易度が高い気がする。簡単に言えば道徳を皆受けたからといっていじめがゼロになったか、というとなっていないのが現状だ。そのため座学でどのようにすれば生きやすいかを学ぶのではなく社会で必要になるような趣味からの会話の広げ方や、学校での問題にあまりならない程度のさぼり方等を学んでいくことが日本の発展や社会での生き方を正しく学べるため対策になると考えている。
確かに科学の発展や医療技術には学問が必要になる。しかし、「社会で上に立つことは勉学だけでなくコミュニケーション能力等のもろもろが必要である。」やはりもし頭脳や知識だけで生きていけると思っているのなら問題だ。