おおがくん、ミイラについての作文、とても興味深く(きょうみぶかく)読ませていただきました。

ミイラが薬として使われていた歴史(れきし)(てき)背景(はいけい)や、そのために多くの人が危険(きけん)をおかしてミイラを探し(さがし)に行ったという話は、非常(ひじょう)魅力(みりょく)(てき)で教育(てき)内容(ないよう)です。
特に(とくに)実際(じっさい)歴史(れきし)(てき)事実を(もと)にして、自分の体験(たいけん)や家族から聞いたエピソードを織り(おり)交ぜながら書かれている点が素晴らしい(すばらしい)です。
母親が小学生の時に見たミイラの話や、友達(ともだち)が野球道具を取りに行って帰ってこなかったエピソードをミイラ探し(さがし)例える(たとえる)など、たとえがうまく使われています。

また、「ぼくだったらお金がもうかっても危険(きけん)だと分かっていたら入るのをやめます」という考えを述べる(のべる)ことで、自分の価値(かち)(かん)判断(はんだん)基準(きじゅん)明確(めいかく)にしている点も、読み手にとって非常(ひじょう)理解(りかい)しやすく、感情(かんじょう)移入(いにゅう)しやすいです。
このように、自分の考えや感じたことを率直(そっちょく)表現(ひょうげん)することは、作文を書く上でとても大切なことですね。

心の中で思ったことがよく書けています。
前の話聞いた話がよく書けています。
たとえがうまく使われています。
動作情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています。

内容(ないよう)★ 構成(こうせい)◎ 題材(だいざい)◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:667字/400字
思考点:49点
知識(ちしき)点:47点
表現(ひょうげん)点:42点
総合(そうごう)点:49点
(新しい森リンで(かり)の点数を出しています)

 


■思考語彙 11種 12個 (種類率92%) 54点
。なぜ,そのため,たらしい,だろう,と思う,ないので,ならば,に思う,のにどうして,はたせざる,入れると,

■知識語彙 24種 26個 (種類率92%) 54点
一番,不思議,世界,世紀,中世,人生,医薬品,博物館,危険,友達,国立,小学生,教室,日本,本物,東京,様子,目的,科学,結局,美女,自分,道具,野球,

■表現語彙 57種 88個 (種類率65%) 54点
いつ,いつか,お金,きっかけ,こと,ころ,そう,そこ,そのため,たくさん,てん,ところ,ぼく,まま,よう,ゲーム,ピラミッド,ミイラ,ヨーロッパ,ローラン,一番,不思議,世界,世紀,中世,二,人,人生,今,八,別,医薬品,十,博物館,危険,友達,取り,国立,小学生,手,教室,日本,時,本物,東京,様子,母,的,目的,科学,結局,美女,自分,薬,話,道具,野球,

■経験語彙 28種 36個 (種類率78%) 61点
おどろく,くれる,ける,しまう,たつ,とる,と思う,に思う,はたせる,もうかる,もてはやす,やめる,れる,使う,入る,入れる,分かる,取る,帰る,探す,教える,死ぬ,知る,置く,見つかる,見つける,覚える,送る,

■総合点 63点

■均衡点 7点
 

ミイラこわすぎ
   小4 あけおお(akeoo)  2025年4月3日

 ミイラを取りにいった人が、目的をはたせずに、自分もそこで死んでミイラになってしまうこと。

 中世から十八世紀のヨーロッパでは、このミイラが〈医薬品〉としてもてはやされた。

 見つけて手に入れると、たくさんお金がもうかる。そのため、ヨーロッパでも日本でも、危険を知りながら「ミイラ取り」にいった人がたくさんいたらしい。

 ぼくが一番おどろいたのは、世界的に少ないミイラをあえて薬として使ったというところです。なぜならば、ぼくだったら見つけても置いたままにします。

 ぼくにも話があります。野球道具をとりにいった友達が、いつまでたっても帰ってこないので、別の友達が様子を見に行くということがありました。二人ともいつまでたったも帰ってこなくて、結局その二人は教室でゲームの話をしていたそうです。まるでまだ見つかっていないミイラを探しに行ってそのまま帰ってこなかった人のようです。

 母は小学生のころに東京国立科学博物館でローランの美女てんを見に行ったことがあるそうです。その時、初めて本物のミイラを見てとてもこわくて、今でもその時のことをはっきりと覚えていると教えてくれました。

 母が見たミイラはいったいどんな人で、どんな人生を送って、どんなきっかけでミイラになったのかなと不思議に思いました。また、ピラミッドは危けんだと分かっていたのにどうして入ったのだろうと思いました。ぼくだったら、お金がもうかっても危けんだと分かっていたら入るのをやめます。いつか本物のミイラを見てみたいと思いました。