森林関係の研究所に
   中1 あえなて(aenate)  2025年5月1日

 木が本来持っている価値を生かすこと、商品として木を高く売ることは、必ずも一致しない。気自体が持っている価値を活かすか、商品としての木の価値を優先するかをめぐって、気に田鶴悪者たちもまた動揺してきた。山の木を単なる商品にしてしまわないためには職人的な腕が生きていなければいけない。木の特性を活かしていこうとする大工の腕などが健在である間は、木と人間は一体化して、木の文化をも作り続けることができる。

お金に換算せず考える方がいいと思う。

 その理由は第一にお金に換算せずに考える方がいいと思うからだ。僕は今も小学三年生に始めた野球を一生懸命にやっている。なので今の夢はプロ野球だ。プロ野球選手は野球の道具を大事にしている。自分の商売道具だからだ。その中でも元プロ野球選手の新庄選手はとても自分の道具を大事にしていたそうだ。新庄選手はプロに入ってから、十七年間一度もグローブを買い換えてないそうだ。しかも七千五百円という決して高くないグローブを。その七千五百円は自身の初給料だったということ。大体やすいグローブだったら、すぐにダメになってしまう。だけど、新庄選手はそのグローブをずっと大事にしてきたのだ。そのきっかけは新庄選手のお父さんが新庄選手に「自分の商売道具は大切にしろ」と言われたからだ。新庄選手は「グラブは野球選手にとって心臓みたいなもの。僕はこの七千五百円のグラブのおかげでギリギリのプレーでもボールが収まってくれたし、メイプレーが生まれた」と言っている。僕も、今年から、少年野球の軟式から、硬式のクラブチームへと変わった。その大きな変化はボールの変化だ。その変化とともにグローブも変わる。軟式の野球ではグローブが一万円くらいだったのに対して硬式のグローブは五万円を超えてくるものばかりだ。少年野球では二、三回グローブを変えた。でも硬式のグローブはちゃんと手入れしたら新庄選手みたいに長く使えるので、毎日手入れをして長く使っていきたい。新しいチームの監督も道具をとても大切にしているので大切に扱いたい。

 また第二の理由としては、お金に換算して物の価値を考えると、そのものの本当の価値が見えなくなることがあるからだ。その実例は父が転職した話だ。父は昔大企業のサラリーマンだったそうだ。その企業はそこそこ給料も良かったのだ。それまではその企業で満足していたそうだ。しかし僕が生まれてから転職したそうだ。その理由は、僕が保育園に入るとなった時に、保育園の見学に行ったそうだ。そこで父が気付いたのは「社会は子どものことを軽視している」と気付いたそうだ。そこで父は、そこそこ給料が良かったサラリーマンを辞めて保育士になろとしたのだ。そして保育士になった。もともと働いてたところよりも保育士の方が給料は半分くらいだった。だけど給料が高いからという理由だけできめずに決めた。父は保育士をやってもう十年目だがサラリーマンの頃より満足しているそうだ。

 確かに、物の価値をお金に換算した方がわかりやすい。しかし「自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない」という名言があるようにお金は換算できないものの価値というものも大事にするべきだ。