とやちなさん、作文の提出ありがとうございます。

まず、作文全体を通して、日本語に関する深い考察が見られ、非常に興味深く読むことができました。
特に、日本語の「内側の視点(してん)」と「外側の視点(してん)」の違い(ちがい)指摘(してき)し、それが言語の発展(はってん)にどのように影響(えいきょう)与える(あたえる)かを考えるアプローチは、洞察(どうさつ)に富んでいます。
日本語が国際言語としてどのように進化していくかについての問いかけは、読者にとっても考えるべき重要なポイントを提示しています。

また、自身の経験や家族の話を取り入れることで、論点(ろんてん)に具体性と生活感を持たせている点も素晴らしいです。
特に、母のいとこが誤解(ごかい)をしたエピソードは、日本語の「同音異義(いぎ)語」の問題点を具体的かつユーモラスに示しており、読んでいて楽しいです。

言語の使い方に対する自身の反省や、それを改善(かいぜん)しようとする姿勢(しせい)も感じられました。
このように自己(じこ)の経験を振り返り(ふりかえり)つつ、それを通じて学んだことを述べることは、読者にとっても共感や学びのきっかけとなります。

全体を通して、日本語という言語が直面する問題とその解決(さく)について、よく考えられた素晴らしい作文です。
これからもこのような深い洞察(どうさつ)を持ち続けて、さらに多くの人々とのコミュニケーションを深めていってください。

###項目(こうもく)評価
-前の話聞いた話がよく書けています
-一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
-書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 世界に普及するように研究しないといけない言語 ha 05月3週 とやちな
字数/基準字数:
1163字/600字
思考点:87点
知識点:80点
表現点:77点
経験点:86点
総合点:88点
均衡点:6点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:89点
知識点:82点
表現点:79点
経験点:88点
総合点:85点
均衡点:6点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙24種29個83%87点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙61種98個62%80点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙108種176個61%77点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙45種65個69%86点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1163字
 87点
 80点
 77点
 86点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 24種 29個 (種類率83%) 87点
、つまり,。だから,。例えば,あるから,あろう,いくべき,からこそ,しかざる,すれば,そのため,たらしい,だから,だすと,というらしい,と思う,ないと,なければ,よいので,れると,を考える,人間にとって,増えるかも,民族によって,流すと,

■知識語彙 61種 98個 (種類率62%) 80点
一見,下水,世界,主語,交流,人間,今回,先生,内側,内輪,加味,劣化,友達,同音,名前,問題,国語,国際,地上,外国,大切,大変,学校,完全,対応,屋根,意味,授業,敬語,整理,断言,日本,日本人,日本語,日頃,普及,本来,民族,状況,理解,異義,百聞,研究,確認,社会,経験,自信,自分,自然,英語,複雑,視点,言葉,言語,誤解,述語,適切,適当,部族,閉鎖,雨水,

■表現語彙 108種 176個 (種類率61%) 77点
いとこ,いま,こと,これ,さん,すべて,そのため,それ,たくさん,だれ,とき,どこ,なごり,ばあちゃん,ほか,もの,よう,ウサギ,トヨ,一つ,一見,下水,世界,主語,交流,人間,今,今回,何,僕,先生,内側,内輪,刈,初め,加味,劣化,勘違い,匹,友達,同音,名前,問題,国語,国際,地上,声,外,外国,夢,大切,大変,学校,完全,家,対応,屋根,席,度,後ろ,意味,授業,敬語,整理,文,斜め,断言,日本,日本人,日本語,日頃,時,普及,本来,母,民族,状況,理解,異義,百聞,研究,確認,社会,私,穴,答え,経験,腑,自信,自分,自然,芽生え,英語,複雑,視点,言葉,言語,話,語,誤解,課,述語,適切,適当,部族,閉鎖,間,雨水,

■経験語彙 45種 65個 (種類率69%) 86点
いける,うなる,く,こむ,しく,しまう,しれる,だす,つく,てる,できる,と思う,やめる,やる,れる,わかる,を考える,使う,使える,入る,出す,出る,分かる,刈る,叫ぶ,埋める,増える,広まる,慌てる,数える,流す,生む,直す,示す,置く,聞く,落ちる,落っこちる,行う,起きる,違う,間違える,関す,降る,駆け付ける,

■総合点 88点

■均衡点 6点
 

世界に普及するように研究しないといけない言語
   小6 とやちな(toyatina)  2025年5月3日

 日本語は、いままで日本民族によってしか使われたことのない内輪の言葉、つまり部族言語だ。どこの言語も初めは部族言語なのですが、それが外国に広まりだすと、外の視点が入ってきて言語の刈こみが行われてくのだ。その刈こみがはなはだしいのが英語である。国語として日本人が自分の言語を見るときは、完全に内側の視点を加味して整理される芽生えが出てきている。ただ、だからといって、日本本来の内側の視点は閉鎖社会のなごりだからやめるというのは、大きな間違えだ。日本は、これからどうやって日本語を刈りこんでいったら、国際普及の日本語になるかということを考えなければならない。

 僕はもし、

「日本語を正しく使えてる?」

と聞かれると「正しく使えてる!」と断言できる自信がない。例えば、主語と述語が対応しているか同課についてだ。前学校の授業で、主語と述語が対応していない文を適切な文に直す時があった。問題には「私の夢は先生になりたいです。」という文があり、声に出さないとどこが違うのかわからなくなった。斜め後ろの席の友達には関しては、答えを聞いても少し腑に落ちなかったらしく、少しうなっていたという経験があるからだ。ほかにも敬語を一つの文で何度も使ったり、ウサギを「匹」と数えたりなど。ということは日頃から正しい日本語を使えていないということであろう。だからこれからは、少しずつでもよいので、正しく使えていない日本語を直していきたい。

 これは、僕の母と母のいとことの間で起きた話だ。母のおばあちゃんの名前はトヨさんというらしい。母の家の、屋根降った、雨水を地上や下水に流すとよが、自然劣化で落ちてしまいだれかが

「とよが落ちたー!」

と叫んだ。それを聞いた母のいとこが

「おばあちゃんが落っこちたぁ!!」

とおばあちゃんが落ちたのかと勘違いしてしまい大慌てで駆け付けたことがあったらしい。このことから、日本語には「同音異義語」がたくさんある。今回は名前だったが、そのようなことがあるからこそ誤解を生むのであろう。だから、百聞は一見にしかずという言葉があるように、聞くだけではなく、見て理解したことが正しいか確認することが大切だと思った。

 言語とは人間にとって、複雑で理解するのが大変ということが分かった。日本語には一つの意味を適当に示す言葉がないものがある。そのような言葉は、どんどんと日本語を国際普及していき、穴を埋めていくべきだと思う。そのためには、日本語が世界に普及するように研究しなくてはいけない。これは、日本語だけの話ではない。今、日本語と同じような状況に置かれている言語すべてがそうすれば、外国語が理解しやすく、国際交流ももしかしたら増えるかもしれない。