甲乙つけがたい
小5 あえひの(aehino)
2025年5月3日
「なるほど…面白い」
モグラはミミズ食い商売です。だからモグラは一日に五〇匹もミミズを食べ、一日に何も食べないと死んでしまいます。このようなモグラの、きわめてモグラ的な生活を支え、まるでモグラのシンボルみたいに見えるのが、モグラの前足です。それはシャベルそっくりで、じつに巧みに、素早くトンネルを掘ることができます。哺乳類のそれぞれの種の身体には、その種の生活の実態を象徴的に現している仕組みが備わっています。モグラの素晴らしい「シャベル」も、当のモグラにとっては、「知っちゃいない」のです。
僕はこの話を読んでいて気になったことがあります。それは、チーターvs人間です。チーターに、人間は足の速さでは勝てません。ですが、道具を使えば勝てます。例えば早い乗り物の例でいうと、東北新幹線とチーターが、一〇〇メートル走をします。東北新幹線は、約一.一秒ですが、チーターは、約三.四秒かかります。皆さんはもうわかりましたか。人間とチーター人間は生身だと勝てませんが、道具を作れば勝てるのです。ちなみに、東北新幹線は、時速三〇〇キロメートルですが、チーターは、時速一一〇キロメートルしかありません。将来リニアモーターカーができたら、時速五〇〇キロメートルメートルなので、約〇.五秒で走れる。つまりチーターの約七倍です。ですが、人間は進歩してこうなっていますが、チーターは進化した時からそうなので、人間が新幹線や電車、車を発明するまではずっと最速の王者だったのだなと思った。
前の文章では、人の凄いところを紹介しましたが、今回は、動物の凄いところを言います。例えば、人間を猫目線で見てみると、一、頭が大きすぎてすぐに転ぶ。猫なら頭が小さいので、塀の上でも歩けてしまう。二、二本足だから走るスピードが遅い猫なら四本脚なので、より速く走ることができる。猫なら一〇〇メートル七秒台で走れる。3、目に頼りすぎて鼻も耳も悪い。猫の聴力は人間の四倍以上、嗅覚は数万倍もある。4、身体に毛がなくて寒そう。猫から見ると変な布を体に巻いているように見えているかも。だが、「ざんねん」な部分は進化の足跡。なぜなら、人の祖先は森にすんでいたが、別のサルのグループに負け、草原に追い出された。だが、草原では食べ物が取れず、他の生き物にも襲われ、たくさんのものが死んでしまった。だがある日、二本足で立つと猛獣もびっくりして逃げてしまうことを知った。草原では四本足より、二本足のほうがいいのだ。なぜなら、遠くまで見渡せるので、食べ物がつけやすかったり、敵を見つけやすかったりするからだ。さらに、立ち上がったことで、いろいろな変化が起きた。こうして私たち、僕たちの祖先は、「ヒト」に進化し、生き残ったのだ。猫から見た人の残念なところは祖先が生き残るために必要だった。新しい環境にあった体や能力に適した結果だったのだ。
人や動物にあるちょっと残念なところ。それは進化の過程でその時に必要なものだった。なので、そのほかの人や、動物から見ると残念な部分も昔進化した時には、必要だったからだ。なので、なぜそんなにたくさん必要のないものがあるのだろう。と思わずに、しっかりと必要だったのか、と考えてあげなければいけないと思った。そう、僕らは一つしかない地球という星に住んでいる仲間だからだ。
おっとそろそろ本の続きを読もう
「なるほど…面白い」