インドと日本のちがいを自分の体験(たいけん)とつなげて、分かりやすく書けましたね!

<<え2012/58pみ>>

総評(そうひょう)
 長文で知った「インドでは牛を神様のように大切にしていること」にしっかり注目し、自分のまわりの出来事や家族の話と結びつけ(むすびつけ)て考えていて、とてもよい感想文です。「まるで(ねこ)がくつろいでいるみたい」というたとえも上手で、想像(そうぞう)がふくらみました。

段落(だんらく)ごとの講評(こうひょう)
◆第一段落(いちだんらく)
 「一番びっくりしたこと」とその理由を、はっきりと自分の言葉で書けています。インドと日本の文化のちがいをよく考えていますね。

◆第二段落(だんらく)
 学校での体験(たいけん)を使って、長文の牛の話と結びつけ(むすびつけ)て考えているのがすばらしいです。「もし牛だったら」と想像(そうぞう)しているところも◎。

◆第三段落(だんらく)
 お父さんの子どものころの話を入れて、話題を広げているのがとても良い(よい)です。「(ねこ)がくつろいでいるみたい」というたとえもユニークです。

◆第四段落(だんらく)
 感想がしっかりまとまっています。「全体(てき)に」というまとめの言葉を使って、読んだことと自分の気持ちをつなげています。

特に(とくに)優れ(すぐれ)ていた点】
・自分の体験(たいけん)(学校の出来事やお父さんの話)を上手に使っているところ
・「まるで~のよう」というたとえが入っているところ
・インドの文化を理解(りかい)しようとする姿勢(しせい)があるところ

【考えを深めるための質問(しつもん)
 もし日本でも、牛を神様のように大切にする国になったら、(わたし)たちのくらしはどう変わる(かわる)と思う?
 


■思考語彙 6種 8個 (種類率75%) 41点
。なぜ,いうと,いるから,だろう,と思う,よると,

■知識語彙 15種 16個 (種類率94%) 47点
一番,全体,友達,地面,大切,子供,学校,廊下,日本,牛乳,神様,行列,退屈,長文,長時間,

■表現語彙 41種 60個 (種類率68%) 47点
えさ,お父さん,こと,ころ,そう,びっくり,みたい,よう,ん,インド,クラス,一番,下,人,他,全体,友達,向こう,地面,大切,子供,学校,家,廊下,日本,時,柵,棒,牛,牛乳,猫,的,神様,私,肉,行列,話,退屈,逆,長文,長時間,

■経験語彙 17種 25個 (種類率68%) 45点
あげる,いける,くぐりぬける,くつろぐ,しまう,と思う,どく,よる,並ぶ,似る,使う,出る,待つ,殺す,行ける,読む,追い払う,

■総合点 53点

■均衡点 8点
 

牛は神様
   小4 あこゆい(akoyui)  2025年5月3日

 私がこの長文を読んで一番びっくりしたのは、インドでは牛を神様のようにしていて、牛を棒で追い払ったりしないことです。なぜかというと、日本では、牛を牛乳に使ったり、殺してお肉にしたりしているけど、インドでは殺したりしないで、逆にえさをあげたりしているからです。

 私にも、似た話があります。学校で、他のクラスの人が廊下に並んでいて、どくまで向こうに行けなくて、ずっと待っていたことです。もし、その行列が牛だったら、長時間待たないといけなくて、退屈になるだろうと思いました。

 お父さんによると、子供のころに友達の家によく牛を見に行っていたそうです。ある時に、牛が柵の下をくぐりぬけて、出てきてしまったそうです。そして、牛がどくまで待っていたそうです。私は、まるで猫が地面でくつろいでいるみたいと思いました。

 私は全体的に、インドでは牛を神様のようにしていて、えさをあげたりして、牛を大切に使っているんだなと思いました。