人間の手
小5 あえたし(aetasi)
2025年5月4日
人間の手
モグラは食虫類に属し、からだのしくみは原始的だが、前足だけ特別に発達している。そのため、すばやく穴を掘ることができ、えさであるミミズをたくさん食べることができる。
哺乳類のからだにもその生活を象徴しているしくみがそなわっている。人間の生活を象徴するものは手であり、いろいろな目的に対応した多様な道具をつくりだしたのである。人間の祖先が作った道具は人間が意図的に人間の意志によって作ったものである。
博物館に行ったとき、人類最古の祖先アウストラロピテクスの「ルーシー」に出会った。横にチンパンジーがいたので比べてみた。ルーシーはもっと賢いように見える。なぜなら頭が大きく、二本足で歩き、しっぽは退化し、手にはとがった木の棒を持っていた。ぼくは、こんな昔から道具を使いこなせる生物こそが地球上で一番強くてかしこいのかもしれないと考えた。
低学年のとき、ぼくはえんぴつを使っていた。でも、えんぴつはすぐに丸くなり細かい字が書けなくなる。そこで削らなければならないが、削るには時間がかかる。しかもそのせいで集中できない。そこでシャープペンを買った。シャープペンはいつも細くて丸くならないが、芯をださなければ書けない。シャープペンの後ろのボタンを「カチッ」と押すと芯がでる仕組みだ。テストのとき、シャープペンをカチカチいわせ芯を出していたら、先生に「集中してください」と注意された。
そして最近、文房具屋で「フレフレシャープペン」を発見した。フレフレシャープペンはペンをふるだけで芯が出るので便利、やっと集中できるようになった。人が困難を発見し、道具を生み出して解決することは、人類の熱心さと知性をあらわしている。
ショベルカーのアームはカマキリの鎌(かま)をまねして作られたのを知っていますか。またダイビングの時にはくフィン(足ヒレ)はカエルのヒレをまねして作られているのだ。このような構造はバイオミミクリーという。バイオミミクリーの技術は私たちの生活の中でよく使われている。
なぜ人間は生物たちをまねしてバイオミミクリーというものを作りだしたのであろうか。
それは生物は自然の中でいつも一番正しい答えを持っているからではないか。生物たちは一番効率がよく材料も少なく、最も役に立つ簡単な答えを知っている。だから原子レベルでこのような行動をしているすごい生物もいる。
しかし、人間は自らの手で作り出し挑戦し、失敗をおそれず実験や投資を繰り返して作らなければ、このようなすごい構造も自分のものにはならない。
人間はただ賢いだけでなく、努力をする力もあるのだと考えた。