僕の好きが詰まった瞬間ー赤い電車と僕のコレクション
   中1 ジュンノスケ(akasiyu)  2025年5月4日

パシャリ! 今日は電車の好きな僕が京急の写真を撮影する日だ。京浜急行電鉄こと京急は僕の一番好きな路線である。なぜ好きかというと、見た目もそうだが、2100形というクロスシートを採用した快適な座席と、迫力のある走りが魅力的である。特に特急より早い種別である、快速特急こと「快特」での、スピード感じられるところで、品川と横浜の間では東海道線より早く到着できるほどである。そんなお気に入りの2100形も老朽化が進んでいる廃車はいないもののいつ消えてしまってもおかしくない。少し悲しいが2100形の更新車も、京急らしいスタイリッシュなデザインが光り、伝統を受け継ぎつつも、最新の技術を取り入れたところがお気に入りなので心機一転その更新者をおいつづけるであろう。結局、ぼくはそれぞれの車両ひとつひとつにこだわっているわけではなく、京急のすべてが好きなのだ。

ぼくはそんなかっこいい電車の写真を集めている。それもネットから引っ張っているのではなく自分で撮影しているものである。京急以外にもJRや東京メトロ、西武鉄道なども撮影しているため、かれこれ160枚前後撮影している。 特にお気に入りの写真は、内房線の写真である。行先表示がきれいに撮れたいい写真である。 ほかにも京急の写真などがあるが、行先表示がきれいに映っていたり、季節が感じられる写真であったり、躍動感があったり、僕のお気に入りになる観点が入っていればお気に入りなのである。要するに、お気に入りの写真全てがお気に入りランキング同率一位なのである。

ところで、僕は昔に、電車の写真以外でも集めているものがあった。 それは、ペットボトルのキャップである。いまも学校に持っていくために集めているが、昔は色や模様でわけたりしてコレクションにしていた。 しかし、時間がたつごとにで忘れられていき、結局全てを学校に持っていくことになった。ほかにもドラえもんのキャラクターグッズを集めていたこともあった。ドラえもんは僕の父も小学生のころに好きだったようで、てんとう虫コミックスを全巻持っている。そしてそのコレクションは捨てていないため今もなお残っている。

さて、人間にとってコレクションとは何だろうか。 人間にとってコレクションとはコレクションの持ち主を映す鏡のようなものだと思う。 なぜなら、そこに個人の価値観、好み、記憶、そして人生の軌跡が反映されるからであろう。 人間は無意識のうちに、自分の興味や美的感覚に合うものを集める。それは単なる物の回収ではなく、持ち主の感性や情熱が表れている証でもある。 また、コレクションは持ち主の人生の変化を映すこともあるだろう。ある時期に集めたものは、その人の過去の興味や心境を示し、新たなコレクションが始まることで、新しいステージへ進んでいることが分かるからだ。 僕は、さっき撮影した車両が駅で対向列車とすれ違うのを眺めて、カメラをかまえた。