こうきさん、今回の作文「お花切って」を読ませていただきました。とても心温まる(こころあたたまる)お話で、読んでいてほっこりしましたね。

まず、おじいちゃんとのやり取り(やりとり)から始まる(はじまる)この作文は、家族(かぞく)の大切さや、日常(にちじょう)の中の小さな出来事(できごと)がどれだけ心に影響(えいきょう)与える(あたえる)かを素敵(すてき)描い(えがい)ています。お花を切る作業(さぎょう)大変(たいへん)だったけれど、最終(さいしゅう)(てき)にはお(にわ)がきれいになって、おばあちゃんが喜ん(よろこん)だことから、お手伝い(おてつだい)の大切さを感じ取る(かんじとる)ことができましたね。

また、「まるでお花畑(おはなばたけ)のようになりました」という表現(ひょうげん)は、たとえがうまく使わ(つかわ)れていて、読んでいるこちらも綺麗(きれい)になった(にわ)様子(ようす)想像(そうぞう)しやすかったです。さらに、お母さんの(むかし)の話を加える(くわえる)ことで、文章(ぶんしょう)がより立体(てき)になり、過去(かこ)現在(げんざい)がつながる素敵(すてき)構成(こうせい)になっていました。

最後(さいご)に、自分だけが思ったこと、例えば(たとえば)「もしも、その(ころ)に来れたら、(ぼく)も犬に会えたのにな」という部分(ぶぶん)は、こうきさんの個性(こせい)(てき)感想(かんそう)がよく書けていて、読む人に深い(ふかい)共感(きょうかん)呼び(よび)ます。

このように、こうきさんの作文は、いろいろな「言った」を使っ(つかっ)表現(ひょうげん)(はば)を広げており、とても読みやすく感情(かんじょう)伝わっ(つたわっ)てきました。これからも、いろいろなお手伝い(おてつだい)を通じて、多くの発見(はっけん)喜び(よろこび)を作文に書き続け(つづけ)てくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか):
-たとえがうまく使わ(つかわ)れています
-中心がよく決め(きめ)られています
-前の話聞いた話がよく書けています
-いろいろな言ったがよく書けています
-自分だけがしたことや自分だけが思ったことがよく書けています
 

森リン評価 お花畑みたいになったお庭 sa 05月4週 こうき
字数/基準字数:
452字/300字
思考点:49点
知識点:43点
表現点:46点
経験点:48点
総合点:54点
均衡点:8点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:86点
知識点:80点
表現点:87点
経験点:84点
総合点:84点
均衡点:8点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙9種11個82%49点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙9種12個75%43点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙39種59個66%46点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙19種28個68%48点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
452字
 49点
 43点
 46点
 48点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 9種 11個 (種類率82%) 49点
。もしも,くれるので,すると,たので,だろう,と思う,やると,始まるから,話すと,

■知識語彙 9種 12個 (種類率75%) 43点
一番,全部,半分,大切,大変,根本,横浜,綺麗,菖蒲,

■表現語彙 39種 59個 (種類率66%) 46点
うち,おじいちゃん,お手伝い,お母さん,お花,お花畑,こと,さ,そう,ばあちゃん,みんな,よう,スペース,テレビ,ハサミ,一番,五,今,位,僕,全部,分,十,半分,大切,大変,庭,昔,時,根本,横浜,犬,綺麗,色々,花,菖蒲,誰か,頃,顔,

■経験語彙 19種 28個 (種類率68%) 48点
くれる,と思う,なくなる,やる,れる,会える,住む,出る,分かる,切る,喜ぶ,始まる,待つ,持つ,来れる,枯れる,洗う,見つける,話す,

■総合点 54点

■均衡点 8点
 

お花畑みたいになったお庭
   小3 こうき(aekou)  2025年5月4日

 「お花切って」

と、横浜のおじいちゃんが顔を洗いながら言いました。僕は、そう言われてすぐにハサミを持ってお庭に出ました。一番大変だったのは、沢山あるお花のうち、枯れたお花を見つけて切ったことです。十五分位やると、

「大変だな。」

と、僕が花を切りながら言いました。大変だけど、お庭が綺麗になったら、みんな喜ぶだろうなと思いました。おばあちゃんに話すと、

「今から見たいテレビが始まるから十五分待って。」

と言われました。僕は菖蒲を持って、根本からバサっと切りました。

「枯れたお花が全部なくなって、お庭が綺麗になったね。」

と、おばあちゃんが嬉しそうに言ったので、お手伝いの大切さが分かりました。まるでお花畑のようになりました。昔、お母さんが住んでいた時は、お庭の半分くらいが犬のいたスペースだったそうです。もしも、その頃に来れたら、僕も犬に会えたのになと思いました。いつもお手伝いをすると誰かが喜んでくれるので、これからも色々なお手伝いをしたいと思いました。