雨が降るとひんやりしますね。曇りの日が多くなっています。梅雨も近いかな。
<<え2013/220み>>
わかばさん、作文を読ませていただきました。全体を通して、非常に複雑なアイデアを扱いながらも、わかりやすく表現できています。特に、手と脳の関わりについての考察は深い洞察を示しており、読んでいて考えさせられる部分が多かったです。また、人間と他の動物との違いを説明するために、校長先生の話や昔の人の道具作りについてのエピソードを取り入れている点も良かったです。これにより、テーマに対する理解が深まり、文章がより立体的に感じられます。
たとえがうまく使われていて、「まるで、人間の道具は、いろいろな動物の長所を取り入れる、まぜこぜ機械のようだ」という表現は、人間の工夫を非常にイメージしやすくしています。前の話聞いた話がよく書けており、人間の進化と道具に対する依存の歴史を効果的に示しています。
結びの部分で、書き出しで提起された「人間のシンボル」というキーワードに戻って、読者に対して一貫したメッセージを伝えて終えている点も素晴らしいです。これにより、文章全体が締まり、強い印象を残します。
この作文は、小学5年生としては非常に高いレベルで書かれており、さまざまな視点から物事を考える力がうかがえます。これからもこのような思考力を生かして、さらに多くのテーマに挑戦してみてください。
##項目評価:
-たとえがうまく使われています。
-前の話聞いた話がよく書けています。
-書き出しの結びがよく書けています。
内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1228字/500字
思考点:92点
知識点:58点
表現点:66点
経験点:76点
総合点:69点
均衡点:-3点
■思考語彙 26種 38個 (種類率68%) 92点
、思う,。しかし,。だから,いいかも,いるから,いろいろ考える,するから,せざる,たちにとって,だから,だろう,できるかも,と思う,ないかも,ないから,ないため,ないと,なければ,なるかも,は思う,は考える,も思う,使うと,切り替えるから,常に考える,生きよう,
■知識語彙 30種 50個 (種類率60%) 58点
一生,人間,先生,動物,地球,定着,必要,想像,意味,本能,校長,機械,武器,毛布,気球,活用,温暖,照明,理由,生活,発見,繊細,行動,道具,野菜,鉄砲,長所,開発,飛行機,黒曜石,
■表現語彙 83種 157個 (種類率53%) 66点
いろいろ,おかげ,お話,こと,すべて,そう,それ,たくさん,たち,ないため,ほか,まぜこぜ,もの,よう,コンロ,シンボル,ナイフ,ニンジン,パラシュート,フォーク,ベッド,一,一生,三つ,上,人,人間,今,先生,前,動き,動物,化,地球,多く,定着,家,年,床,形,必要,想像,意味,手,方,昔,本能,校長,楽,機械,武器,毛布,気持ち,気球,活用,温暖,火,照明,牙,猫,理由,生活,発見,目,石,私,空,繊細,翼,肉,脳,藁,蛇,行動,道具,野菜,鉄砲,長所,開発,願い,飛行機,鳥,黒曜石,
■経験語彙 38種 60個 (種類率63%) 76点
、思う,いろいろ考える,かなえる,くれる,しれる,できる,と思う,なくなる,は思う,は考える,も思う,られる,れる,伝える,作る,使う,使える,分かる,切り替える,切り替わる,切れる,取り入れる,寝る,常に考える,感じる,持つ,殺せる,生きる,生まれる,産む,知る,組み立てる,行う,見つける,起きる,飛ぶ,食い止める,食べる,
■総合点 69点
■均衡点 -3点
人間のシンボル、脳
小5 わかば(akahime)
2025年5月4日
『モグラは食虫類に属し』では、筆者は人間のシンボルはたくさんの道具を作り出した手だと述べている。しかし、私の考えを率直に書くと、人間のシンボルは手ではなはく、脳だと思う。手、本来の力は、握るとつかむの動作だけだ。だから、手、本来の力を軸に置いて生きることは不可能だといえる。切ったり、火を使ったり、狩りをしたりできないため、シンボルを持っている他の動物よりひどい生活になることは簡単に予想できる。しかし、約二十万年間も存在していられていた上に、今、とても楽な生活をできているのは脳から伝えられたことを手で行って、形にしているからだ。そういう意味では人間のシンボルは手だといってもいいかもしれない。しかし、手を思い切り活用しているのは脳だから、やはり人間のシンボルは脳だと私は思う。私たちに牙は無いけれど、よく切れるナイフとフォークがある。そして、猫のように決して良い目は持っていないが、それより私たちにとっては使いやすい照明がある。さらに人間の多くは今も翼で鳥のように空を飛びたいと思っている。しかし、飛行機やパラシュート、気球などでその願いはかなえられているだろう。私たちは知らないだけで、道具を使うと、思っているよりたくさんのことができるようになるのだ。まるで、人間の道具は、いろいろな動物の長所を取り入れる、まぜこぜ機械のようだと思った。 一年前に、校長先生が『蛇の脳、猫の脳、人の脳』というお話をしてくれたことがある。人間には三つの脳があり、蛇の脳は、生きる上で必要な動きをしている脳である。猫の脳は、うれしい、悲しいなどの人の気持ちが分かる脳。そして、人にしかない人の脳は、いろいろ考えたり行動する脳である。ほかの動物は人の脳がないため、本能で生きていることが分かった。そして、人間は考えて生きていることも感じられた。
昔から、石を使ってナイフや武器を人間は作っていたそうだ。しかし、黒曜石が発見されて、黒曜石の方が使いやすいと分かってからは、黒曜石に切り替わっていったそうだ。人間は今までより良いものを見つけたら、それに定着せず、良いと思ったものにすぐ切り替えるから、使いやすい道具がたくさんある理由だろうと思った。もし、人間が今までに開発した道具がすべてなくなったら、どうなるか想像してみた。ベッドや毛布がないから、床の上で寝なければならない。その上に、家だって藁を組み立てただけだから、とても繊細だ。鉄砲やナイフがないから、肉も殺せない。だから、野菜だけを食べるのだろう。コンロもなく、火も使えないから、生ニンジンを食べることになるかもしれない。けれど、そのおかげで地球温暖化は一生起きないかもしれないな、とも思った。しかし、今までたくさんの道具を産んできた人間なら、地球温暖化を食い止めることができるかもしれないと私は思った。
人間は常に考え、楽に生きようとするから、こんなにたくさんの道具が生まれるということが分かった。